右下7番にヒビ、根管治療継続か抜歯かで迷っている

相談者: 虫歯なしさん (57歳:女性)
投稿日時:2020-01-08 14:25:27
1回目の右下7番の根管治療が済みました。
もともとヒビが入っており、深ければ抜歯と言われていましたが、実際に削ってみたところ、歯の根が分かれるあたりの少し上までひびが入っているようだとのことでした。

ただ、ぱっくり割れているわけではなく、ぎりぎりのところでつながっているようです。

根管治療も何とかできそうな口ぶりでしたが、抜歯を勧めているようにも感じられました。


こちらのサイトでいろいろ読ませていただき、自分の歯を残せる可能性があるなら残した方が良いと思いますが、ヒビが止まっている場所が気になります。
担当医の口ぶりもあり、抜歯するか迷いがでてきました。

このような状態の場合、補綴のおさまりなども含め、抜歯にするかどうか、何か判断基準とできるものがあれば教えていただけないでしょうか。


治療対象の歯の状態です。、
・根が分かれる少し上でつながっているようだ
・歯の管が細くて複雑に曲がっている
・管は4本ある

管の状態と本数から、根管治療そのものも長く通院することになるとのことでした。
何回ぐらい通うかは聞いていません。


治療としては根の治療をしてセメントで接着し、金属の冠で押さえて割れないようにするくらいしかできないそうで、しかもあまり長くもたない(数年?)ようです。

自費での治療を受けており、長引くと通院のたびに最後に支払う根管治療費以外のマイクロスコープ料だけは必ずかかることとなり、出費がバカになりません。


歯茎近くの高さまでヒビが入っているので、歯内治療を終了後、冠が問題なくかぶせられるのか、不具合が起こる可能性が高くなるのではないかということも心配です。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-01-08 15:17:53
こんにちは。

ヒビが入っている陶器を使っているとヒビはどんどん大きくなって最後は割れますよね。
それでもその陶器が一つしかない大切な陶器であれば割れるまでは使いたいと思いますよね。

今の歯の状態はそういう状態なのだろうなと想像出来ますね。


ヒビが入った陶器は接着剤で継いだりして使いますが、歯は抜いて外からどうこうすると条件が更に悪くなるため普通は内部から接着系セメントで接着しておく事になるだろうと思います。
接着材料は大抵樹脂ですから水があると劣化が起こります。

また負荷のかかり具合によっては割れが早くなります。

つまり、冠をしてもらってもそこでガッツリと噛むことは期待薄にならざるを得ないだろうと思います。
あまり当てないような冠にしておく方が延命になるだろうと思われるからですね。


大切な歯ですから治療に時間と費用がかかっても寿命が来るまで大切に使いたいというタイプなのか?
不安が残り気兼ねなく噛めないのならばいっそ抜いてもらったほうが気兼ねないと思われるタイプなのか?によって選択肢も費用の掛け方も時間の掛け方も変わってくるのではないかと思います。

7番であればガッツリと噛ませなくても対抗の歯が伸びない為の物と割り切ると治療の価値が出てくるかもしれません。


加齢とともにどんどん歯が少なくなると寂しいお気持ちになるでしょうから、治療してもらえるならばしてもらって残せるだけ残してもらうという選択肢もあるかもしれませんね。

ご自身が選択され歯科医に治療依頼してください。条件が悪い場合は、治療には最善を尽くしてくれるでしょうがそれが結果を保証するものにはならないと言う事はありそうですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 虫歯なしさん
返信日時:2020-01-09 15:20:00
ふなちゃん先生

親身なアドバイス、ありがとうございました。


ヒビが入った陶器のたとえ、本当にそうですね。
自分の状況がはっきりとイメージできました。

上の歯が伸びないようにするためだけでも、もともとそこに生えていた自分の歯の方が安心ですね。



タイトル 右下7番にヒビ、根管治療継続か抜歯かで迷っている
質問者 虫歯なしさん
地域 非公開
年齢 57歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯のひび割れ、破折で抜く予定
抜歯:7番(第二大臼歯)
歯のヒビ(ひび割れ)
歯根破折
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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