ブリッジの再治療、耐久性のある素材は?

相談者: ららやさん (54歳:男性)
投稿日時:2019-06-03 17:02:19
過去に治療したブリッジが結束したため、新しくブリッジを作り直しています。

現在型どりが終わった段階です、ブリッジの素材にメタルセラミックを勧められています。
保険外なので高額です。


土台の歯が限界で次回は入れ歯になってしまうので、今から耐久性のある物にした方が良いとの事で勧められていますが、実際にはメタルセラミックの耐久性は保険治療の金属と比較してどうなのでしょうか?


ご教授お願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-06-03 17:07:52
ららやさん、こんにちは。

>実際にはメタルセラミックの耐久性は保険治療の金属と比較してどうなのでしょうか?

使用する金属によって異なるかと思います。

わざわざ金属の種類までカウンセリング時に伝えてくれる医院さんはほとんどないかと思いますので、何の金属を使用しているのかを伺ってみては如何でしょうか?


また、保険・自費というよりは結局誰が処置を行ったかの方が耐久や持ちに関しては余程大きなファクターです。

ただ、一般的には同じ先生が処置を行うのであれば時間をしっかりと確保しやすい自費の方が長持ちするとは思いますよ。


ご参考程度にしていただければと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-06-06 08:29:35
ご相談ありがとうございます。


>土台の歯が限界で次回は入れ歯になってしまうので、

ブリッジの目的の一つは、土台の歯を守り、残すことです。


>今から耐久性のある物にした方が良いとの事で勧められていますが、

土台が守れるという意味で耐久性があるならば、それはいい考えです。


>実際にはメタルセラミックの耐久性は保険治療の金属と比較してどうなのでしょうか?

一般的に言って、物質自体の耐久性は、保険治療の金属の方が強いと言えます。

なぜならば、保険で採用する時にきちんと強度計算されて設計製作された保険の金属だからです。
そして、メタルセラミックは白いセラミックの部分が脆くて欠けやすく、噛み合わせ咬合)が変わってしまって、土台の歯や、他の全部の歯を守る働きが減ってしまうからです。


もちろん、自由診療となれば、目的は歯を守ることが大事ですから、セラミックの部分が欠けないように、きちんと(咬合)検査することもできます。

ただ、検査の種類が多くまた時間も回数もとても多くかかります。
それでも歯が一生残った方がいい場合は、手間暇かける価値があるからです。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-06-06 11:22:57
こんにちは。

メタルセラミックメタルボンドとかセラミックボンドとも言われ、陶剤を焼き付けることができるメタルを強度や精度が必要な部分に使用して、審美的に見えやすい部分やポンティック底面等にセラミックを焼き付けて作製するものだと思います。

陶剤と金属は物性が異なるため保険の金パラ一体構造物よりもデリケートで繊細な治療と技工上の操作が必要になります。


どちらが頑丈か?と問われれば、保険の金パラブリッジのほうが頑丈でしょう。

金銀パラジウム合金で作製したブリッジは頑丈だと思います。
重さも重いので歯の負担になるのでポンティック部は金属を設計上くり抜いておき軽い樹脂を詰める事もされるかもしれません。

対抗する歯は天然歯であれば歯ぎしりをしていると削れたり欠けたりしてきます。金銀パラジウム合金のほうが頑丈だからです。



〉過去に治療したブリッジが結束したため

一つわからなかったのは結束とはどういう状態を示していますか?

頑丈なはずの保険のブリッジが駄目になったのでしょうか?
それとも土台にしていた歯の方に問題が生じたのでしょうか?
金銀パラジウム合金は歯茎にとっては嫌な材料のようで歯茎はどんどん下がりやすくなりますから、修復物のキワの御自身の歯にトラブルを抱えられたのかな?と想像しました。


または保険治療で時間を十分取れず治療したものが脱離したのかな?と想像しました。
頑丈すぎるので咬耗をほとんどしませんから全体的な噛み合わせのバランスが壊れてくると揺すられセメントが崩壊して二次虫歯や脱離の原因になりますからね。
土台が弱ければ歯根が破折することもあります。


素材を選択される場合、頑丈で壊れなければいいというほど歯科治療は単純ではなありませんから、歯科医の診たてにより少し高額になっても頑丈すぎない素材での治療を勧められたのかもしれませんね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ららやさん
返信日時:2019-06-06 19:09:24
皆さま ご回答ありがとうございます。


その後、歯科医院で再確認しました。
耐久性という点は素材の強度というよりは、二次カリエスを防止するという点で保険治療のパラジウム合金より、自費セラミックメタルの方が優れているという事でした。

過去に治療したブリッジは土台との結合部分が欠損して隙間が出来ていたため、むし歯になる前に交換となったものです。


話を聞くと自費の方かなとも思いますが、金額差が大きいのでやはり悩んでいます。



タイトル ブリッジの再治療、耐久性のある素材は?
質問者 ららやさん
地域 神奈川
年齢 54歳
性別 男性
職業 会社員(技術系)
カテゴリ メタルボンド
ブリッジ治療法
ブリッジその他
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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