20代、治療済みの歯が多くて将来が不安です

相談者: ももーもさん (22歳:女性)
投稿日時:2021-10-26 02:14:18
はじめまして。

高校生になってから定期検診に行っておらず、大学2年生で虫歯11本と診断され治療を受けました(銀インレー1本、CR8本、他は経過観察)。
ですが知識が不足し間違った生活(歯磨き1日1回、毎日のジュースなど)を送った結果、先月初期虫歯が2本増え、CRの周りが小さな虫歯になり少し削りました。

その後は個人的にも勉強しつつ、次の定期検診で歯科衛生士さんにしっかりと指導して頂こうと決めています。今は毎食後と寝る前に10分間の歯磨き(フッ素入りの歯磨き粉電動歯ブラシ)やジュースの中止、お菓子は2日に1回程度にしています。

今は学生なので難しいですが、来年からは就職し、2.3ヶ月に1回定期検診とPMTCを受けようと決めています。

またお金が貯まったら、銀のインレーをゴールドに替えるつもりです(マイクロスコープがあり、バーニッシュもしていただける歯科医院さんです)。

できることはしたいと思い努力しているのですが、心配性な性格から、不安が拭えません。毎日歯のことを考えてしまい、常にネットで情報を集めてしまいます。

以前同じような相談をされた方(私と歯の状態が似ている)に、そこまで悲観する必要はないと先生方がおっしゃっていたので、少し希望を持つのですが、、どうしても不安で押し潰されそうになってしまいます。


質問は、

@この歳でこの治療済みの歯の本数は多いでしょうか、、(人と比べてしまう性格で、ここがどうしても辛いです)

A個人差などあるのは分かっていますが、、定年までは抜歯は避けたいのですが、可能でしょうか。

B精神的にも参ってしまっており、希望を持って前向きに頑張りたいので、前向きなお言葉をいただけたら幸いです。。


長文で申し訳ありません。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2021-10-26 07:00:08
ももーも さん、こんにちは。

@ 多いと思います。

どうして沢山の虫歯が発現してしまったのか、例えば、食品の摂り方、特に、間食や飲料のタイミングなど、よく見直しましょう。


A 可能かとは思いますが、決して簡単な道のりではありません。

昔ながらの、プラークコントロールだけではなく、「力のコントロール」「栄養のコントロール」についても、指導を受けておくことを勧めます。


B 今の口腔内の状況が普通ではないことを、歯を失い始める前で何よりだったと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-10-26 09:49:20
こんにちは。

@昔はそれくらい虫歯が沢山ある人が多かったのですが、今は少なくなりましたよ。
情報格差が原因だろうと思います。
歯で苦労した世代の方が身近にいれば、歯医者との上手い付き合い方もご存知でしょうし、歯磨きの習慣化や食の選択など日常生活で身につけられます。

ですが、今でも学校検診や乳幼児検診で虫歯多発を見つけられる事例があります。
そういう場合は、親の育児放棄や日常生活の貧困疲弊を疑い、多方面で連携が必要になるという事になっています。

大学生になられ、親の目が行き届かないまま長期の貧困生活(経済的な場合もありますが、内容的にの方が多いですね)に入られますと、わかりやすく歯に現れます。

もちろん洋服やお部屋の中やゴミ出し具合等にも現れるでしょうが、歯は痛んだり穴が空いたり黒ずんだりしてお困りになるでしょうから、とりあえず歯医者が問題を発見してくれますからね。

よい生活習慣が身についているのか?について、見つめ直すよい機会になったのでしょう。

これから人生長いですし、恋人が出来たり子どもが出来たりしてきちんと社会でうまく生活できる人になって行かないといけないのですから、一つ一つ修正して健康生活を習得してください。


A虫歯の長期放置歯がなく抜髄に至らなければ、メンテナンス通院されておけば問題は少なくなると想像します。

もしも、現段階で中間欠損抜歯部位があれば、ブリッジ入れ歯は前後の歯への負担が大きいので次々歯を無くす可能性があります。

軽度虫歯で止まっておくのが大切ですから、早期発見早期治療介入が可能になる定期検診が役立つでしょう。

B過度のストレスもいけません。
悪くなっていた部位はきちんと治してもらい、また悪くなる事もあるでしょうが、歯科医院の管理下で歯の長期保全を目指してください。

定年に近くまでには、虫歯だけでなく歯周病でも歯を失いやすくなってきます。

どちらも目に見えない細菌により生じる疾患で、ほとんどが常在細菌をベースにした細菌層の悪化ですから、症状進行は気づきにくいですから、専門家にある程度お任せして上手く長期間歯を機能させてください。


繋ぎ目から虫歯になる方や、治療が早めにダメになる方のほとんどが歯の当て過ぎです。

良い姿勢と良い口腔機能の保持は、毎日の丁寧な動作によるトレーニングが基礎になります。

早食い、流し飲み、ダラダラ食べ、姿勢が悪いままの食事はダメです。
口呼吸、低位舌、猫背もダメです。


素敵な人に育ってください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2021-10-26 11:12:34
こんにちは。

配慮不足からむし歯ができてしまって、今後が心配なようですね、お気持ちよくわかります、しかし歯の健康管理に目覚めたわけですからそれはそれでよかったと思います。

文面から推測すると無髄歯はなさそうなので、このまま有髄を保つことができれば抜歯になる可能性は低いと思います。

もう一つ歯を失う原因は歯周病です、歯周病もむし歯と同じくプラークが原因ですからお菓子の食べ過ぎをしなければリスクはずいぶん下がります、お勧めはお菓子は一日一種類一個です。

この程度のお菓子の量ならそこそこ磨けていればむし歯や歯有病にはなりません、このような食習慣が維持できればはなまるです。

ここで危惧するのはオーバーブラッシングです、歯のためを思って一生懸命磨く方によく起こる問題です、ゴシゴシ磨きすぎないことです。

歯ブラシの毛先を使ってナイロン毛がパラパラとプラークを弾き飛ばすような磨き方です。

オーバーブラッシング https://www.yamadashika.jp/prevent08.html

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ももーもさん
返信日時:2021-10-26 11:36:24
小林 誠 先生

ご回答ありがとうございます。

自身の生活をしっかり見直すことの重要性がわかりました。

Aについて、簡単ではないとのことですが、可能性的に抜歯の可能性が高いということでしょうか。
またその場合、CRの歯8本も失う可能性が高いということでしょうか…。

よろしくお願いします。



Dr.ふなちゃん 先生

ご回答いただきありがとうございます。

中間欠損抜歯部位がよく分からなかったのですが、今のところ抜歯や神経を取る治療はしていません。
今後は定期的に歯科医院に通う予定ですが、定年まで抜歯なしの可能性は低いでしょうか?
高いでしょうか、、

よろしくお願いします。



山田 豊和 先生

ご回答いただきありがとうございます。

オーバーブラッシング、気をつけなければと思いました。
抜歯の可能性が低いと聞きとても安心しました、ありがとうございます。
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-10-26 14:07:23
>定年まで抜歯なしの可能性は低いでしょうか?
>高いでしょうか、、

これからの習慣によりけりでしょう。
よく喉元過ぎれば…という方が多いです。

ショック時に得たモチベーション維持はなかなか難しいですから、長い目でお考えください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ももーもさん
返信日時:2021-10-26 14:20:57
Dr.ふなちゃん 先生

お返事ありがとうございます。

モチベーションの維持が難しいこと、そしてモチベーションの維持が重要なことが分かりました。

私は看護学生で、老年期における歯の重要性を認識しているので、今後働く上でもモチベーションは維持していきたいと思っています。

モチベーションを維持しセルフケアやプロケアを継続したとしたら、定年までに抜歯にならない確率をおおよそでいいので教えていただきたいです。

希望を持って頑張りたいもしくは予後を覚悟したいんです。
最悪銀インレーのものは仕方ないかもしれませんが、その他のCRの歯も抜歯になる可能性はどれくらいなのか知りたいです。

長文で申し訳ありません。
よろしくお願い致します…。
回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-10-26 14:48:56
銀歯も問題が起きない方がほとんどです。

歯科は材料学も基礎としていますが、異種材料の継ぎ接ぎ工事を湿度の高い環境で仕上げ水没させ、時に酸を欠けたり金槌でバンバン叩いたり揺すったり振動させても何年も持たせる事をしています。

過去の治療経過を多数観察していますが、レジン治療も何十年ももっていますし、金属修復も何十年ももっています。
問題は歯ですね。
歯は虫歯になったように溶けたり欠けたりヒビ割れます。

継ぎ接ぎ部が一番のウィークポイント(点)になりますから、負荷がかかり過ぎるポイントからは外す必要があるという決まり事があります。

逆に言えば負荷をかけすぎない使い方をしてくれると良いので、歯を不用に当てないTCHを意識されると再治癒のリスクはなくなります。

使い方は身体側の問題とも通じますから、健康習慣の計りになります。

色々学んで良い人生をお過ごし下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ももーもさん
返信日時:2021-10-26 15:16:05
Dr.ふなちゃん 先生

お返事ありがとうございます。

このままモチベーションを維持し、セルフケアとプロケアを継続すれば抜歯の可能性は低い、ということで大丈夫でしょうか!?
回答 回答6
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-10-27 00:26:34
はい。
頑張ってください。




タイトル 20代、治療済みの歯が多くて将来が不安です
質問者 ももーもさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
虫歯予防
予防関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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