虫歯予防対策のし過ぎとQOLの低下について

相談者: ざくさん (22歳:男性)
投稿日時:2018-07-01 21:19:33
虫歯予防のため糖分の摂取を控え、1日3食以外の間食は一切せず、PH値の低い飲み物や糖分の多い飲み物は一切口にしていません。
やむを得ない場合を除いて飲み物は水かお茶しか飲まないです。

1ヶ月に何回かはやむを得えずアルコールや甘いものを口にしますが、その際はいつも以上に念入りに歯磨きします。
甘いものを摂取すると後悔してしまいます。


最近は電車内で寝てしまった際も、歯を磨かずに寝てしまったと後悔してしまいます。

もちろん3ヶ月に1回の定期健診は欠かさず受けていて(毎回特に指摘は受けません)、歯のメンテナンス(歯石の除去等)もそのたびに受けています。

毎日の歯磨きも1日3回行い、特に夜は30分くらいかけて行っています(最近になって、やりすぎもよくないことを知り、染め出しを使ってなるべく効率良く磨く練習をしています)。
朝でさえ10分くらいかけて磨いています。
もちろんフッ素フロスも使用してます。


唾液検査などをしたことはありませんが、経験からいって虫歯になりやすい体質ではないかと思います(なりにくいかはわかりませんが)。


そして最近になって、歯を意識しすぎて生活の質QOLを低下しては本末転倒では?と思うようになり、最小の努力で最大の結果を出すことが一番いいのではないかと思うようになりました(例えば、100点を目指すのではなく80点を目指す)。

しかし、どの程度が80点なのかがわからずに結局できていません。


私の100点ではなく、80点を目指そうという考えは正しいのでしょうか?
それともやはり100点を目指すべきでしょうか?

また、80点を目指すとしたらどんなことをもう少し手を抜いても大丈夫なのでしょうか?


よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-07-01 21:31:05
ざく さんこんにちは

>私の100点ではなく、80点を目指そうという考えは正しいのでしょうか?それともやはり100点を目指すべきでしょうか?

人それぞれの価値観がありますから、最後に決めるのは ざく さん ご自身ではないでしょうか?

お話からは、80点を目指して残りの20点分をプロのメインテナンスでカバーしてもらっても良いように感じます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ざくさん
返信日時:2018-07-01 21:43:41
水川先生 こんにちは。
回答いただきありがとうございます。

例えば、日々の歯磨きで多少磨き残しがあったとしても3ヶ月に1度メンテナンスをしていれば問題ありませんか?

やはり夜30分の歯磨きは負担であり、素人考えでは歯茎退縮知覚過敏などの心配もあります。


よろしくお願い致します。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ざくさん
返信日時:2018-07-01 21:56:12
追加でのコメント失礼します。

個人的に考えいるのは、染め出しを使いながら染まっていない部分に関しては無駄に磨いている回数を減らして最小回数にして、歯磨き時間を10分程度にする。

3ヶ月に1度のメンテナンスで経過を診てもらい、指摘がなければそれを維持する。
指摘があったときのみ修正していく。

このような方法で良いと思いますか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-07-01 22:04:22
>素人考えでは歯茎退縮知覚過敏などの心配もあります。

そうですね、歯磨きも、時間よりも、内容が大事です。
間違った歯磨きを長く続けても、磨き残しが出たり、歯を削ってしまったりとかえって良くないこともあり得ます。


>このような方法で良いと思いますか?

その辺については実際に担当の衛生士さんと詰めていくのが良いと思います。
私は、そういったことが真のメンテナンスのように考えております。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ざくさん
返信日時:2018-07-01 22:42:43
やはり担当の衛生士さんとのコミュニケーションが大切なのですね。

お忙しい中ありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-07-02 12:40:35
こんにちは。


もしも担当の衛生士さんがおられるならば、メンタル面についてもサポートしてもらうとよいかもしれません。

会話は常に大切でしょう。


過剰に神経質になる必要はないでしょうし、赤く染め出す液の種類を変えて染まりにくいものにしてもよい場合もあるでしょう。

バイオフィルムが付いていると歯面がヌルヌルしていますから舌触りがまったく異なるはずです。
PCRを指標にされたり歯周検査を指標にされればよいでしょう。


非常に細かいところまでプロに評価してもらうということを定期的に行っておかれれば、そう悩まれる必要はないように思います。


虫歯酸蝕歯周病も慢性疾患ですから、何も起きていない部位に急に不具合が生じるというようなものではありませんので、神経質になりすぎる必要はないように思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2018-07-02 13:58:38
こんにちは。

このようなむし歯予防は完璧だと思います、あとはかかった歯科医の腕次第でしょう、しかし私もやり過ぎだと思います。

健康管理は日々の生活を豊かなものにするためであってQOLを低下させるようなストレスを感じてまでするのはどうかなと思います、要はバランスです。

>最小の努力で最大の結果を出すことが一番いいのではないかと思うようになりました(例えば、100点を目指すのではなく80点を目指す)。しかし、どの程度が80点なのかがわからずに結局できていません。

昔から言われている通り健康のためには早寝早起き、偏食をしない、腹八分目、適度な運動です、できる範囲でなさってはどうでしょうか。

ただむし歯予防だけならお菓子は一日一種類一個が望ましいと考えています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ざくさん
返信日時:2018-07-02 15:20:44
船橋先生、ありがとうございます。


ここで質問しているような細かい内容まで実際の診療で質問できる関係性が一番良いのでしょうが、なかなか難しいところがあります。

何度か質問したことはありますが、基本的に検査で問題がないからなのか時間的な問題からなのか、質問して説明されてまた質問するといったことまでは難しいです。


非常に細かいところまでプロに評価してもらえば虫歯酸蝕歯周病は私の現状ではあまり心配しなくてもいいとのことなので、あとはかかりつけの歯科医院の方針次第のようですね。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ざくさん
返信日時:2018-07-02 15:30:36
山田先生、ありがとうございます。

山田先生からみてもやりすぎだということなので安心しました。
もう少し生活全体のバランスを考えてストレスをためないで無理なくできる虫歯予防を考えたいと思います。


ひとつ驚いたのですが、お菓子は一日一種類一個だけなら食べても問題ないのですか?
私は週に一回でもお菓子は怖くて食べれませんでした。
もしかしてジュースやアルコールも一日一種類一杯だけとかならいいのですか?

よろしくお願いします。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2018-07-02 16:48:52
むし歯予防ならそうなります、例えばフッ素を塗りたくってむし歯予防はできたけれど生活習慣病になってしまったというならしゃれにもなりません。

むし歯のできないおさとうの量 http://www.yamadashika.jp/prevent05.html#02

ただ今では世界中でおさとうの過剰摂取が問題になっています、WHOでは一日のおさとう摂取量は総カロリーの5%未満にすることを推奨しています。

WHOのおさとう摂取量に関する提言 https://www.cnn.co.jp/fringe/35044940.html

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2018-07-02 17:37:28
>私の100点ではなく、80点を目指そうという考えは正しいのでしょうか?
>それともやはり100点を目指すべきでしょうか?

100点のむし歯予防は存在しません。
完璧に虫歯を予防できる方法は確立されていませんので。


>また、80点を目指すとしたらどんなことをもう少し手を抜いても大丈夫なのでしょうか?

合計点で評価するというより弱点を見つけ出し、そこを改善するといった考え方のほうがよいように思います。


無駄なことはやめてもよいでしょう。
たとえば

>PH値の低い飲み物や糖分の多い飲み物は一切口にしていません。

PHの低い食品とむし歯に因果関係がある根拠は乏しいかと


>1ヶ月に何回かはやむを得えずアルコールや甘いものを口にしますが、その際はいつも以上に念入りに歯磨きします。

1週間に1回程度であればむし歯が進行するとは考えにくいです。

また、甘いものを食べた後に念入りに磨いてもほとんど意味はないと考えられます。
(いつでも良いと言う意味であって、食後すぐに磨いてはいけないという意味ではありません。念のため)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ざくさん
返信日時:2018-07-02 18:58:15
山田先生のHP拝見させていただきました。

1日にジュース1杯程度と書いてあったので、ジュース1杯飲んだ日はお菓子を食べず、お菓子を食べた日はジュースを飲まない等と工夫してストレスを溜めず上手に虫歯予防と向き合っていきたいと思います。

ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ざくさん
返信日時:2018-07-02 19:03:54
森川先生、回答いただきありがとうございます。

先生のアドバイス通り、まずは無駄なことや効果の薄いものをやめていこうと思います。


ありがとうございました。
回答 回答7
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-07-03 11:39:55
>PH値の低い飲み物や糖分の多い飲み物は一切口にしていません。

>>PHの低い食品とむし歯に因果関係がある根拠は乏しいかと

これについてですが歯科医師会誌にも書かれていますが、虫歯というのでPHとの関係はないと言いたいかもしれませんが、一般の方が歯冠歯質を失っていくことを虫歯と捉えて表現している場合もあり、歯科が言う虫歯と酸蝕アブフラクションと咬もう、まもうがごちゃ混ぜになって問題を生じているということを常に意識しておく必要があると思います。

ですから防ぎようがない部分もあるのですが、PHの低いものを長時間口に含んでおかないようにされるというのは正解だと思います。


ちなみに食事をするとたいていお口の酸度は低くなります。
しっかり唾液を出して緩衝できていればよいということになります。

または食後にお茶やミネラル水を飲むということでよいように思います。
また肉が好きで胃酸がしっかり出ている方は、胃酸の逆流防止に食事してすぐに横にならないことも大切ですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ざくさん
返信日時:2018-07-03 18:45:23
船橋先生、ありがとうございます。

飲み物でもPHが低いものを摂取した場合はお茶かミネラル水を飲んだりしたいと思います。



タイトル 虫歯予防対策のし過ぎとQOLの低下について
質問者 ざくさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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