酒や糖分の制限に比べて煙草は禁煙、考えが極端ではありませんか?

相談者: ざくさん (22歳:男性)
投稿日時:2018-07-18 13:29:14
歯科だけでなく医科でもそうなのですが、お酒や甘いものに関してはQOLの観点からも制限のし過ぎでストレスを溜めては本末転倒だという考えの先生も多いと思いますが(健康な状態の患者の場合)、なぜタバコに関しては極端に禁煙あるのみなのでしょうか。

過ぎたるは猶及ばざるが如し。
とよく言いますが、タバコだけは違うのですか?

よろしくお願します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-07-18 13:44:13
タバコは健康を損なうという事は証明されています、受動喫煙も問題になっています、先だってなくなった歌丸さんもタバコが原因のCOPDだったといわれています、それでも喫煙なさるのは自由だと思います。

喫煙は結構はた迷惑ですよ。

お砂糖も過ぎれば生活習慣病の原因になります。

WHO糖類摂取量に関する新ガイドライン http://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu04220570294

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-07-18 14:27:01
お酒もタバコも甘い物も、それらの製造に携わっている方の生活も関わってきますから、一概に禁じる事は難しいですよね。

ただ、世界的な方向として先進国ではタバコは吸わせない方向に舵が切られているので、関連法案や条例もそういう方向になっていますから、医科や歯科も指導をしっかり行うようになっています。

副流煙は本当に困りますので、特にお子さんの近くでは絶対に吸わないようにして下さい。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-07-18 16:25:01
たとえばタバコと肺がん、吸わない人の4〜5倍のリスクと言われてますが、これほどの強力なリスクファクターは酒や甘いものに関連する疾患では存在しません。

また、酒に関しては週1杯程度から1日1升などその摂取量の差が非常に大きいですが、タバコに関しては1週間に1本なんて人はまずいませんよね。

習慣性があるのであれば毎日吸うのが普通なんじゃないでしょうか。
つまり酒で言えばかなりの量を飲む人しかいないのがタバコということになるかと思います。

非常に多くの疾患に対してリスクが非常に高いうえに、ほぼ間違いなく摂取量もそうとう多くなる、このことがタバコを特別扱いする理由なんじゃないでしょうか

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2018-07-18 17:08:43
砂糖や酒の過剰摂取は基本的には本人にしか影響が出ません。
(「健康上の」という意味で、酔っぱらって他人に迷惑をかけるというのは抜きです)

タバコは副流煙で周囲の人に健康上の被害が出ることが分かっています。

ちなみに同じ部屋で吸わなくても、同居している家族に影響が出るという報告もあります。

そこが砂糖やアルコールとの決定的な違いではないでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ざくさん
返信日時:2018-07-18 20:43:42
山田先生、船橋先生、森川先生、堀先生、回答頂きありがとうございます。
とても参考になりました。
タバコはやはり吸わないほうがよさそうですね。



タイトル 酒や糖分の制限に比べて煙草は禁煙、考えが極端ではありませんか?
質問者 ざくさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 専門的な質問その他
その他(その他)
回答者




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