強アルカリ物質の歯への影響について

相談者: YFF24さん (31歳:男性)
投稿日時:2018-12-19 22:28:32
アルカリ乾電池の液漏れが原因で非常に神経質になってしまい、悩んでいる者です。

乾電池の電解液(水酸化カリウム)のことをネットで調べ、眼や肌に悪いとの情報を得ました。

今気になっているのは歯への影響です。

すでに水酸化カリウムの液は除去しており、もし残っているとしたら、水酸化カリウムが変化した炭酸カリウムの白い粉だと思いますが、PHが11程度の強アルカリとのこと。

歯のエナメル質がだいたいPH5.5以下の酸で溶けることは知っていますが、
もし炭酸カリウムのような強アルカリ物質が口に入った場合、例えば歯を溶かすなどの、害になるようなことは起こりますでしょうか?


既に乾電池のメーカーに問い合わせていますが、こんなことで問い合わせる人は滅多にいないからなのか、明確な回答は得られませんでした。

恐れ入りますが、どうかご回答を宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-12-19 23:53:50
歯は溶けなくても粘膜が化学やけどを起こすかもしれないと思います。
乾電池をどうかしたのですか?

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-12-20 10:27:21
>もし炭酸カリウムのような強アルカリ物質が口に入った場合、例えば歯を溶かすなどの、害になるようなことは起こりますでしょうか?

柴田先生も書かれていますが、歯を溶かすことはないかと思います。
あくまでも、歯が解けるのはPH5.5「以下」ですから。

ただ、粘膜などの軟組織には悪影響を及ぼしますと思います。

乾電池を口に含んだのでしょうか?
軽く舐めたくらいでは特にどうという事はないとは思いますが、もしご不安なようであれば「口腔外科」を標榜している歯科医院にて診査して頂いても良いかと思いますよ。


ご参考程度にしていただければと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-12-20 11:11:28
エナメル質は有機質の割合が低いのでほとんど変化はないと思いますが、象牙質は有機質がある程度含まれますので、長い時間作用させると強アルカリにより変性が起きると考えられます。

ただ、現実的にそういった状況は考えにくいです。

あるとすれば強アルカリの食品を頻繁に良く咬んで食べるといったことで、咬耗して露出した象牙質がさらに減る可能性はあるかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: YFF24さん
返信日時:2018-12-21 22:45:53
先生方、大変親切なご回答をありがとうございます。

電池の液の乾いた粉が確実に口に入ったかははっきりしていませんが、ベッドで寝ている顔の真横の場所で置き時計から液漏れが起こりまして、ネットで調べれば調べるほど不安になっています。

ですが、強アルカリでも溶けないとのことでホッとしています。
本当に有難うございます。

あと、強アルカリの食品についてですが、今後の参考までにどんな食品があるか教えて頂けませんか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2018-12-22 09:57:45
こんにゃくが強アルカリ性みたいですね。

ただあく抜きせずに食べるとゲロまずですから、現実的に強アルカリ食品は存在しないのかもしれません。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2018-12-22 12:55:43
リンク先が正しいかどうかは分かりませんがこんなHPがありました。

参考
http://tooth-health.mjapa.jp/ph-value-of-the-main-foods.html

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: YFF24さん
返信日時:2018-12-28 22:05:42
先生方、引き続いてのご回答をありがとうございます。

こんにゃくやほうれん草など、意外に身近な食品が強アルカリ性だと知って驚きました。
リンク先のページも今後、参考にさせていただきます。

先生方のおかげで、この度の不安が解消されました。
重ねてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。



タイトル 強アルカリ物質の歯への影響について
質問者 YFF24さん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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