クラウン装着後1ヶ月、噛んだ時の痛みと温冷時にしみる症状(海外)

相談者: ジャーベラさん (48歳:女性)
投稿日時:2019-01-22 21:59:42
症状は全くなかったのですが、歯科検診に行った際に、右上5番に虫歯があり治療後はクラウンが必要と言われ1500ドル支払いクラウンが入りました。

仮歯の時から温かいもの冷たいものがしみ、噛むと痛みが走りました。
クラウンを入れれば治ると言われクラウンを入れてもらいました。


しかし症状は変わらず、再検診。高さの問題だろうと調節してもらいましたが、1ヶ月経った今も同じ症状が続いています。

再度みてもらいましたが

「何も原因は考えられないが今でも症状が続くのはおかしい。一度クラウンを外して入れ直してみよう」

と言われました。
作り直すことによって歯にダメージがあるのでは?と訪ねてたところそれは大丈夫との事。



医師によると、冷たいもの熱いものがしみても痛みが一瞬で消え、夜中に痛みで目が覚めて痛み止めが必要とまで行ってなければそれは神経がダメになっているわけではなさそうだから、もしかしたらクラウンの下に空気か水分が入ってしまっているのかもしれないし、なんともいえないと言われました。
いまでは下の歯までも痛み&違和感を感じて始めています。

神経は残したいのですがこのまま再度クラウンを入れ直して治るとも限らないのかと思うとどうしたらいいものか悩んでおります。
空気や水分が入っていた場合噛んだ時の痛み以外にも熱いもの冷たいものが染みるという症状もあるものなのでしょうか?


海外在住で治療が高額な為に他の歯科医には相談できずにおります。
治療費や今後の治療を考えると毎日暗い気持ちになっては落ち込んでしまいます。
どうかご意見をお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-01-23 10:33:19
こんにちは。

まず虫歯があったのであれば治療は必要だったのだろうということになります。
また虫歯が大きければ冠にしなければ長期の保存ができなかったので冠になったのだろうと考える事になると思います。

歯科受診によって虫歯を発見してもらい治療に至った場合によく問題になるのが、虫歯の症状が全くなかったのに虫歯治療によって痛みが新たに生じた場合でしょうが、そういうことは割とよくあります。

治療する際に虫歯の慢性の状態以上に急激な侵襲が生じるからです。


虫歯治療は歯科医が一番よく行う治療ですが難しい治療だと思います。

新たな症状が生じた際に歯科医にできる事は治療をやり直すことか次のステップ(抜髄)に進む事くらいになります。


患者さんにできる事は患歯を出来るだけ安静にして歯髄炎症が落ち着くのを待つことです。

歯を当てないようにしていただくとか、熱いもの冷たいものを患歯に当てないようにしていただく事や炎症を酷くするような行為を行わないようにしていただく事でしょうか。


熱いもの冷たいものがしみるというのは痛いの軽いものと考えていただくのがよいと思います。
悪化してズキズキ痛くならないように暫く安静にされておくのが良いのかもしれませんね。


もしもメタルの冠であれば熱伝導性によって暫く熱いもの冷たいものがしみるでしょうが半年程度でなくなるでしょう。
今回ご相談では歯科医により熱伝導性の低い素材への変更の提案がなかったようですから、切削量の多いジルコニアハイブリッドだったのでしょうか?

セメンティング時の問題かもしれないという説明だったようですから手技上の不安もお感じなのかもしれませんが、こればかりは行った歯科医にしかわかりませんのでなんとも言えません。


患者さん側でできる事をとりあえず行って頂き落ち着くかどうか経過を観察されるのが一般的かと思います。

ご不安でしょうが暫く安静にされてもよいのかもしれませんね。お大事にお過ごしください。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
メイクスマイル歯科(東京都文京区)の森田です。
回答日時:2019-01-23 11:15:00
ジャーベラ さん、こんにちは。

仮歯の時から温かいもの冷たいものがしみ、噛むと痛みが走りました。クラウンを入れれば治ると言われクラウンを入れてもらいました。

治療後より、しみるということでお悩みなのですね。

神経のある歯を削った場合、削ったことによる影響が徐々に出てくることもあります。

船橋先生もご回答されていらっしゃいますように、歯医者が行える次の治療は「抜髄」になって行くことが多いです。

まだ抜髄をしなければならない状態ではないと主治医の先生も判断しているようなので、少し症状が気になるかとは思いますが、少し様子を見られてもよろしいのではないでしょうか。


クラウンを作り治すのであるなら、例えばメタルをセラミックに変更ということであれば意味があるとは思います。

歯にとっては、何度も治療をされるのは望ましいことではありませんので、治療の時期を担当の先生とごよく相談されることをお勧めいたします。


参考になれば幸いです。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-01-23 13:56:22
ご相談ありがとうございます。

>空気や水分が入っていた場合噛んだ時の痛み以外にも熱いもの冷たいものが染みるという症状もあるものなのでしょうか?


ありえます。

セットするときは総仕上げであり、それも含めて最も注意が必要だからです。


>下の歯までも痛み&違和感を感じて始めています。

これも関連があり得るからです。



>神経は残したいのですがこのまま再度クラウンを入れ直して治るとも限らないのかと思うとどうしたらいいものか悩んでおります。

まず原因を突き止めることが大事です。

一般的なこと以外で特殊な例では、海外でよく起こることととして民族の違いがあります。
ご存知のように見た目の体格と栄養が全く違うように、歯の構造も大きく違います。

華奢な日本人に慣れた歯科医師でないと歯を削りすぎてしまって症状が強くでてしまうからです。

この場合は症状をおさめて回復のチャンスを図ることで乗り切れることもあります。


あるいは一般的な原因として感染による炎症を起こしていることも考えられます。
特に削りすぎると、神経につながる細い管(象牙細管)の直径がとても太くなり、そのリスクが高まります。
この場合は、一過性の炎症で収まるか進行してしまうかどちらかとなります。

いずれにしろ、早めの対処が必要です。
よく相談しましょう。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2019-01-23 18:22:35
ジャーベラさん

こんばんは
冷たいものや熱いものでしみて困っていらっしゃいますね。

文面からすると、どうも(冷たいものや熱いものの)刺激があった時だけ感じていらっしゃるようですが、よろしいでしょうか。

そういう場合は、被せたもののどこかに隙間がある事をしめします。
風をかけたら、しみて痛いとかで、確定診断することが可能です。
そしてそこを封鎖すれば症状が取れます。

しかしながら、冠が被さっているので、隙間に細菌も入り込んでいるかもしれません。
したがって、やはり外して、仮歯の状態でしみる状態がなくなってから被せるのが普通です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ジャーベラさん
返信日時:2019-01-24 12:06:59
先生方皆様、とてもご丁寧な回答を頂き感謝しています。
ありがとうございます。
全てのご回答がとても参考になりました。


残念ながら症状は一向に変わらないので予定通り治療をしてもらいます。

次回の仮歯の段階で症状が治まってくれるといいのですが、今のクラウンを入れる前の仮歯が入っている最中から同じ症状だったので次回の治療の際にその辺も主治医にも心配であることを相談したいと思います。


付け直しがうまく行って早く安心したいです。
歯の悩みは精神的にもきついですね…


改めましてご回答頂いた全ての先生にお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。



タイトル クラウン装着後1ヶ月、噛んだ時の痛みと温冷時にしみる症状(海外)
質問者 ジャーベラさん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
歯科治療後の歯の痛み
むし歯 治療後の痛み
クラウンを被せた後の痛み
海外その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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