自費の根管治療でマイクロスコープもラバーダムも使わなかった

相談者: まあちさん (54歳:女性)
投稿日時:2020-09-03 17:40:22
はじめまして

右下4番の歯(10年位前に虫歯の治療をしました)が、1ヶ月前位から冷たい物が染みるようになり痛みも出て腫れてきたので、かかりつけの歯医者で診ていただいた所、根の先に影があるので根管治療した方が良いでしょう、ここで保険での治療もできるけど、自費で治療した方が良いと思います。

そちらで根管治療が終わったらこちらに戻って来てもらって、かぶせ物を作ります、と言われ紹介状を貰いその歯医者さんに行きました。

紹介先の先生の診たてでは、歯の神経は死んでいて根の先に影があるので治療しましょうという事になり、料金の説明などを受けその日のうちに1回目の治療に入りました。

治療が終わって帰り際に先生が、今日は少し長かったけど(40分位)次回からは診療時間は5分から10分位になります。
とおっしゃいました。

その時はそうですかと返事しましたが、冷静になって考えてみたら自費での診療なのに、もっと時間をとって丁寧に診ていただけないのかと疑問に思い、色々調べていた所こちらのサイトにたどり着きました。

その歯医者では、マイクロスコープラバーダムも使っていませんでした。
最初だから使わないなんて事はないですよね?

自費での根管治療で、マイクロスコープ、ラバーダムなし、診療時間10分てどう思われます?

また、1回目の治療が終わって薬を入れ蓋をしてある状態で転院しても良いものでしょうか?

なんだかとても不安になってきてしまったので、質問させて頂きました。

どうぞ宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-09-03 20:55:34
> その歯医者ではマイクロスコープラバーダムも使っていませんでした。
>最初だから使わないなんて事はないですよね?

自費根管治療でラバーダムを使わないなんてあるんですね。
いやー早くやめた方が良いと思います。

> 診療時間10分てどう思われます?

一回当たりの価格次第ですね。

> 1回目の治療が終わって薬を入れ蓋をしてある状態で転院しても良いものでしょうか?

何か問題が発生した場合は、前医、自費の治療医、後医の三者で責任が誰にあるかが揉めると嫌ですね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-09-04 10:02:10
こんにちは。

再治療歯の虫歯で痛んで腫れたということであれば、歯髄細菌感染により死んだのだろうと想像します。

最初の40分の治療で、かなりの事が行われたことが期待できるのであれば、次は5分から10分はあり得ると思います。

根管治療保険適用で可能ですから、自費治療で行うには他の歯科医院に紹介する事になるのかもしれませんね。

保険診療の根管治療は、赤字部門(歯科医の手間暇がかかるのに費用が見合わない)と言われていますから、自費治療でしっかり行ってもらったほうが良いと双方割り切られた上での事になっているのかもしれませんね。(全くの想像ですが)

よくはわかりませんが、根管治療はやる気のある上手い歯科医に行ってもらったほうが良い結果になりそうです。

ラバーダムやマイクロがあった方が良いでしょうが、どのレベルの治療を求めてされる事になっているのかわかりませんし、歯科医院側の事情もわかりませんから直接紹介してくれた歯科医(根管治療後に戻られるのですよね?)に大丈夫なのか?お尋ねになってみても良いと思います。

かかりつけ歯科医が、その歯科医は上手いからいつも根管治療はお願いしていて予後もとても良いんだよと回答してくれたならば、そうなのかと思う事になるのではないかと思います。


>また、1回目の治療が終わって薬を入れ蓋をしてある状態で転院しても良いものでしょうか?

治療に対する責任の所在がわかりにくくなりますから、かかりつけ歯科医に相談され指示を仰がれてはいかがでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まあちさん
返信日時:2020-09-04 11:44:28
柴田先生、Drふなちゃん先生、こんにちは。
ご回答有難う御座います。


柴田先生

やはり自費での治療でラバーダムを使わないのは珍しいのですね。

私もこちらのサイト等で勉強して、専門医が丁寧に根管治療しても100%成功するとは限らない事も、マイクロスコープがあってもちゃんと使いこなせなければしょうがない事も理解しましたが、少しでも考えられるリスクは減らしておきたいと考えています。

ちなみに診察代は10万円+1回の診察に付き3千円(何回になるかはやってみないと分からない)との事でした。


Drふなちゃん先生

実は最近、以前保険で何度か根管治療した他の歯が悪くなり抜くしかないと言われており、これ以上歯を失いたくないし右下4番の歯は根管治療はしたことがない歯だったので、最初が肝心かと思い自費での治療を選びました。

Drふなちゃん先生のアドバイスのとおり、かかりつけの先生に一度相談してみることにします。


お二人とも有難う御座いました。
回答 回答3
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-09-04 11:54:33
>その歯医者ではマイクロスコープラバーダムも使っていませんでした。
>最初だから使わないなんて事はないですよね?

次回はラバーダムを使うのかどうかはお聴きしましたか?

初回で40分ということですが、そこまで長くないように感じました。
むしろ、問診や説明の時間を含んでいるとすれば時間が足りないように感じます。

初回では古い補綴物軟化象牙質を除去したり、またラバーダムをかけるだけの歯が残っていなければ、隔壁を作るなどの準備が必要になることがあると思います。

説明や問診の時間に加えそうしたことを行い、根管に手をつけるところまでは進めなかったとしたら、初回はラバーダムを使わなかったということは考えられるかもしれませんね。
ただそうだとすると、次回5-10分というわけにはいかないかもしれません。

根の治療だけを行っている歯内療法専門医なのでしょうか。
根管治療にマイクロスコープは必須ではない(肉眼でも良いという意味ではなく、部位や内容によっては高倍率拡大鏡でも代用可)とは思いますが、歯内療法専門医なのであれば、必須ではないでしょうか。

参考にされてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まあちさん
返信日時:2020-09-04 17:04:16
滝野先生、ご回答有り難う御座います。

次回ラバーダムを使うかはお聞きしませんでした。
帰ってきて色々調べるなかで、そういえばラバーダムとやらは使っていなかったなと思った次第です。

診察時間も説明からすべて含めて、40分程だったと思います。
治療内容は、歯を削って中をリーマ?で掃除しながら、3回位レントゲンを撮ってました。

又その先生は歯内療法の専門ではなく、一般歯科もやっておられました。

お忙しい中を返信頂き有り難う御座います。
参考にさせていただきます。
回答 回答4
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-09-04 18:52:21
>治療内容は、歯を削って中をリーマ?で掃除しながら、3回位レントゲンを撮ってました。

レントゲンを撮る間の感染防御はどうなるのでしょうかね。
その都度、仮のフタで封鎖して撮影したのでしょうか。

ラバーダムを使用しリーマーを入れた確認のレントゲンをとる場合、ラバーダムを張ったまま器具を入れ、口を開けたままレントゲン室へ移動してもらい、ラバーダム越しに押さえていてもらうことになりますから、患者さん受けは非常に悪いかもしれないと思います。

ですが、感染防御には変えられないと個人的には考えています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まあちさん
返信日時:2020-09-10 15:36:56
滝野先生、再度ご回答有難う御座います。
返信遅くなり申し訳ございません。

レントゲンを撮る時も特に何もしていなかったと思います。

こちらでの先生方のアドバイスを参考に、まずかかりつけの先生に相談してみて考えたいと思います。

この度は有難う御座いました。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2020-09-11 09:17:18
ラバーダムを使って顕微鏡を使うから=自費治療というわけではありません。

しかし、自費治療ってのは根本的に「保険ではルール的に不可能なこと」を行う目的があります。

逆に言えば、「保険でできる治療」なら保険で行わなければいけない。

となります。

なので、根の治療を自費治療で行おうとすると、ラバーやマイクロスコープ を使ったからと言って自費に切り替える理由にはなりません。
保険治療での使用が認められていない薬剤や器具を使った場合にのみ、自費治療に切り替えることができます。

とはいえ、自費治療って高額治療なので、同義的にはマイクロスコープやラバーダムを使って「可能な限り丁寧な治療」を心がけるのが礼儀だと思います。




タイトル 自費の根管治療でマイクロスコープもラバーダムも使わなかった
質問者 まあちさん
地域 非公開
年齢 54歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
ラバーダム
歯医者への不信感
マイクロスコープ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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