〔写真あり〕詰め物がある歯の虫歯の治療方法と金の詰め物の返却

相談者: あいうえおかださん (25歳:男性)
投稿日時:2020-05-18 18:24:51
虫歯を治療しているときに、気になった点があったので、相談させていただきます。


現在、左下の6番目と7番目の歯を治療しています。
それぞれの歯には、中学生のときに金の詰め物をつめています。
(当時、親が保険外でもいいものと言って金をつめました。)

それからお陰でその歯にトラブルはなかったのですが、最近歯がしみるようになってしまい、歯医者にいったところ、その2本(と左上4番)が虫歯になっていることがわかりました。


その歯を治療するに当たって、詰め物そのものが悪くて虫歯になったわけではなく、別の箇所(歯と歯の間)から虫歯になっていたのですが、詰め物を外して、新しい虫歯と一体化させて大きな詰め物になるとのことです。



ここで質問なのですが、すでに6番の方の金の詰め物は外されたのですが、そのまま虫歯を治療し、仮の詰め物を詰められたのですが、金の詰め物はくれませんでした。

(ちなみに、今回は金銭的なものもあり、保険銀の詰め物にする予定です。)

これをいうのもどうかな、と思ってためらったのですが、金歯は売ることもできるらしく、わずかながら期待していたのですが、外した詰め物はもらえないのですか?
再利用されたりするのでしょうか。



また、全く違う話ですが、大学生の頃に左下の5番を含めて数本(おそらく、右下5番、右上4番)の歯が虫歯になり、そのときは親に頼るのも違うと思い、保険で治療したのですが、レジンで治してもらえました。

今回も、それでできるならそれがいいとおもっていたのですが、詰めたところに連続してレジンを詰めることはしない、といわれ、諦めました。


詰め物がある場合、その歯に虫歯ができたら、外してまとめて詰め物にすることになるのがふつうなのでしょうか。


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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-05-18 20:12:51
どれぐらいの大きさの詰め物なのかは分かりませんが、患者さんが返却を希望される場合は、その旨を伝えて置く必要があると思います。

一般的には、削り取られてしまうので、かなり粉になって飛んでしまいますでしょうし、口腔内にあったものなのでどうしても浸食とかしてしまってるモノで、受け取って買い取って貰おうとしても、多分手数料や分析料の方が高いとかになってしまうかも知れないですね。

なので、一般的には医療廃棄物とされるものなので、専用の業者に引き取って貰って処分をしていただいてます。


医療廃棄物とかは処分するのにも法律の絡みがあり、患者さんがなされるのは難しいかと思います。


又、人体の一部であったと思われるものが見付かった場合、犯罪の可能性を警察は疑って、調べられる、なんて言いうこともないとは言えません。

因みに、当院では必ずどのようなモノであっても、患者さんに持ち替えられますか?と確信しています。

で、記念にと言うことで持ち帰られる方はたまにいます。



虫歯の状態が分かりませんが、隣接面の虫歯が詰め物の下にまで浸食してしまってる状態なんじゃないでしょうか?

だから、一体型になるんだと思います。


虫歯は、必ず入り口は狭く見えていても、中はかなり侵食しています。

その理屈は、エナメル質は硬いので殻のように歯冠を保つことがある程度できて、エナメル質を小さい穴で通り抜けた虫歯菌象牙質の中で広がって繁殖してしまうんです。

そして、中の象牙質が溶けてなくなって、がらんどうになって、いよいよ殻として歯を形作っていたエナメル質が崩れて、患者さんは初めて虫歯ができた、となるんです。


中の象牙質がかなりやられてしまっても、エナメル質の殻が守ってくれているうちは痛んだりしないんです。

そのせいで、患者さんは自分が虫歯になってる、とは全く気が付きません。


隣接面は、最も虫歯になりやすい部位ですから、これからは必ずデンタルフロスで毎日清掃するようにして下さい。

回答 回答2
  • 回答者
クレア歯科クリニック(杉並区阿佐谷北)の平岡です。
回答日時:2020-05-20 10:16:08
あいうえおかださん、こんにちは。


@保険外の金の場合は、当院ではすべて患者さんにお返ししています。
いらないと言われた場合のみこちらで処分させて頂いております。

ただ、それが一般的かどうかはわかりません。
金自体にそれなりの価値があるものですし、患者さんもそのような認識はお持ちだと思いますので、そのような対応をさせていただいています。


保険の金属の場合は患者さんからの申し出が無い限り(たまに、記念に持って帰りたいという方がいらっしゃいます。)何も言わずにこちらで処分しています。




A口の中で異なる素材が接してつぎはぎになることは、あまり推奨されません。

例えば金属やセラミックと、あとから充填するレジン充填が接する場合、普通にレジン充填しただけでは金属やセラミックとの接着力は弱いので、その部分からのトラブルの危険性が増すと考えられます。

そういう理由から、そうならないようにひと固まりでやりなおすのは、合理的な対応かと思います。


海外から帰国中で回数が来れないなど、やむをえない状況でもない限り、保険の範囲の治療であれば一般的なやりかたでやった方がよろしいかと思います。



ご参考になれば幸いです。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2020-05-20 12:49:28
こんにちは。

>外した詰め物はもらえないのですか?

私のところでは外したものはすべてお返ししています。


>その歯に虫歯ができたら、外してまとめて詰め物にすることになるのがふつうなのでしょうか。

以前の充填物むし歯がつながっていなくて残りの歯に強度があれば別々に充填しても問題ないと思います。




タイトル 〔写真あり〕詰め物がある歯の虫歯の治療方法と金の詰め物の返却
質問者 あいうえおかださん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
ゴールドインレー(金の詰め物)
その他(写真あり)
詰め物の下の虫歯(二次カリエス)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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