右下5番、根管治療後のクラウンの素材で迷っています

相談者: kyon5さん (52歳:女性)
投稿日時:2021-06-27 18:06:34
こんにちは。

右下5番の歯について、歯根膿疱による根幹治療後、保険外セラミッククラウンを勧められ、現在仮歯まで進んでいますが素材で迷っています。

○選択肢
セレック(1年保証、約6万円)
セルコンジルコニア(5年保証、約13万円)
・e-max cad(5年保証、約12万円)
・e-max プレス(5年保証、約14万円)

○セレックの不安材料
・強度が低い
・一つ置いて隣の7番が無く、夜間の食いしばりも有るため負担が大きい

○ジルコニアの不安材料
・強度が高いため上の歯(半分位銀のインレー)への負担が大きい?
・万一嚢胞が再発して再治療となった場合外すのが大変?

○e-maxの不安材料
・情報が少なく良いのか悪いのか分からない


○ご質問
・ジルコニア、セレック、e-maxのメリットとデメリット含め、どの素材が適しているかアドバイス頂けませんでしょうか。(審美面は求めません)

セラミックは、セットしてから噛み合わせが合わない場合、微調整は可能なのでしょうか。

・土台の歯が破折、虫歯歯周病等でダメになったり、適合が悪くて外れたりするリスクがより小さいのはどれでしょうか。

医院によって使う素材が違うことは承知しておりますので、一般論ででもご教示頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-06-27 21:02:16
こんにちは。

一般的にe.max pressがよく使われるケースかな?と思いました。

ガラスセラミックです。

経年的に多少の劣化が知られています。

ブレスの方が、良い仕事になります。(キャスダブルセラミックの長所が発揮可能です)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kyon5さん
返信日時:2021-06-29 16:49:15
船橋先生

お忙しい中、ご回答どうもありがとうございます。

e-maxプレスのケースが多いのですね。
もしe-maxならCADでと思っておりましたが、CADでしたらe-maxにしない方が良いでしょうか。

e-maxは(ジルコニアに比べて?)経年劣化しやすいのですね。
硬度に劣る分土台の歯を削る量も多いのでしょうか。

もしできましたら、先の2番目と3番目のご質問(微調整の可否、素材によるリスクの差)についてもアドバイス頂ければ幸いです。

お手数をおかけしてすみません。


実のところ、先生からはジルコニアのみを勧められており(系列のHPもジルコニアのみ紹介)、価格面ならセレックという2択でした。

ただ仮歯咬み合わせがあまり良くないこともあり、既に半分銀になっている咬合歯の破損等の心配がぬぐえず、e-maxが気になってきました。

次回e-maxをお勧めされない理由を伺おうと思いますが、毎回お時間がない中何をどう聞けばいいのかわからず、決定できずに終わってしまいます。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-07-01 09:41:07
セラミックは、セットしてから噛み合わせが合わない場合、微調整は可能なのでしょうか。

可能です。


>土台の歯が破折、虫歯歯周病等でダメになったり、適合が悪くて外れたりするリスクがより小さいのはどれでしょうか。

おかかりの歯科医がお勧めする治療は、そこの歯科医院が治療をたくさんしてみて、よい治療成績を期待できるものか?利益率が高いものか?お試しでやってみたいものか?
理由が何かあるのでしょう。

院長に説明してもらい納得した上で選択してください。

技工物は、歯科医がうまく削れているか?型採りがうまく出来ているか?誰が何で作るか?で、かなり違う適合になります。

単純に素材の違いだけならばpressが一番適合が良いはずですが、そんなに単純なものではありません。

土台の破折は残っている歯の状態に左右され、人工物が割れたり欠けたり摩耗する事で歯根が守られる場合がありますが、トラブルがあると嫌でしょう。
虫歯は人工物はなりませんから残っている歯をどれだけお手入れできるか?に左右されますよね。

お手入れしやすいのはよく適合したジルコニアと言われていますが、e.maxでも歯よりはお手入れは楽です。

おかかりの歯科医が、お勧めするものにされておくという方が多いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kyon5さん
返信日時:2021-07-03 09:59:40
船橋先生、お忙しいところ再度のご回答ありがとうございます。
丁寧なご回答頂き感謝しております。
とても参考になります。


再度ご説明して頂きましたが、まだ不安はぬぐえません。
でもお勧めされない素材を希望してもあまりいい結果にはならない気もして、船橋先生のおっしゃるようにお勧めされるジルコニア型取りに進みそうです。

>おかかりの歯科医が、お勧めする治療はそこの歯科医院が治療をたくさんしてみて、よい治療成績を期待できるものか?利益率が高いものか?お試しでやってみたいものか?
>理由が何かあるのでしょう。

そうですね。
仮に後者の理由だとして、それを知る術があれば悩まないで済むのですが...(聞かれてぶっちゃけるお医者さんは多分いないですよね..)。

院長先生にも話を聞いてみたいとは思いつつ、もし担当の先生の心証を悪くしたらと思ってしまいなかなか言いづらいです。

仮歯の咬みあわせにも不安があるのですが、最近クラウンのことで食事以外の時も咬みあわせに注意が向いているせいもあるのか、常に下あごが緊張状態で、舌も荒れて痛みがあります。
顎や舌をどの位置に置けばいいのか分からなくなることもあります。

クラウンを入れる前に、全体の咬合をチェックして頂いた方がいいのかなという疑問も生じています。
仮歯のまま長期間おいたら良くないと言われそうですが。。



タイトル 右下5番、根管治療後のクラウンの素材で迷っています
質問者 kyon5さん
地域 非公開
年齢 52歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




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