ダイレクトボンディング・ジルコニア・ゴールド、どれがいいですか?

相談者: しうのすけさん (27歳:男性)
投稿日時:2023-05-11 22:50:11
歯の詰め物について

これまで虫歯で、永久歯は11本が治療してあります。
今までは、保険治療の範囲内で治療してきて、今現在は1本金属のクラウン、5本金属のインレー、5本レジンの詰め物をしています。

ただ、金属のクラウン1本と金属のインレーのうち3本は、レジンを詰めていたのが二次カリエスになって金属になっています。



3月に歯科検診をした際、レジンの詰め物をしている歯2本が二次カリエスになってしまっており、さらに2本虫歯ができてしまっていると言われました。
ただ、4月から急遽転勤が決まり、歯科に通えていませんでした。

そこから、歯について調べているうちに、保険治療でない方がいいのではないかと思うようになりました。
経験則的にも、特にレジンは二次カリエスになりやすいように思います。

ただ、保険外でも色々ありそうで、これから歯科に行くに当たっては、どこに行くにも(転勤の関係で)はじめてなので、ある程度どんな治療を受けるか考えてその治療が得意そうなところに行こうと思っています。



そこで、個人的に気になっているのが、ダイレクトボンディングセラミックジルコニアと、ゴールドです。
これらについて、おすすめなどを知りたいです。

ダイレクトボンディングはとても綺麗に治療してくれそうなところがありますが、材料はレジンということで、あまり長くは持たなさそうなのですが、どうでしょうか。

保険のレジンとは寿命も変わるのでしょうか。
今までの二次カリエスが全てレジンなので、そこが少し気になっています。


また、セラミックとジルコニアはいろいろなところでやっていそうですが、割れたりするともいろんな所に書いてあります。

また、ジルコニアは固すぎるともありました。
元々野球をやっており、今も簡単なチームに入っていて歯を食い縛ったりしがちなので、あまり会わないのかなとも思っていますが、どうでしょうか。

そして、ゴールドですが、素材としては一番いいとよく書いてありますし、先生方も使われる方が少なくないとどこかに書いてありました。

デメリットは見た目についてがほとんどで、他に何かデメリットがあるでしょうか。
もちろん綺麗に天然の歯のようになるに越したことはありませんが、今既に保険治療での金属のインレーやクラウンはあるので(本数から費用的に)全部白くするつもりもありませんし、今回治療するところが多少金で目立っても気にならないというか、変わらない気がします。



また、あるいは保険治療でも問題ないでしょうか。
これまで、金属の詰め物については問題が起きたことがなく、(小、中学生からあったのもあるかと思いますが)レジンばかりが二次カリエスになります。

ちなみに、今二次カリエスになっているのは左上の5番と7番で、虫歯なのが右上4番と右下5番です。

歯科を選んでから決めてもいいのですが、ゴールドは以外とやって無さそうなところもあったり、ダイレクトボンディングは技術に差がありそうで、もちろんこれで最終決定するわけではないですが方向性を決めてそれが得意そうな歯科を選ぼうと思っています。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-05-11 23:35:45
こんにちは。


根本的な誤認があるようですから、お伝えしておきます。

〉これまで虫歯で、永久歯は11本が治療してあります。
〉今までは、保険治療の範囲内で治療してきて、今現在は1本金属のクラウン、5本金属のインレー、5本レジン詰め物をしています。ただ、金属のクラウン1本と金属のインレーのうち3本は、レジンを詰めていたのが二次カリエスになって金属になっています。

レジン充填が可能なのは小さな虫歯の時だけですから、そういう治療を受けた歯にはご自身の歯面がかなり残っていたわけですよね。
そこが虫歯になったから二次カリエスです。

修復材料は虫歯になりません。
細菌の酸で溶けない材料を使ってあるからです。

ですから金属でしか治療できないぐらい大きかった虫歯はすでに虫歯リスクが高い歯面は、削り取られて虫歯にならない修復材料でごっそり置き換えてあるからまだ虫歯になっていないのでしょう。


二次カリエスになる歯質が残っていて生活習慣も変えずに歯磨きも下手なら二次カリエスになりますね。

レジン充填とダイレクトボンドは同じ材料ですから適用範囲は限られます。

力がかかる場所にはレジンでは役不足ですからせめてCAD/CAMブロックぐらいのきちんとした材料を使ってもらった方が良いでしょう。


メタル修復を選択しないといけないぐらい立派に大きかった虫歯がニ次カリエスになるとより悲惨です。
次回治療時には歯質がほぼなくなって歯を失うことにグンと近づきます。

レジン充填した歯に二次虫歯が見つかったのが早ければ継ぎはぐのでも良いくらいです。
大したことでないうちに虫歯を見つけてもらいやすいメリットがあります。
場合によっては縁の着色程度でも二次カリエスとして気楽に再治療してくれますからね。



何で治療をしてもらったら良いか?は貴方が決める事ではなく歯科医が決めます。
都度都度診断が必要だからです。

おかかりになった歯科医院で歯科医により治療可能と診断された材料で丁寧な治療を受けたらあとは、生活を改めてください。


一日最低一回は歯面のどこもツルツルピカピカになるように丁寧に磨きあげたり、甘いものは控えるようにしたり、酒を飲んで寝たりしない事です。
ダラダラ食べたり飲んだりするのもやめた方が良いでしょう。

歯を必要以上に当てない事や、口を開けて寝ない事。
歯ブラシだけでなくフロスとワンタフトを使い隅々まで磨き、フッ素洗口するかフッ素入り歯磨き粉をしっかり使うこと。

できれば再石灰化を補助するようなナノハイドロキシアパタイト配合の歯面がツルツルピカピカ磨けば磨くほど輝くような千円代の歯磨き粉を使うなど、何かご自身に合ったものを歯科衛生士に探してもらうと良いでしょう。

ご自身で歯の管理が無理ならば定期的な歯科検診のリストに入って管理してもらうと良いでしょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2023-05-12 07:36:22
しうのすけ さんこんにちは。

3月に歯科検診をした際、レジン詰め物をしている歯2本が二次カリエスになってしまっており、さらに2本虫歯ができてしまっていると言われ、これから歯科治療を考えているのですね。

そして、治療方法として、ダイレクトボンディングセラミックジルコニアとゴールド治療で悩んでいるのですね。


ダイレクトボンディングは、保険では使用できないハイブリッドレジンを詰めたり、保険では使用できない色を用いて綺麗に仕上げる先生も多いと思います。
こちらは先生の腕が直接関わってきます。
特に、マイクロスコープやルーペなど拡大治療を行っている先生の方が予後は良いことが多いと思います。


一方セラミック・ジルコニアとゴールドは、歯の形態は先生の腕になりますが、作るのは技工士さんですので、こちらは技工士さんの腕によって予後は変わってくることがあります。


御自身で治療方法を選ぶのも大事ですが、治療を行っている先生の得意な治療方法の方が予後は良いと思いますので、治療を行うところで説明を受けた方が良いと思います。


歯を食い縛ったりしがちなのですね。
これに関してはTCHの是正指導を受けてみてはいかがでしょうか?




タイトル ダイレクトボンディング・ジルコニア・ゴールド、どれがいいですか?
質問者 しうのすけさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
ハイブリッドセラミックインレー
ゴールドインレー(金の詰め物)
詰め物の下の虫歯(二次カリエス)
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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