歯列矯正中、高さを出すため奥歯に義歯のようなものをつけた

相談者: ちゅんちゅんこさん (23歳:女性)
投稿日時:2019-12-16 19:51:40
初めまして、歯列矯正を始めてひと月になります。
先日、上の歯の二度目のワイヤー交換と下の歯へのワイヤーの取り付けを行いました。
その時になされた処置についてご質問がございます。


衛生士さんのような方から

「このままだと装置を歯で噛んでしまう」

と突然言われ、「高さを出すため」と奥から二番目の歯だけに義歯のようなものをくっつけられました。

私は正直に言いますと困惑していて飲み込めずにいました。
ちゃんとこの義歯はいつ取れるのかを聞けばよかったのですが、医師の方々からも詳しい説明はなくそのまま帰宅しました。

義歯のついた歯から前にある歯はまったく接触することがなく、食事がとてつもなく不便です。
物を噛む時、高さ確保のために使用された奥から二番目の歯(上下左右合わせて四本)以外はまったく触れ合うことができない状態です。

私は歯列矯正に伴って舌癖も治そうと思い、歯と歯の間に必要だと言われている数ミリの空間もようやく自然に確保できるようになっていましたが、義歯がついたことによりそのスペースが乱れかなり意識していないとその部分だけが下の歯に接触してしまいます。

本日電話で質問しようと思いましたが繋がらず、いてもたってもいられずにこちらで質問させていただきました。

具体的にどこの歯で装置を噛んでしまうのかも聞けていませんが、鏡で確認する限りだと上の前歯が下についた装置に当たってしまうということなのかなと思いました。

ネットでこういった症例がないか検索しましたが見つからず、かなり不安でいます。
こういった処置はよくあることなのでしょうか?

分かりにくいところがありましたら大変申し訳ございません。
とにかく不安でいっぱいです、宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-12-16 23:54:53
説明としては、そういうことになるのですが、順番が逆だったかもしれません。

ブラケットの装着位置というものは、切縁から何ミリという標準があります。

ところが、かみ合わせが深い方であれば、その位置につけると対合歯と当たってしまうということが生じます。
下顎の歯は常にこの危険性はありますし、上顎の歯で言えば、中に入っている側切歯などが該当します。

そのため、ポジション自体を変えないのであれば、臼歯部を高くして、これらの部分が当たらないようにする必要が生じてきます。

今回、1か月の間でブラケットが脱落しなかったのであれば、それなりの位置についているものと考えられます。
とはいえ、咬合力で外れる危険性や、歯が動いてきたときに対合歯と当たる危険性を考えて、このような処置をしたのではないかと思われます。

「まったく噛んでいない」というのはおそらく不便なうえ心配になるのではないかと思います。
とはいえ、かみ合わせは次第に浅くなってくるはずですし、あるいは、口蓋側に入っていた歯が唇側に出てくるということで、この処置は不要になるものです。

その時期がいつになるのかによって、この装置がいつ不要になるのかが変わってくるものと思われますが、とりあえずは半年をめどと考えているのではないかと思います。

矯正治療というものは、初めは我々が考える以上に様々な不都合や不快感が伴うものです。

しかし、これらの不快感も時間とともに慣れてくることが多いものです。

とりあえず1か月様子を見ていただいて、それでも変わらず不調があるようであれば、担当の先生にご相談いただいてもよろしいのではないかと思います。




タイトル 歯列矯正中、高さを出すため奥歯に義歯のようなものをつけた
質問者 ちゅんちゅんこさん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正のトラブル
噛み合わせに関するトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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