虫歯では無い歯髄炎、抜髄は必要か?(ハンガリー)

相談者: Kema2013さん (53歳:男性)
投稿日時:2019-05-06 23:18:19
部位:左下7番目(奥から2番目)
状態:過去虫歯治療有り、部分的に銀被せ、神経有り

経緯:
@3月18日痛みのため当地歯科医院受診
レントゲン撮影虫歯現認されず、歯肉炎を疑い、炎症を抑える薬塗布経過観察とした

A4月16日再受診−断続的に痛みが続いたため歯髄の炎症を疑い、銀歯を外す、虫歯の所見なし。
炎症を抑える薬処置後、仮保護処置。
2週間の経過観察とし、痛みが治れば本復旧の予定とした。

B4月30日再々受診−激痛は無いが頓痛は継続、断続的に頭痛や耳痛を伴う神経を取る処置を出来るだけ避けるため、再度炎症を抑える薬処置後、仮保護処置。

C本日5月6日現在、断続的な頓痛は継続


ご相談事項:
Q1 根管治療(神経を取る)は避けられない状態でしょうか?
Q2 根管治療の前に試すべき処置は無いでしょうか?
Q3 炎症を抑える方法(積極的に冷やす等)はありますか?


以上、宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-05-07 07:30:05
Kema2013さんこんにちは。

左下7番目に断続的な頓痛が継続しているのですね。

>Q1 根管治療神経を取る)は避けられない状態でしょうか?

一般的に今まで経過を診ると必要性は高いように思われます。


>Q2 根管治療の前に試すべき処置は無いでしょうか?

まれに、隣在の歯や上下逆の歯が原因のことがありますので、今治療をしている歯以外ももう一度よく診てもらうといいかもしれません。


>Q3 炎症を抑える方法(積極的に冷やす等)はありますか?

断続的に頭痛や耳痛が筋痛からきている場合は、マッサージも有効ですし、TCHに気を付けてみるのも良いかもしれません。

参考:TCH、歯列接触癖


お大事に。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-05-07 08:26:32
根管治療神経を取る)は避けられない状態でしょうか?

歯髄は出来るだけ保存した方が良いのは基本の基ではありますが、既に「断続的な頓痛は継続」な状況なのでしたら、残念ながら、抜髄が無難な状態に至っているのかもしれません。


>根管治療の前に試すべき処置は無いでしょうか?

実際の状態が判りませんが、当該の歯が左下7番なのでしたら、8番=親知らずの抜歯も一法かもしれません。


炎症を抑える方法(積極的に冷やす等)はありますか?

自身で出来ることは、熱い物や冷たい食品は避け、また、指や舌はもちろん他の歯で刺激を与えないよう安静を意識して生活することぐらいでしょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
クレア歯科クリニック(杉並区阿佐谷北)の平岡です。
回答日時:2019-05-07 11:12:13
Kema2013さん、こんにちは。

神経の治療は避けられたら避けた方がいいのは確かかと思いますが、
症状的に避けることが無理な場合は致し方ないかもしれません。


それよりも気になるのが、海外ということですが、どちらの国でしょうか?

もしアメリカ等であれば、アメリカのエンドドンティストの治療を受ければ、日本で保険で適当な根管治療になってしまう可能性を考えると、よっぽど良いかもしれません。


また、歯科医療のあまり発展していない国々なら、よほど良い医療機関を選ばないと、かなりな確率で問題を起こしてくるかと思います。



どちらの国でどのような医療機関で治療を受けていらっしゃるのでしょうか?

それによっても今後の対処が変わってくるように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Kema2013さん
返信日時:2019-05-09 15:58:38
ドクターの皆さま、
ご回答、ご助言ありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ございません。
ご質問に対する回答と追加の質問を追記させて頂きます。


現在ブダペスト(ハンガリー)に在住しております。
当地ハンガリーの歯科はヨーロッパの他国に比べて安く、腕がいいと評判の様でDental Tourismの人気スポットにもなっていると聞いております。

私が受診している歯科医(Titan Dent Kft.)は日本語での会話が可能で、ここまでの治療と説明(痛みの理由など)に不信感はありません。

特に、信頼できると感じた点として、抜髄治療で完全にこの痛みが治るとは限らないとリスクを前提としており、患者が望まない限り抜髄治療は出来るだけ避けたい方針である事。
また虫歯による歯髄炎ではないので、患者が痛みに耐えられるのであれば抜髄治療を急がなくても良いと患者の意思確認を優先している事。


現時点でやはり痛みは治まっておらず、来週火曜日から抜髄治療へ移行しようと考えております。

そこで、ドクター達が言及される抜髄治療のリスクと対策、完治しなかった場合(痛みが取れない、しみる、噛むと痛むなど)その後のとるべき処置についてご教授頂けると幸甚です。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Kema2013さん
返信日時:2019-05-10 18:51:12
ドクターの皆さま、
追加の質問を以下にまとめます。

1.抜髄治療のリスクと対策

2.抜髄後、完治しなかった場合の次の処置
※痛みが取れない・しみる・噛むと痛むなど症状が改善しない場合

3.抜髄治療を延期した場合のリスク
※頓痛と右でしか噛めない事さえ我慢可能なら、 虫歯起因では無いので緊急性は無いと思うため。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2019-05-10 23:57:09
Kema2013 さん

こんばんは。
海外で痛み、大変ですね。

追加のご質問にはお答え致しませんが、まずは、痛みの原因が何かを探してもらってください。

治療に関しては色々と、説明を受けられているようですが、肝心の診断が全く出来ておりませんね。


4月16日に麻酔して治療をされているわけですから、その時点で、歯が原因かどうかはわかっているはずです。
治療中はいかがでしたか?

あるいは治療後は痛みに変化がありましたでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Kema2013さん
返信日時:2019-05-11 01:16:57
宮下先生、
コメントありがとうございます。

真因については言及されていません。
現物確認とレントゲンにより虫歯による歯髄炎ではないとの事。

歯の断面模型を使い説明を受けたのは、根っこの部分はとても細い空間を神経と血管が通っており、硬い物を噛んだ衝撃や噛;み合わせの悪さなどの刺激により、炎症を起こしている可能性が高いと判断されているようです。

それはレントゲンでは分からないのですか?との問いに対し、レントゲンでは分からないと説明されております。
実際のレントゲンでも炎症部位は表出していない現認出来ないのだと思っています。


私も真因が知りたいので、次回考えられる要因を一覧にして真因の可能性について説明を求めようと考えています。

以下インターネットネット情報より。

1.虫歯(う蝕
2.知覚過敏象牙質知覚過敏)
3.歯周病
4.歯以外に原因がある(非歯原性歯痛
1) 筋・筋膜性歯痛
2) 神経障害性歯痛
3) 神経血管性歯痛
4) 心臓性歯痛
5) 上顎洞性歯痛
6) 精神疾患による歯痛
7) 特発性歯痛


ご質問について以下回答します。

4月16日に麻酔して治療をされているわけですから、その時点で、歯が原因かどうかはわかっているはずです。
治療中はいかがでしたか?

先生の目視確認で虫歯による歯髄炎では無いという判断があり
4/16及び4/30の麻酔治療は目に見えない部位の炎症を抑える薬を処置の後、仮保護材(ピンク色)を施し経過観察としたというのが私の理解です。


あるいは治療後は痛みに変化がありましたでしょうか?

治療後、劇的な変化を感じていません。
 例えば、数日は痛みから解放されたという事はありません。
 麻酔が切れ、直ぐに痛み始める訳ではありませんが、翌日仕事中に気が付けば頓痛がある感じでした。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2019-05-12 11:43:08
Kema2013 さん

おはようございます。

思い出せないですかねー。
もっとも重要な情報を。

治療中に麻酔をして頂いた際に、全ての痛みが消えたかどうか

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Kema2013さん
返信日時:2019-05-12 14:35:28
宮下先生、
お世話になります。

麻酔後は全ての痛みは消えました。
仮の被せを外す際の振動、乾燥させる際のエア、うがいの際の水なども沁みませんでした。

麻酔が効いている間は、頭痛など鈍痛もなくなり、このまま炎症が消える事を期待しました。


週末にも関わらず返信頂きありがとうございます。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2019-05-15 14:54:48
Kema2013 さん

こんにちは
ご回答ありがとうございます。

麻酔後は全ての痛みは消えました。』

ということですから、歯(歯髄)が原因か、歯肉が原因かです。
持続性の痛みではなかったと思いますので、今のお痛みは歯髄が死んでいく際の痛みですね。
残念ですが抜髄をしてもらった方が良いと思います。


『麻酔が効いている間は、頭痛など鈍痛もなくなり』このまま炎症が消える事を期待しました。

そのタイプの痛みは『歯髄の痛み』に関連して感じていただけですので、あまり対応は必要ないですね。
抜髄すると、その痛みもなくなるはずです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Kema2013さん
返信日時:2019-05-15 15:46:34
宮下先生、
ご回答ありがとうございます。

先生の質問の意味を考え、これまでの情報を勘案し、直前まで先送り自然治癒に期待するか悩みましたが、昨日予定通り、抜髄治療を始めました。

虫歯でなくても歯髄が死んでいくという状態があることを教えて頂きとても勉強になりました。


今回は歯髄を除去、薬処置、表面の仮復旧まで。
今朝の状態は、頓痛が残り、咀嚼時に痛みは走りますが、冷たい水はしみませんでした。

次回は歯髄除去部位の本復旧、表面の仮保護まで。
3回目で表面の本復旧の予定です。

現在の痛みの経過観察の後、本スレッドの解決としたいと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Kema2013さん
返信日時:2019-05-20 00:13:37
ドクターの皆様、お忙しい中、アドバイスを頂きありがとうございました。

抜髄後の痛みも無くなり、鈍痛に悩まされる生活も終わりそうです。

海外での治療の不安が和らぎ、間違った判断のリスクが減り、治療を進める事ができ、改めて感謝申し上げます。



タイトル 虫歯では無い歯髄炎、抜髄は必要か?(ハンガリー)
質問者 Kema2013さん
地域 非公開
年齢 53歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
歯科治療後の歯の痛み
むし歯 治療後の痛み
海外その他
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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