歯ぎしりがある場合の奥歯のジルコニアについて

相談者: アレクサさん (44歳:女性)
投稿日時:2019-09-07 12:47:32
歯科医皆様の意見をお聞きしたいのですが、フルジルコニアについて硬すぎるので歯根が割れるという先生と、歯根が割れるのはジルコニアの問題ではないという先生といらっしゃいます。

私の場合、歯ぎしり食いしばりがあり、はじめは両奥歯メタルボンドクラウンで奥歯に被せた片方のクラウンが摩耗され低くなってきている事に気付かず痛みを訴えると、反対側の歯が当たっていると削るというのを繰り返し、結果奥歯がとても低くなり前歯にも影響が出てきました。

なんでこんなに低くなったのかと悩んでいたら、そのうち片方メタルボンドのメタルが出てきて銀歯のようになり分かったのです。

それで両方の奥歯をフルジルコニアにしたのですが、ジルコニアは強い食いしばりがある人は、歯根が割れるから取り替えた方がよいと言われ大変悩んでいます。

まずは歯ぎしりを治すのが先行なのはわかっておりますが、フルジルコニアのような硬い物では無い方がやはりよいのでしょうか?
皆様はそのような場合どの様な治療をオススメされますか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-09-07 14:16:28
ご相談ありがとうございます。
 

>フルジルコニアのような硬い物では無い方がやはり
よいのでしょうか?


そう思います。



>皆様はそのような場合どの様な治療をオススメされますか?


目的が、頑丈な歯を入れるのであればフルジルコニアを選択するのもありでしょうが、私はいたしません。

なぜならば、
歯への悪影響をまだ解決できていないために、日本以外では決してしていないからです。

他の科学的な方法を検討します。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: アレクサさん
返信日時:2019-09-07 19:57:53
ありがとうございます。
科学的な方法とはどのようなものですか?
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-09-08 10:48:49
こんにちは。

ジルコニアは様々なものが新たに出てきていますから、なんともいえないということになると思います。

昔は1200MPaという高強度のものしか市場に出回っていなかったのですが、今はどんどん強度が低いものも出回ってきています。
今後もバリエーションが増えていく素材だろうと思います。

材料がない日本では、安価な材料代で改良しがいがある素材の進化は大いに望まれるところだろうと思います。

アメリカでは、メタルからフルジルコニアへどんどんシフトしてきていますから、流れは止まらないだろうと思いますよ。

歯根が割れるか割れないかは、冠の素材よりも残存歯質の状態によるのではないかと思いますし、咬合バランスによるだろうと思います。

>両方の奥歯をフルジルコニアにしたのですが、ジルコニアは強い食いしばりが、ある人は歯根が割れるから取り替えた方がよいと言われ
大変悩んでいます。

これに関してはよくわかりません。
実際に診察する先生は、フルジルコニアというものだけをみるのではなく、レントゲン情報等からも色々多角的に考えて診断されることが多いだろうと思いますから、ネットではなんともいえません。

>まずは歯ぎしりを治すのが先行なのはわかっておりますが

歯軋りは治せないのではないですか?
起床時の歯軋りで力の破壊的な力を出してしまう方というのは、かなり限定されるだろうと思います。
睡眠時の呼吸障害によることが多いのではないでしょうか?

その場合はナイトガードを併用されたり、SLPなどの気道確保型装置を併用されるなどされたほうがよいかもしれませんね。

睡眠時には力のコントロールは困難になり、また起床時と体位も大きく異なりますから、どういうもので冠をしても何等かの装置を使用して守ってあげたほうがよい場合はあるだろうと思います。




タイトル 歯ぎしりがある場合の奥歯のジルコニアについて
質問者 アレクサさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
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