象牙質のレジンコーティングについて

相談者: taku999さん (30歳:男性)
投稿日時:2020-06-21 11:43:14
隣接面から虫歯になり内部で虫歯が進行している歯が3本(左上下7番、右下6番)見つかっています。

現在、右下6番だけ支台形成まで終えており仮歯の状態です(セラミックを入れる予定)。
歯髄に近かったため歯髄保護処置をしてもらい、数か月様子を見ている段階です。


最近、ネット情報から、象牙質には細管があり、そこを封鎖しないと二次カリエスになる可能性が高くなることを知りました。

そこで、ハイブリットコートUの説明資料からその手順を確認すると、すでに仮歯になっている右下6番歯に対しては支台形成後にレジンコートがされていないと推測しています。



質問@

仮歯の時点ではレジンコートはしないものなのでしょうか?

そうなのであれば、仮歯の状態で様子を見ると再感染するリスクが高くなると推測してしまうのですが、しっかり仮歯で封鎖できていれば無視できるほどのものなのでしょうか?


質問A

最終的な補綴物が金属、セラミックに関わらず、象牙質にはレジンコーティングできるのでしょうか?

これから支台形成する左上下の7番は歯冠長さが短いのが理由でゴールドクラウンを勧められております。
金属の場合はセメントで合着すると思うのですが、その場合に象牙質のレジンコートが合着力に悪影響を与えるのか気になりました。


質問B
上の質問に関連するのですが、いろいろと調べてみると、クラウンの場合はセラミックの方が二次カリエス予防の観点からは優れているように素人目では感じております。

理由は下記のとおりです。
 @接着である点
 A歯垢が付きにくい点
 Bゴールドの延性展性を生かした歯との接続部分の密着性をクラウンの場合は有効利用できない点(隣接面はできないですよね?)
 ですので、できればセラミッククラウンを希望しています。

歯冠長が足りない場合、セラミッククラウンを装着するよりも、ゴールドの方がやはり適しているのでしょうか?
審美性は気にしていません。)


回答 回答1
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-06-21 12:23:20
taku999さん、こんにちは


仮歯の時点ではレジンコートはしないものなのでしょうか?

そもそも、確かにレジンコートは保険収載もされましたが、全ての医院でおこなわれているわけではなく、自費治療だから必ず行われるという訳でもないと思います。

ご希望があるのでしたらあらかじめお伝えになるのが良いと思います。


>そうなのであれば、仮歯の状態で様子を見ると再感染するリスクが高くなると推測してしまうのですが、

数か月様子を見ているということですので、最終的に形を整えたり型どりをするというのはまだ先のことなのだと想像します。

形を整える際には多少なりとも表面を削ることになると想像しますので、数か月で象牙細管に沿って感染する範囲なんて微調整で削合される範囲内、と考えたのかもしれません。

形を整えてからレジンコートする予定だったのかもしれませんし、そもそも予定していないかもしれません。

仮歯で様子を見るということに多少の感染のリスクや歯が移動するリスクが仮にあったとしても、様子を見ることのメリットがそうしたデメリットを上回る、と判断したのかもしれません。



>しっかり仮歯で封鎖できていれば無視できるほどのものなのでしょうか?

実際の状況や仮歯の状況を知っている主治医にしかわかりませんので、心配ならばお訊ねになるのが良いと思います。



>最終的な補綴物が金属、セラミックに関わらず、象牙質にはレジンコーティングできるのでしょうか?

金属の修復物も、レジン系のセメントで着ける場合も多いだろうと想像します。
金属と歯の間にはセメントが介在することになりますから、セラミックであろうと、金属であろうと、象牙質と直接接しているのはセメントの層であり、レジンコーティングの有用性は変わらないと考えます。

また、金属の側にはメタルプライマー、セラミックの側にはセラミックプライマーが介在する場合も多いと思いますが、1種類で全ての用途に対応すると謳う商品や、材料も多岐にわたりますし、使用するかどうかも医院によって異なると思います。



>金属の場合はセメントで合着すると思うのですが、その場合に象牙質のレジンコートが合着力に悪影響を与えるのか気になりました。

材料によるでしょう、主治医の先生にお訊ねになるのが良いと思います。


クラウンの場合はセラミックの方が二次カリエス予防の観点からは優れているように素人目では感じております。

まだ型どりもされていないようですので、じっくり検討されて良いと思います。


>理由は下記のとおりです。

確かに、接着技術がかなり進歩してきたことで、そうした考えも一理あるとは思います。
ただ、金属にしてもセラミックにしても、それぞれにメリット、デメリットがあると思います。


歯冠長が足りない場合、セラミッククラウンを装着するよりも、ゴールドの方がやはり適しているのでしょうか?

taku999さんの場合、歯冠長が足りないためゴールドを薦められたということですね。
確かに形態や厚さの自由度ということでいくと、金属修復に分があると考えることもできます。


どうぞお大事になさってください。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: taku999さん
返信日時:2020-06-23 23:24:00
滝野先生

ご丁寧なご回答ありがとうございます。

レジンコートの件は主治医に質問してみようと思います。


>金属の修復物も、レジン系のセメントで着ける場合も多いだろうと想像します。
>金属と歯の間にはセメントが介在することになりますから、セラミックであろうと、金属であろうと、象牙質と直接接しているのはセメントの層であり、レジンコーティングの有用性は変わらないと考えます。
>また、金属の側にはメタルプライマー、セラミックの側にはセラミックプライマーが介在する場合も多いと思いますが、1種類で全ての用途に対応すると謳う商品や、材料も多岐にわたりますし、使用するかどうかも医院によって異なると思います。

⇒ 材料や医院によっても異なるのですね。
患者側で細かいところまで納得して治療を受けるのは、情報ソース的にも、治療時の説明時間的にも難しそうですね。



>確かに、接着技術がかなり進歩してきたことで、そうした考えも一理あるとは思います。
>ただ、金属にしてもセラミックにしても、それぞれにメリット、デメリットがあると思います。
>taku999さんの場合、歯冠長が足りないためゴールドを薦められたということですね。
>確かに形態や厚さの自由度ということでいくと、金属修復に分があると考えることもできます。

⇒先生のおっしゃるっ取り形態や厚さの自由度が金属のメリットで、今回は総合的に見て金属の方が分がありそうと主治医が判断したのだと推察できるのですね。
その点も主治医に投げかけてみようと思います。


いつも1時間めいいっぱい治療いただいているので、落ち着いて質問や方針を聞ける時間がなかったというのもあり、この掲示板で相談させてもらいました。

疑問や不安が少し解消されました。
ありがとうございます。



タイトル 象牙質のレジンコーティングについて
質問者 taku999さん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
ゴールドクラウン(金の被せ物)
二次カリエス(2次的な虫歯)
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




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