歯科医院を変えたら7番がクラウンになることは避けられるか

相談者: む666さん (22歳:女性)
投稿日時:2020-06-18 15:54:23
近所の歯科医院で左下7番の虫歯の治療をしてもらっているのですが、初診時はInか可能性は低いけどCRと言われており、いざ削ってみるとクラウンじゃなきゃ無理と言われ、話が違うと思いどうしてもクラウンが嫌だったのでInでは無理なのか等色々質問したのですが、聞く耳持たずといった感じで治療を進めていかれました。

初診時にパノラマを撮ったのみでデンタルや歯式も取らないまま治療され、それでいて左下7番の治療中に下顎だけでもカリエスが8本あるなどと適当な説明をされ今すぐにでも医院を変えたいくらい不信感しかありません。
今左下7番はセメントで仮封できる程度の歯質しかありません。

このような状況で歯科医院を変えても7番がクラウンになることは変わらないでしょうか?
また治療途中で歯科医院を変えた場合そのまま続けて治療してもらえるのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-06-18 16:00:39
>このような状況で歯科医院を変えても7番がクラウンになることは変わらないでしょうか?

「今左下7番はセメントで仮封できる程度の歯質しかありません」という実際の状態が判りませんが、文面から察するに、少なくとも、かなりの部分を修復物で被覆することになってしまいそうですね。


>治療途中で歯科医院を変えた場合そのまま続けて治療してもらえるのでしょうか?

「今すぐにでも医院を変えたいくらい不信感しかありません」と思っているのでしたら、速やかな転院が良いように思えます。

ただ、大事なことは「なるべく抜かない・削らない」などと耳障りの良い文言を並べているような施設を探すのではなく、ちゃんと診ていただける歯科医院、治療が一段落した後も定期的なメンテナンスに取り組んでくださる歯科医院を選ぶのが肝要です。


>初診時にパノラマを撮ったのみでデンタルや歯式も取らないまま治療され、それでいて左下7番の治療中に下顎だけでもカリエスが8本あるなどと適当な説明をされ

基本的なことになりますが、説明に対し、疑問に思うことや、不安に感じることは、何でも担当医に直接お尋ねしてみましょう。


>どうしてもクラウンが嫌だったのでInでは無理なのか等色々質問したのですが聞く耳持たずといった感じで治療を進めていかれました。

実際の遣り取りについては知る由もありませんが、担当医の説明の仕方に問題があるようにも思えますが、もしかすると、む666 さんの質問の仕方にも問題があったのかもしれません。

む666 さんには、コミュニケーションをとる努力と、患者力をもつ努力を勧めます。

回答 回答2
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-06-18 18:33:30
む666さん、こんにちは。

>初診時はInか可能性は低いけどCRと言われておりいざ削ってみるとクラウンじゃなきゃ無理と言われ

削ってみたところ想定外に虫歯が大きかったのでしょうか。


>話が違うと思いどうしてもクラウンが嫌だったので

お気持ちはよくわかります。
インレーの予定が削りだしてから内容が変わった、ということであれば、不信感を持たれるのも理解できます。

ただ現実的に、削ってみたら思いの外虫歯が大きく、方針を変更せざるを得ない、ということは起こりうる範囲のことであるとは思います。


>初診時にパノラマを撮ったのみでデンタルや歯式も取らないまま治療され

確かに、正確に虫歯の広がりをみるにはデンタル写真があったほうが良いでしょう。
一方で、何枚もレントゲン写真を撮られたとしてマイナスの印象を持たれることもしばしばあります。
被曝が心配(実際には歯科レントゲンでの被曝を心配をする必要はなく、診断の為に有用だから撮影するのですが・・・)という声や、点数稼ぎの為にたくさんレントゲンをとったのだろう、と悪く解釈されてしまうことも多いです。

そのため、(良いか悪いかは別として)削るか否か、神経までいっているか否かという微妙なラインでなければ、デンタルの撮影を省略するということも、現実的に行われている範囲のように思います。
もしかしたら、事前にデンタルを撮影していればクラウンにしなければならないと事前に判明していた可能性はあるかもしれません、しかしデンタルをとっていても、同様の流れになっていた可能性もあると考えます。


>それでいて左下7番の治療中に下顎だけでもカリエスが8本あるなどと適当な説明をされ

下顎だけでもカリエスが8本あるという説明が適当だったのかどうかは、インターネット上の掲示板では判断できません。
複数の虫歯があるが、取り急ぎ主訴の治療を優先したのかもしれません。
過去の充填物や修復物の不適合が多い場合や、口腔内の状況が悪ければ、どこまでを虫歯とカウントするか悩ましい場合も多いです。
初診の段階では、アバウトな本数でお伝えせざるを得ないということもあります。
同様に、歯式をとらないまま治療されたとのことですが、口腔内の状況によっては正確な状況を把握しずらいため、まずは主訴の応急処置を行い、スケーリングなどで口腔内を綺麗にしてから改めて正確な歯式をとる予定だった、という可能性も考えられるかもしれません。


歯科医師を擁護しているような内容に見えるかもしれませんが決してそのつもりではなく、考え得る可能性を書いてみました。

それでも不信感が強く良好なコミュニケーションが難しいようであれば、転院もやむを得ないと思います。
治療は途中の状態からでも引き受けてもらえると思いますが、検査や診断は一から行うことになります。
転院してもクラウンになるかどうかは、現在の状況と、転院先の先生の考え方もあるでしょうから、じっくり相談されるのが良いと思います。

納得のいく治療を選択できると良いですね。

どうぞお大事にしてくださいね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2020-06-18 23:03:41
虫歯治療に関する誤解は、患者さんが認識している大きさと医療側が把握している大きさの差にある、と思います。

一般の皆さんは、虫歯は痛いもの、と誤解していますが、虫歯は相当に進行して始めて痛むものなんです。

エナメル質に囲まれてる中にある象牙質は、残念なくらい虫歯菌に弱いです。

エナメル質を極小さな穴、亀裂から通り抜けて、中の象牙質に到達するとそこで一気に繁殖します。

でも、患者さんはその虫歯が歯髄、いわゆる神経に触るまで痛まないから気が付かないんです。

レントゲンとかで把握して黒く映る部分は、虫歯に侵されて既に歯質がなくなっていることを示している画像で、実際にはその黒い部分の周囲の歯質が虫歯に侵されていて、そこを削除しないといけないんです。

そうなると、患者さんが思っていたよりも大きく歯質が失われることになって、詰め物だけでは収まらない、という判断にもなるんです。

被せものにするというのは、詰め物だと残存歯質に負担が大きく、結局欠けたり割れたりして歯髄が痛むことを恐れての処置ではないか、と思います。

歯髄をなんとか助けようとしている、と考えることもできるので、決して悪い処置ではないかも知れないんです。

無理に詰め物にして歯髄が失われるのか、被せものにして歯髄を守れるのか、という瀬戸際なのでは、と感じます。

失礼ですが、口だけの上手い、患者さん言うように適当に治療して、悪くなったら、ああ又虫歯になったね、という歯医者よりも余程マシだと思います。

若いうちは、象牙質も緻密化してませんから、虫歯の進行が早いんですよ。

そこも注意して下さい。

これからは、歯をお口を大事に、これ以上悪くなさらないようにお願いします。

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タイトル 歯科医院を変えたら7番がクラウンになることは避けられるか
質問者 む666さん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
詰め物、インレーその他
クラウン(差し歯・被せ)その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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