対合歯は同素材のクラウンが良いか

相談者: 丘の上のひまわりさん (61歳:女性)
投稿日時:2021-05-18 22:55:56
右下奥歯再根管治療して、ジルコニアクラウンを入れる予定です。


もし将来、対合歯(この場合は右上奥歯だと思います。)にクラウンを被せる治療をする場合、やはり同じジルコニアクラウンにした方が
いいのでしょうか? 

e-maxやゴールド、チタンなどの別の素材のクラウンにしても不都合は起きないでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-05-19 10:58:35
こんにちは。


ジルコニアにも強度が何種類もありますし、噛み合わせや最後臼歯なのか?で変わってくると思いますが、クラウンの寿命は一般的に10年から15年くらいと言われていますから、対合の歯をクラウンにしない予防を頑張られた方が良いのではないか?と思いました。

もちろん、20年も30年もクラウンが問題なく機能することもあるでしょうが、出来るだけ歯をグルリと削り取る最終歯冠修復ではなく天然歯部分を長く維持できた方が良いのではないかと思います。


e.maxはガラスセラミックですからジルコニアよりも寿命は短いだろうと言われています。

ゴールド冠は30年も40年も問題なく機能しているケースをよく見ます。

チタン冠は保険適用になりましたがまだよくわかっていません。
作れる技工所も限定されるので技工所の技術的な問題等評価がまだされていないイメージがあります。


ジルコニア対ジルコニアは、咬合印記紙がつかない為咬合調整の難易度は高めだと思います。
天然歯面があった方が治療の難易度は低くなるように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 丘の上のひまわりさん
返信日時:2021-05-21 19:45:30
船橋先生
いちはやく回答して下さってありがとうございます。


対合の歯をクラウンにせずにすむよう、予防をがんばるべきという
ご指摘、もっともだと思います。 
対合歯は既に虫歯治療歴がありますが、長持ちするように心がけます。

他の歯にもいろいろ問題があり、優先度の高い順に治療していかなければと思っています。


1年前、初めて自費セラミッククラウンを入れて、汚れがつきにくくてやはり良いなと感じました。
歯磨きを格段にていねいにするようになったせいもありますが)

お金に糸目をつけずというわけにもいかないのが悩みどころですが、 奥歯は特に大事かなと思うので、将来クラウンを入れるなら自費のものがいいなと思っています。


ジルコニア×ジルコニアは難易度が高いのですね。
ゴールドは耐久性、虫歯の再発リスクの低さで高評価と聞いたことがありますが、やはりそんなに長い間もつ例もあるんですね。

歯科医の先生の技術と患者本人の手入れ次第の面もあるでしょうが、心強い情報を教えていただき、ありがとうございました。



タイトル 対合歯は同素材のクラウンが良いか
質問者 丘の上のひまわりさん
地域 非公開
年齢 61歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ジルコニアクラウン
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




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