歯根が癒合している場合の根管の数え方・根尖孔の数

相談者: -ふみ-さん (41歳:男性)
投稿日時:2018-05-03 10:22:24
幾度と質問申し訳ありません。
ご回答いただいている先生方に感謝いたします。

今回の質問は、
・収束歯根は何をもって本数を数えるのか?
・単根で歯髄孔が複数ということはありえるか?

です。

歯根で、単純に歯冠の下から歯根が分岐していれば本数は単純明解ですが、収束していて裂溝のように筋が入っているだけで、形上は1本に見える場合、何をもって歯根の本数を決めるのでしょうか?

特に、私が気になっているのは、親知らずなので、一般的に言われる大臼歯の3根とは限らないと思っています。


また、根が1本で、歯髄孔が複数ということはあるのでしょうか?その場合は、仮に歯髄孔が複数であっても、歯髄孔の数に関係なく根は1本と数えるのでしょうか?



根が収束している場合、レントゲンやCT、更には移植で抜歯して実際に歯根を見ても歯根膜で覆われているため分かりにくいと思います。
どういう基準があるのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-05-03 10:58:20
-ふみ- さんへ

ご質問の目的はなんでしょうか?
保険診療における点数算定のルールが知りたいのでしょうか?

まず収束歯根という呼び名はあまり聞いたことがありません。
歯根が癒合していることを指し示しているのでしょうか?
歯髄孔は根尖孔のことかと思います。

単根で根尖孔が複数あることはあると思います。

抜髄感染根管処置などは歯根の数ではなくて根管数を基準にしていると思います。

親知らずでも単根で二根管や三根管があると思います

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: -ふみ-さん
返信日時:2018-05-03 11:34:29
>柴田幸一郎 先生

早速のご回答ありがとうございます。
「収束歯根」「歯髄孔」今回私が勝手に付けてしまいました。
すみません。

複数の根がまとまって1本のようになっているもの。
歯髄が通っている穴のことです。

目的は、そうですね、根管治療保険算定でどういう状態を単根・2根・3根としているかですね。

保険算定としては、単根であっても根管が3根管あれば、単根ではなく3根として算定するのが通常となっているのですね?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-05-03 11:42:54
通常というよりそういうルールだと思います。

例えば上顎六番は歯根は3本ですが50%以上の確率で四根管だと思います。
EMR電気的根管長測定検査のところに根管とあると思います。

参考
http://www.koyu-ndu.gr.jp/images/20160401tensuu.pdf

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: -ふみ-さん
返信日時:2018-05-03 12:14:34
>柴田幸一郎 先生

早速のご回答ありがとうございます。
確認いたしました。
この表はよく見るのですが、確かに


「電気的根管長測定検査(EMR)(1根管目)・・・・30
2根管目から1根管につき・・・・・・・・・・・ +15」                              と書かれておりました。     


抜髄感染根管処置・根管貼薬処置・根管充填については、単根・2根・3根以上という書き方で、根の数のように思いましたが、別表第二の方で確認すると、これも根管数でした。

領収明細の項目名が素人向けになってないので、レントゲンから根は1本なんじゃないのか?と思った次第です。

ありがとうございました。



タイトル 歯根が癒合している場合の根管の数え方・根尖孔の数
質問者 -ふみ-さん
地域 非公開
年齢 41歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療その他
その他(その他)
根の病気・異常その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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