[写真あり] 根管治療のみで歯根嚢胞の治癒や骨再生は出来ますか?

相談者: かわだpさん (36歳:男性)
投稿日時:2023-01-27 15:35:17
以前、前歯の重度歯根嚢胞で相談していたものです。

町の歯医者から、手術が必要なレベルの歯根嚢胞といわれ、根幹解放状態で1ヶ月過ごし、大学病院に転院、一回目の保険内のラバーダム根幹治療後仮蓋で半日後に膿がたまり激痛。
翌日、再受診で根幹治療後仮蓋、その後3週間痛みもなく良好な経過。

また大学病院で根幹治療、蓋を開けてみたら膿はだいぶよくなっていて、この調子ならあと2、3回の治療ですむかもと言われました。

まだ油断出来ないですが手術必須だと思っていましたので、驚きました。


いくつか質問があります。

1.1ヶ月の根幹解放後、初回の大学病院での根幹治療のあとで痛みが出てしまった、翌日の治療でよくなったのは、根幹解放の影響が残っていて痛んだという認識でいいですか?

2.現在経過がよい状態ですが、根幹治療のみで骨回復は可能なのでしょうか?
CTの見方はわかりませんが、掲載した写真ではかなり骨がなくなっており、そこが再生するのか不安です。

3.睡眠時の歯ぎしりや、前歯の酷使の影響で神経が死んでしまったとの診断でした。
今は前歯を短くしているので睡眠時には影響していませんが、寝起きは奥歯が痛いです。
歯ぎしりで奥歯の神経も死んでしまうことはありますか?

4.歯ぎしりの対応として、スタビライゼーション型ナイトガードは適切ですか?
現在、他院のソフトを使っていますが、噛む力が酷くなるため長期使用は勧めませんといわれました。

よろしくお願いします。

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回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-01-27 16:11:29
こんにちは。

こんかん と入力されますと漢字変換候補は根幹が上に出てくると思いますが、根管が正しいです。
根っこの幹ではなく管ですね。

>1
前医では解放しか手が無かったのでしょう。
とりあえず、仮蓋ができる状態になりよかったですね。噛
み合わないくらいに咬合を落としてしまう事が必要だったのでしょう。

>2
レントゲンで大きな穴が空いたように見えていても、根管治療により徐々に骨が再石灰化して穴が塞がるように見えてくるケースは割とありますから、治療後もしばらく経過観察されるでしょう。

>3
2番と3番がコンタクトロスしている、いわゆるU級2類のように見えていますから、下顎が後方に押し込まれやすいストレスフルな噛み合わせになっているのではないかと思いながら拝見しています。

歯軋りが酷いと奥歯が破折したり、すり減る為将来的に奥歯の神経が死ぬ事に繋がる事もあるかもしれませんが、すぐという訳ではないのではないでしょうか?

>4
歯並びの問題があればそれを矯正で治すのか?、とりあえずスタビライズ可能なナイトガードで問題回避しておくか?、歯冠修復で変えるか?になる事が多いように想像します。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2023-01-27 16:35:09
まず歯根嚢胞という言葉が一人歩きしすぎていて、誤用する歯科医がいることは困った事だと私は思っています。

1. たまたまかもしれません

2.きちんと治療されればもっと大きな骨欠損でも修復されると思います。

また骨ができなくても、無症状であればわざわざ歯根端切除術をする必要があるとは思いません。

4 適切だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かわだpさん
返信日時:2023-01-27 22:30:59
船橋様

ありがとうございます。

おっしゃる通り、かみ合わせとしては問題のある状態かと思います。
ですがすぐにどうこうではなさそうということですので、安心しました。


柴田様

ありがとうございます。

歯根嚢胞という言葉に関しましては、自分が調べた限りでは歯根肉芽腫や他の病気であるかどうかという判断も含めて、ただCTを診たり診察するだけでは難しいのかなと思っています。

前医からはおそらく歯根嚢胞だと言われましたが、大学病院からは、歯根嚢胞かはわかりませんとキッパリ言われているので、手術しないうちは確定できないものであるとは思っております。

骨が回復しなくても、無症状なら手術が必要ないというのは、少し安心しました。



タイトル [写真あり] 根管治療のみで歯根嚢胞の治癒や骨再生は出来ますか?
質問者 かわだpさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療に関するトラブル
歯軋り(歯ぎしり)
その他(写真あり)
歯軋り用マウスピース・ナイトガード
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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