[写真あり] 7歳、顎が小さく永久歯のスペースが少ない場合

相談者: yukkaさん (7歳:女性)
投稿日時:2020-04-21 11:52:29
よろしくお願いします。
7歳の女児の歯並びのことで相談があります。


かかりつけの小児歯科で、顎が小さいから歯並びが悪くなるかも知れないと言われました。

親のわたしから見ても、前から永久歯の生えるスペースが少ないとは思っていました。
なので、コロナが落ち着いてから矯正歯科へ行こうとは思っていますが、まだ少し先になりそうなので、ここで相談させてください。


下の歯なのですが、右の2番が少し顔を出していますが、スペースが無いからか、3番(B)犬歯のやや後ろから生えてきている気がします。

この子の場合、一般的にはどのような方法で矯正治療をされることが予測出来ますでしょうか?
抜歯するなどの外科的治療は、本人がまだ幼く不安です。
抜歯せずに、矯正出来そうでしょうか?


ど素人の文章でわかりにくいと思いますが、是非ご回答宜しくお願い申し上げます。

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-04-21 12:37:04
これ書いたら同業者とかから怒られるかも知れないんですが、私の子供も歯列不正になりそうでしたので、子供に教えて、上顎の口蓋から外側に歯列広げるように自分の指で押す、下顎も舌側から押す、と言うのを毎日少しずつやらせて、改善させました。

子供のうちは、骨が軟らかいので、意外にできるものですよ・・・

勿論、専門家にご相談されるのが一番良いのですが・・・


鼻呼吸、口唇閉じて、舌の位置補正もして、あとお嬢ちゃんは頬杖付く癖がありませんか?それも直した方が良いです。

寝る時の姿勢も、左下を常に下にしてませんか?


歯列矯正も小さな力で歯を動かす、骨を動かすものですから、特に骨の軟らかい子供のうちには結構できる、と私は思います。


ご参考になれば。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-04-21 15:00:43
yukkaさん、こんにちは。

>この子の場合、一般的にはどのような方法で矯正治療をされることが予測出来ますでしょうか?

小児期は松元先生も書かれていますが、骨が柔らかいですし、また成長途中でもあります。

そのため、骨の成長を促進させることで永久歯が綺麗に並ぶようなスペースを確保することが出来るようになります。
筋肉のバランスが悪かったり、頬杖などの習癖がある場合はその改善も必要ですね。


お子さんの矯正の場合は、歯磨きが難しくなってしまうため、通常は取り外せるタイプが多く使用されることがあると思いますが・・・
先生の考え方によっては固定式のタイプを使用することになるかもしれません。

取り外せるものは、入れ歯のようなものを入れる床矯正や、上下一体式のマウスピースを入れるT4Kやプレオルソと呼ばれるものがあります。
松元先生の指で押すというのもある種取り外せるタイプですね(笑)



抜歯せずに、矯正出来そうでしょうか?

あまり小児の矯正で抜歯を行う事は無いと思いますよ。
過剰歯など余分な歯があれば話は別ですが・・・。

とりあえずは、掛かられる医院の先生によって変わってきますので、実際に診査して頂くのが手っ取り早いですね。


ご参考程度にしていただければと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2020-04-21 15:55:15
上顎にせよ下顎にせよ、2番目の歯が内側から生えてくるという事はよく見られることです。

それでも、生えるだけのスペースがあれば自然に並んでくることもあります。
歯が歯列に対して大きすぎれば、当然ならびきらないという事にもなります。


そこで、勘違いをしないでいただきたいのが、早く始めればはやくてよりよい結果をもって終われるという事です。

早く始めれば都合よく歯が並んでくるかといえば必ずしもそういうことにはなりません。
むしろ、延々と装置はつけているけれども、ちっとも直らないという事もしばしば見受けられます。


ここの相談の中にも、『子供のころに矯正治療をしたが直らなかった』という方を散見いたします。

また、よく並んでいるのだけれども、口がよく閉じられないとか、出っ歯になっているという方もいらっしゃいます。
そういう結果になることもあるという事です。


矯正治療は、『不要不急の』仕事そのものですので、あわてる必要はまったくありません。
コロナの影響がまったくなくなってからゆっくりと何人かの矯正専門の先生のお話をお聞きいただければと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2020-04-21 16:29:26
こんにちは。

個人的にはb、左右のcを抜歯して経過観察をお勧めします。

連続抜去法 http://www.yamadashika.jp/ortho.html#a06

回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-04-21 19:20:47
こんにちは。

舌の真ん中に筋が見えるように感じるので舌の動きが他の人より悪い為に内側から押す力が弱くなっているので、歯列が正常に成長しにくいのかもしれませんね。

(食事形態等、生活様式に問題がある可能性がありそうです。
適切なMFT(筋機能訓練)により伸ばしていくことが出来ます)


最近は小児歯科を主体に保険治療でも口腔機能発達不全症の病名で口腔機能の発達を観察指導する事ができるようになっています。

また、舌小帯が短く機能障害を生じていれば舌小帯切除術が保険治療で可能です。



一般歯科でもそういう治療は行っていますから一度お近くの歯科医院を受診されご相談してみてください。

歯科医院がたくさんあるならば小児の治療に力を入れている歯科医院を選択してください。


矯正治療は長期に渡ることが想像できる時期には固定式のものより取り外せる装置で行っておくと機能獲得を阻害しないので良いのではないかと思っています。

色々な治療方法がありますから矯正治療を受けられる際はよくお考えになられたらよいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yukkaさん
返信日時:2020-04-22 10:43:02
個別のお返事のやり方が分からず、まとめてのお礼になりますことをお許しください。


先生方、それぞれのコメントを何度も読みました。
昨日からさっそく、指で顎を広げるようにしています。
目からウロコでした笑


コロナが落ちついてから、何軒かの矯正歯科へ行って相談してみますね。
本当にありがとうございました。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2020-04-22 12:23:01
>昨日からさっそく、指で顎を広げるようにしています。

素人の介入はやめた方がいいと思います。

歯科矯正はその特殊性の一つとして治療に先立って抜歯・非抜歯の判断が必要になるが、Angle は矯正治療のための抜歯を否定したまま世を去った経緯がある。
Angle の在世当時も抜歯が必要か否かの論争はあったが、本格的な抜歯の導入は 1936 年の Tweed の決断まで待つことになる。

矯正治療における抜歯、非抜歯の判断は、その後の治療手順や結果に大きな違いが生じることから、矯正治療上で最も重要と言える。

1. 歯槽基底論 
1925 年 Lundström によって報告された論文で、主旨は「歯牙を移動しても歯槽基底部は変えられない」というものである 5)

矯正臨床におけるもっとも基本的な論文の一つで、現在に至っても抜歯・非抜歯の判断に大きく関与している。

また、下顎前歯部の唇舌的歯牙移動の際におこる歯槽部の移動形式は人類の代名詞ともいえるオトガイ形成に大きく関与する。
このことは歯科矯正の概念構築に非常に重要な意味をもたらすので症例を用いて検証する。


日本で歯列の拡大と非抜歯治療が流行し始めた背景には、近代人が持つ進歩史観や国民性、そして美意識など他にもいろいろな影響が考えられるが、それらに対する報告、回答は今後の会員の研究課題としたい。

今後の日本で歯科矯正が社会の信頼を失わないためには、抜歯・非抜歯の判断基準についていろいろな角度から、それも公的な場所での速やかな検討・検証が必要であろう。

それまで専門医または専門医集団は、社会に向けて正しい情報発信を心がける以外に、今は手立てが思い浮かばない。」

原文
https://www.bing.com/search?q=tweed%e6%8a%9c%e6%ad%af%e5%9f%ba%e6%ba%96&qs=SC&pq=tweed+bassi+&sk=SC1&sc=2-12&cvid=A2FD02820A5A406D90DC63423A8C9DA9&FORM=QBRE&sp=2

日本矯正歯科学会 アライナー型矯正装置による治療指針
http://www.jos.gr.jp/news/2017/0323_00.html


参考になさってください。




タイトル [写真あり] 7歳、顎が小さく永久歯のスペースが少ない場合
質問者 yukkaさん
地域 北海道
年齢 7歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 歯列矯正の治療法
小児矯正(子供の矯正)
子供の歯並び
その他(写真あり)
子供の歯列矯正
歯並びが悪い
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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