中程度の歯周病で歯列矯正を行ってもほんとに可能?

相談者: ぴろたんさん (30歳:男性)
投稿日時:2023-03-22 23:30:20
歯科前歯部分矯正相談へ行きましたが、治したいとこが歯周病とのことで。
矯正は可能ですと言われましたが、定期的な歯石除去に来てもらうのと、家でのブラッシングを頑張ってもらえればと言われました。

ネットで検索すると、歯周病で矯正すると歯が抜けてしまうなどと書かれていたので不安になりました。
ですが、歯周病は治らないと聞くので矯正が怖くなりました。

一度、奥歯麻酔をして、歯茎の中を掃除?してもらったことがあります。
中度の歯周病の治療だと思います。

定期的な歯石除去というのは、この中度の治療法も行うってことなのでしょうか?

歯科で聞けばよかったのですが、後々思ったことでしたのでここで相談させていただきました。
矯正するなら、中度の治療法をしてからのほうがいいですよね?
歯のレントゲンもとり、歯の状態も見てもらいました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2023-03-23 07:31:44
ぴろたん さんこんにちは。

歯科前歯部分矯正相談へ行くと「矯正は可能ですが、定期的な歯石除去に来てもらうのと、家でのブラッシングを頑張ってもらえれば」と言われたのであれば、その通りなのではないかと思います。

定期的な歯石除去というのは、一般的であると思います。

矯正する前に、歯周初期治療は済ませておくことになるのではないかと思います。

歯のレントゲンも撮っているのであれば、どれだけ骨の吸収があるのかなど説明を受けるとよいと思います。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-03-23 11:11:46
こんにちは。
前回のご相談から

〉上の歯1番(前歯)が隙間ありです。2番が下の歯より奥に入っていて、1番の後ろに生えてるみたくなっていて、ぱっと見歯がないように見えてしまっています。
2番は少しグラグラしてしまっています。
歯周病だと。
1番も歯周病があるのですが、この場合の部分矯正はできますか?

〉前歯の部分矯正相談へ行きましたが、治したいとこが歯周病とのことで。

という今回のご相談ですが、部分矯正が可能という診断だったのでしょうか?
部分矯正には限界があります。全顎矯正ではない為全く動かさない奥歯があり、その為、前歯のガタガタを治す為には前歯の幅径を全て足したアーチを作らなければガタガタが治りません。
前歯を綺麗にする為には、よく内側に倒れ込んでいる傾向がある小臼歯部を立て直す事でアーチを広げる事や歯の幅を狭くする為に歯の側面を削って(安全領域内のエナメル質を削れるだけなので0.数ミリという限界があります)幅径の総和を調整する事になるのが一般的でしょう。

上がかなりガタついているのですから下もガタついているでしょうから上下でガタつきを無くして矯正後に安定するようにしておくのが良いのでしょう。
そうなれば、上下でということになるでしょう。
その際、歯の幅の総和が過大ですと口元が飛び出る事になりやすかったり元々薄い唇側の骨から歯根が出やすいなど難しい面もありますから部分矯正でもきちんと検査を受けて上手く計算してもらい調整が上手い歯科医に依頼されると良いでしょう。

また、クロスバイトを治す際に難しいのはガッチリ噛み込んでいる下の歯の山を超えて前に出す際に、当該部位に早期接触が生じる為そこに外傷性の咬合圧が加わり続ける期間がどうしても生じやすいことですから、ケースによって何らかの一時的なバイトアップを必要とするか?歯冠長を削り最終的にベニアや歯冠修復を併用した方が良い場合まであると思います。
大抵の方は歯がガタガタでは隣接面虫歯の修復痕(レジン修復)があるでしょうからそれを上手く利用して前歯修復とセットで部分矯正を受けられると歯周病で弱った歯でも安心かもしれません。
そのあたりも上手く治療計画を立てて説明してもらうと良いでしょう。


いずれにしろ、矯正治療で歯を動かす前までに初期歯周治療虫歯治療根管治療と歯の補強、仮歯治療まで行っておくのが基本ですから、綺麗になれてより安定した歯並びになれる日を目標に頑張って治療を受けてください。




タイトル 中程度の歯周病で歯列矯正を行ってもほんとに可能?
質問者 ぴろたんさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
歯列矯正の治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total   今日 今日   昨日 昨日  
現在 人が閲覧中