歯科治療の新型コロナなどの感染と肩や腕や首の痛みの関係について

相談者: Babymamiさん (50歳:女性)
投稿日時:2020-03-07 16:43:45
いつも大変お世話になっております。

仕事柄、今話題のコロナについての原稿を見ました。
検索キーワード「新型コロナ感染の懸念 歯科医院の5割が危ない理由」

私も実際に、抜歯の時にバイ菌が入った可能性もあると主治医に言われました。

現在、治療中なので不安で仕方ありません。

一番、治療時に感染症嚢胞の原因となる理由はなんですか?

今まで経験した事の無い腕、肩、首の痛みがあり投稿させていただきました。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-03-07 17:38:49
僕もこの記事読みました。

「新型コロナ感染の懸念 歯科医院の5割が危ない理由」
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12180-588053/?fbclid=IwAR2zC_LTen1aTqYQrenyQKK7ZxD5uNrwW6EhwwetqvT074iPYaferfF-R1Q


この中で

「私は保険診療の範囲で、十分に感染予防はできると考えています。
しかし、最新の高額な医療機器を導入した歯科医院は、多額の借金を背負うので、感染予防にコストをかけられないのでしょう」

って…。

この時点で

(´・ω・`) バッカジャナーイ

 ↑ こんな顔になりましたよ。

感染予防対策ができていないとしたら、それはその歯科医の意識の問題だけですよ。



さて、ご質問の件ですが、

>一番、治療時に感染症嚢胞の原因となる理由はなんですか?

口腔内が不潔なこと」が一番の原因だと思います。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-03-07 18:47:48
この記事は、かなり強引なこじ付け感を感じますが^^;


「厚労省は「飛沫感染(ひまつかんせん)」と「接触感染」を挙げている。
この2つのリスクが混在しているのが「歯科治療」」

一番リスク大なのはまず歯科医師ですからね、当然患者さん含め感染予防につとめますよ。
 
待合で患者さんの体調を問診したり、体温計で熱を測ったり今までしていなかったことを今回始めました。

歯科医院色々な取り組みを始めていますので、

「使用済みのハンドピースを患者毎に交換し、滅菌を行なわない」⇒ 【歯科医院の5割が危ない】

とはまずならないと思いますが・・・
 


今の時期はまだウイルスの特徴も具体的な予防策、リスクの高い場所、物、時間(季節)今回のウイルスリスクの大きさなど分かっていませんから、心配な患者さんで治療の緊急性がなければ休んでいいと私は思っています。(キャンセルの電話はしてください)
 

おだいじに 

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回答 回答3
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2020-03-07 22:40:50
タイトルが誤解を招くため、変更しました。

Babymamiさん、こんにちは。

>私も実際に、抜歯の時にバイ菌が入った可能性もあると主治医に言われました。

医学的にバイ菌という表現はしないため、私は「細菌」と表記します。

結論からコメントすると、誰であれ、抜歯をするとほぼ100%、細菌が血液中に侵入します。

抜歯に限らず、根管治療歯石除去といった歯科治療でも、さらには日常の歯磨きでも、口の中の細菌が血液中に侵入する可能性があります。

血液は本来無菌状態なのですが、このように歯科治療などによって、血液中に細菌が侵入することを「菌血症」といいます。

つまり、菌血症は誰もが生じる状態であり、歯科治療時にこれを避けることはできません。

ところが、菌血症は多くの場合、全く無症状であり問題とはなりません(例外的に、弁膜症や先天性心疾患など心臓の病気がある方などは除きます)。

なぜならば、血液中に侵入した細菌は、直ちに免疫系によって退治されるからです。

したがって、

>今まで経験した事の無い腕、肩、首の痛み

といった症状は、歯科治療とは関係ないものと思われます。

また、コロナウイルスは細菌ではなくウイルスであり、そもそも今回の内容と全く無関係です。

「コロナウイルスに感染している歯科医師が治療を行った」「待合室にいた他の患者さんがコロナウイルスに感染していた」などといったケースでない限り、歯科治療とコロナウイルス感染は関係ありません。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Babymamiさん
返信日時:2020-03-08 11:02:37
櫻井先生、井野先生、中本先生

おはようございます、いつも大変お世話になっております。
お礼が遅くなり申し訳ありません、失礼を致しました。

中本先生、細菌についてご丁寧な回答ありがとうございます。

二度ほど記事を読み返しましたが、こちらの記事を<現役の歯科医>が書いてたら、先生方の回答も変わってくるのでしょうか?

ひとつ分からないのは、書いた人の原稿を、配信会社の、編集さんなりが加筆をしたりし話を膨らませる事も想定し、読む必要がありそうな部分もあります「えっ!?」みたいな。

しかし現役の歯科医が書いてたら、読み方も変わるのではないでしょうか?

こちらのサイトにも「不衛生な歯科医で治療を受けてしまった」みたいな質問があり、かつ私が主治医に歯茎の痛みを訴えたら、治療の時にバイ菌が入ったかもと、、、と言われガッカリです。

今の肩や腕や首の痛みは、口腔内の不具合からくるとしか思えないんです。

健康診断の血液検査の結果を見ても、昨年より数値が悪い方向に上向いてたり、整体に行っても改善されずで、、、。

また、この記事を書いた方が過去に経験された事を元に、今の流暢に併せて書いたようにも思われますが、過去に歯科治療について複数の書籍も出されていて、拝見すると賛同できる部分が多々あり、

歯科治療においての予備知識にもなってます私は。

やはり、バイ菌が入った可能性が高そうな気がしてます。

ご回答誠にありがとうございます_(._.)_

患者は藁をもつかむ気持ちなんです・・・
回答 回答4
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2020-03-09 00:36:05
Babymamiさん

私は、当該記事について興味関心が全くないため、あくまでBabymamiさんのご質問内容についてのみコメントします。

>治療の時にバイ菌が入ったかもと、、、と言われガッカリです。

>今の肩や腕や首の痛みは口腔内の不具合からくるとしか思えないんです。

>やはり、バイ菌が入った可能性が高そうな気がしてます。

再度、私の「回答3」をご参照ください。

その上で、もう一度確認しておきます。

・Babymamiさんが抜歯をされたのであれば、「バイ菌が入った可能性」は「高そう」ではなく「ほぼ100%」です。

・これは、Babymamiさんだけではなく、抜歯をすれば誰もが生じる現象です(菌血症)。

・しかし、これは体内の免疫系により、全く問題とならず、何の症状も出てきません。

・なお、「バイ菌が入った」にも関わらず免疫系が機能せずに、そのバイ菌(細菌)が排除されていないのであれば、Babymamiさんは、今頃はもう死亡されているか、集中管理室で生死の境目におられます(これは「菌血症」ではなく「敗血症」または「全身性炎症反応症候群」といった状態です)。

・したがって、「今の肩や腕や首の痛みは口腔内の不具合からくるとしか思えないんです」というのは、少なくとも歯科治療により生じたバイ菌(細菌)の仕業と考えるのは全く異なりますし、これをご自身で追及し続けても解決策は決して見つかりません。

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なお、上記の話とは別に、「歯性病巣感染」という概念があります。

これは、虫歯歯周病といった、歯や歯周組織の疾患が、歯や歯周組織とは異なる遠隔部位の症状を引き起こす、という概念です。

例えば、歯周病が糖尿病を増悪させる状態などが有名です。

ただし、これも「歯の治療によってバイ菌が入ったせいで症状が悪化した」というものではありません。

私からの回答は以上とさせて頂きます。

4人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2020-03-09 09:07:13
中本先生に同意です。


それ以外では、

>今の肩や腕や首の痛みは口腔内の不具合からくるとしか思えないんです。

口腔内の細菌感染が腕や首の痛みに関連するとは、現時点では考えにくいと思います。
(どのようなメカニズムが関連しているか、現時点では医学的に証明できない)


しかし、口腔内の不具合(細菌感染が原因ではなく、咀嚼筋の過緊張など)からくる腕や首への痛みに関しては十分考えられる事だと思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Babymamiさん
返信日時:2020-03-09 10:57:07
中本先生

おはようございます、お世話になります。
貴重なお時間を割いて下さり感謝致します。

埒があかないのでセカンドオピニオンを予約しました、ご心配ありがとうございます。

今の主治医からの説明と医院の口コミがあり、主治医が説明してる最中にアシスタント?歯科助手さん?が、クスッと笑ったりするんです。

これらの事も口コミに書いてあるのと、そのまんまで「こういうことなのか・・・」とデンタルチェアに座ってます。

場所は一等地、医院のサイトもまとも、なのに・・・、です。

主治医た追求してもバイ菌としか発言しません。

無菌状態じゃないことは理解しております。

ご丁寧にありがとうございました。
回答 回答6
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-03-09 11:00:03
バイ菌?についてご心配ということのようですが、通常、歯科医院での感染対策はかなり行われていると思いますが、それぞれの歯科医院は独立した事業体ですから、他所の歯科医院のことは誰もわからないのが実情です。

患者さんが歯科医院を選択される際、院内の感染対策の充実度を選択基準の一つとお考えの場合は、保険医療機関であれば、感染対策についてある一定水準以上であれば申告して認定され院内表示していれば初診料・再診料に加算点数がついていますから、それを目安に歯科医院を選ばれてもよいかもしれませんね。

感染対策には費用も掛かりますし、労力も必要ですから、初診料と再診料が安価な歯科医院ではないほうが、安心できることに繋がるのではないかと思います。(安い=感染対策について安心できる歯科医院ではない可能性が高い)

自費専門医ではわかりにくいですから、感染対策をしっかり行っていますとアピールされている歯科医院のほうが、それに特化すれば安心できるのかもしれませんね。
自費専門医は国との関係が薄いのでちょっとわかりにくいですね。


細菌やウイルスや免疫については、どんどん研究が進められていますから、誰にいつの段階で話を聞いたのか?でかなり異なりそうです。

一般的に本や記事を書いて生業にしている人の知識は偏る傾向があると思います。

研究の最前線にいるような人は一般向けの記事は逆に書かないですし、内容が深すぎて一定レベル以上の知識がなければ理解もできないのではないかと思いますので、ご不安を一旦お感じになり始めたら払拭することは難しいのだろうと思います。

ご不安ばかりが増して大事な治療の機会を逸することがないようにしていただきたいですが、こういう時期ですからご家庭でじっとしておきたいとお考えになる方がおられるのは十分理解できます。

ご予約をキャンセルされる際は、歯科医院に早めに連絡してあげてください。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Babymamiさん
返信日時:2020-03-09 11:08:03
櫻井先生

おはようございます、お世話になります。
朝早くに感謝致します。

以前、お世話になった教授からは、歯と口の健康が、全身の健康と大きく関わっていることは明らかだ、心臓病、肝臓病、脳血管障害、糖尿病、誤嚥性肺炎、間接リウマチ、低体重児出産、喘息など引き起こす。

歯周病糖尿病を悪化させたり、逆に歯周病が改善すると、糖尿病の症状が改善されるのが証明されてる、と。

抜歯も骨が無くなるのと近い、顎の骨が変形しないような、ガクテイの維持が大事だ、みたいな事も言われました。
(一字一句は覚えてませんが、上記のような発言です)

その事からも抜歯後に噛み合わせが変わり、肩凝り?と考えました。

なのでバイ菌も関係してる、と併せて考えてしまいますね。

いつも、ありがとうございます。

相談に載せた記事を、その教授の助手さんにもメールしましたが、まだ返事はもらえてませんです。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Babymamiさん
返信日時:2020-03-19 21:52:17
船橋先生

お世話になります、こんばんは。

回答をいただいていたのは知っておりましたが、教授の助手さんからの返事を待ってから、と思いましたが、数日間サイトにアクセスできずでした、すみません。

主治医が全てです今の私は。その主治医に「痛みの原因はバイ菌かも?」と言われれば信じるしか有りません事ご理解下さいませ。

色んなタイプの先生がおります。極まれに、、、な先生もいます。

仮歯を接着したり、歯肉の下まで歯を削りメタルポスト使用したり、歯科医歴40年のベテラン医師の部類が普通するか、と31才になる、歯科医も言うくらいです私に施した治療を検査して。

こちらで回答いただく先生なら不安は生じないと思います。

ありがとうございました。



タイトル 歯科治療の新型コロナなどの感染と肩や腕や首の痛みの関係について
質問者 Babymamiさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 専門的な質問その他
その他(歯科治療関連)
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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