セラミックの被せ物を歯科医が削り過ぎて盛り足すと言われました

相談者: みどりクマさん (50歳:女性)
投稿日時:2018-11-15 01:55:59
インプラント治療でセラミック被せ物が出来上がりました。

装着時に、片側がもの凄くキツく、隣の歯がとんでもなく押されるのでその旨伝えると、医師は何度も削っては装着を繰り返しました。

しかし削っても削ってもキツく、何度目かで急にスポッと入り、

「これだと緩いけどしばらく様子をみて」

と言われました。

帰宅後、自分でフロスを入れてみたところ、なんと、あれほどキツかった方とは反対側が、隣の歯との間に全く接点がなくスカスカに空いている状態なのです。

これは間違いなく、医師が向きを間違えて装着し、本来削る必要のない部分を大幅に削ってしまったものと思うのです。

電話でたずねたところ

「合わないから技工士に戻して、盛り足します」

とのこと。

もちろん自分のミスは一切認めず、あくまでも形が合っていないからとしか言いません。


そこで気になるのは、盛り足すという方法で大丈夫なのか?ということです。

質問したところ、陶器というのは削ったり足したりして作るものだから、継ぎ目など出来ず一体化するとの返答でした。

しかし、見た目には継ぎ目が見えないとしても、本当に一体化するのでしょうか?

もしも少しでも、盛り足しでは強度に問題がありそうであるなら、作り直しをして欲しいと思っています。

高額の治療費を払っているのですから、少しでもそういった懸念があるのなら、全く納得ができません。

作り直しを強く要望するべきであるなら、そうしたいと思っています。

ご回答を宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2018-11-15 05:41:27
>これは間違いなく、医師が向きを間違えて装着し、本来削る必要のない部分を大幅に削ってしまったものと思うのです。

インプラントタイプにもよりますが、向きが逆だと先ず入らないので気がつくと思います。

また向きを逆にすれば、頬側と舌側(口蓋側)が逆になります、歯科医ならそれを間違う事はないと思います。

最も可能性が高いと思われるのは、隣接面コンタクトを削りすぎただけだと思います。
コンタクトの調整は非常にデリケートで、ミクロン単位の調整になります(50ミクロンならOKだが150ミクロンならNGというくらいです)。

補綴物に盛って大丈夫かという疑問には、築造タイプのセラミックなら大丈夫だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みどりクマさん
返信日時:2018-11-16 12:04:36
細見先生
ご回答ありがとうございます。

築造タイプのセラミックなら大丈夫なのですね。

担当医師の説明からすると、恐らくそのタイプということなのかなぁと思いますが。。


装着の件ですが、向きが逆だと入らないのであれば、単に、削る必要のない側を何度も何度も、全く気付かず削っていたということになりますね。

最初に書いた通りですが、削り過ぎた場所というのは、とんでもなくキツかった側とは反対側ですので。

何度目かでようやく反対側を削っていたことに気付いて、本来削るべき側を少し削ったらそちら側は収まり、反対側はスカスカになった、というところでしょうか。。

とんでもなくキツイのに、無理矢理何度も装着したためか、最後に口をゆすいだ時に、出血していました。

そういうことからも、逆向きに装着したのではないかと思ったのですが。
なるほど、、、入らないのですね。


ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-11-18 19:37:08
>医師は何度も削っては装着を繰り返しました。
>合わないから技工士に戻して、盛り足します

まぁ、一から作り直すのが基本です。
一度焼き上げて作ったセラミックに新たにセラミックを盛り足してもちゃんとつかないことが多く、後々その場所で割れてしまうことが多いのです。

そもそも何ども削って調整しないと入らない時点で技術的に失格です

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みどりクマさん
返信日時:2018-11-19 19:17:21
タカタ先生
ご回答ありがとうございます。

盛り足し部分で割れてしまうことが多いのですね。
そして、この場合は作り直しが基本なのですね。

他の医師の治療や技術に対して、なかなか言えないのは承知で質問させていただきました。
良心的なご意見ありがとうございました。

再度、作り直しを強く要望してみようと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みどりクマさん
返信日時:2018-11-20 11:53:52
度々失礼いたします。

再度作り直しを強く要望してみようと思いますが、恐らく、それが普通だとか言い張って承知しないと思います。

盛り足しについては、確かに、使っていて欠けてしまった場合の修理なら当然のことですが、そもそも私には新品を買う権利があります。

被せ物の作成にあたっては、型取りをしたあと、いったん仮の物が出来て、それを装着して高さ調整してもらった上で、本物の被せ物を作成という工程を経ているので、あんなに合わないようなものが出来てくるとは考えられず、何故すぐ気づかなかったのか不思議です。


そこで、他の先生方にもお尋ねしたいのですが、どのように言ったら、作り直しを承知してもらえるでしょうか?

ご意見頂きたいと思います。

宜しくお願い致します。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-11-20 13:44:33
極々一般的な歯科医師ですが、

>盛り足し部分で割れてしまうことが多いのですね。
>そして、この場合は作り直しが基本なのですね。

コンタクトの隙間で陶材すべて外して作り直ししているなんて私は聞いたことないですね。

一般的な歯科医院では、盛り足しをして修正していると思いますよ。
 

私もセラミックの色や形、フィットに問題なくコンタクトだけがユルイ時は盛り足しで修正を行います。

それで、後で盛った陶材が剥がれたことはないですどね。


どうしても作り直しを希望されるのであれば、このページをそのまま見せてみたらどうでしょう!?

ここでの意見は一歯科医師の意見であり、一般的な意見ではないことも多々ありますので、一歯科医師の意見が全体の意見/方針と思わない方がいいでしょうね。


後、インプラントにセラミックを入れても、歯とインプラントの経年変化に差があり、自然と歯とインプラントの間には隙間(コンタクトが緩くなる)が出来てきますから、どこまでこだわって入れた所でまた数年後には隙間が出来ると思いますよ。

おだいじに




タイトル セラミックの被せ物を歯科医が削り過ぎて盛り足すと言われました
質問者 みどりクマさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
歯医者への不満・グチ
クラウン(被せ物)の隙間・適合
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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