自費の根管治療と歯科恐怖症について

相談者: メメントモリさん (45歳:女性)
投稿日時:2023-07-05 20:24:27
自費再根管治療を受けようと思ってます。
前歯奥歯に根本に膿があります。

一つの歯医者で相談した時は、破折の恐れがあるので何もせず様子を見たほうがいいと言われました。
2つ目の歯医者では治ると言われ、都内根管治療専門医を紹介され相談にだけ伺いました。
治りますが、開けて破折していたら治療はしないとおっしゃってました。

ただ、その2つ目の歯医者で別の歯を治療時にかなり苦しい治療をされ、歯科恐怖症になってしまい、根管治療にいけていない状態で大変困っています。

ただ現在、歯の調子がだんだん悪くなってきたので、恐怖症対策で心療内科に行って、それから再度根管治療を再度お願いしようかなと考えていますが、そもそもどの情報がただしいのか?

また根管治療が終わっても、2つ目の歯医者に戻り被せものを作らなければ行けないので、その治療がまた苦しいのではと大変憂鬱です。

なにか対処法はないだろうか?
もしくは、また最初から別の根管治療専門医を探し、相談した方がいいのか?

色々悩んで混沌としてます。
何か良いアドバイスがあればよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2023-07-06 07:35:59
お住いの地区には歯科大学付属病院が二つありますから、治療に時間はかかるでしょうが、受診してみたらいかがですか。

リエゾン診療的に診てもらえるとおもいます。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-07-06 10:56:53
こんにちは。

前歯の根本とは根尖端という意味でしょうか?
その場合は、自費根管治療で何とかしてくれる可能性が、かなり高いと想像できます。
歯根が単純だからです。
また、根尖端の病巣が歯内療法で治らない場合には、歯根端切除術の選択も比較的容易で、大抵の歯科医が上手くしてくれるからです。

問題は奥歯の根元の膿の方で、こちらはなかなか難しい場合がしばしばあると思います。

レントゲン検査結果をよく見てもらい病巣の部位や広がり、歯根の状態、術前の根管充填の状態、根管の状態など詳しい説明を受けて加療し始めたら歯根破折している場合もありえます。

その場合は保存不可能な歯根を抜いてしまう治療を選択する必要が生じたり、抜歯して欠損補綴(接着性ブリッジ、ブリッジ、部分義歯インプラント治療へ進む)になるかもしれません。

痛みがあるので、痛みを無くしてとりあえず噛めるようにしたいのか?痛みがないけど治療したいのか?によっても選択は変わるでしょう。

>ただ現在、歯の調子がだんだん悪くなってきたので、

根本の膿による症状なのか?の見極めは大切でしょう。

ネットでは情報が少なすぎる為何も言えませんが、紹介を受けた自費の歯内療法医に治療してもらえる範囲は限られるでしょうから、根管治療後何処かを受診され歯冠修復治療を受ける必要があるのでしょうが、元の歯科医院に必ず帰る必要まであるのか?とりあえずお尋ねする事はできるでしょう。


お大事に。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: メメントモリさん
返信日時:2023-07-06 12:11:18
松山先生

早速のご返信ありがとうございます。
歯科大学病院も検討したいと思います。
相談できてよかったです。
ありがとうございます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: メメントモリさん
返信日時:2023-07-06 12:28:26
船橋先生

ありがとうございます。
前歯は腫れて痛くなってきて奥歯は痛くないです。
根管治療専門医は被せものは作らないので、紹介元歯医者に戻る必要があります。

先程ダメ元で紹介元歯医者に、対応できないのか状況を説明しました。 
担当医は退職しており、3週間後に院長が話だけ聞いてくれるとの事でした。

ダメなら大学病院の紹介状を書いて頂きたいなと思ってます。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2023-07-06 13:15:19
こんにちは、
 
日本の場合歯内療法専門医と言っても、多くの歯内療法学会認定の専門医は根管治療後のクラウンも行いますよ。
 
ただ、開業医から専門医に紹介の場合は元に戻ってクラウンを作る流れになるので、歯内療法学会のHPから

https://jea-endo.or.jp/doctors/specialst.html
 
近所の歯内療法専門医の歯科医院に電話して、「そちらの歯科医院では根管治療後クラウンまで担当してくれるか!?」と聞けばいいと思います。
 
そこでクラウンまで作れると言われれば、わざわざ2件目の歯科医院を探さなくても大丈夫です。
 
 
>その2つ目の歯医者で別の歯を治療時にかなり苦しい治療をされ、歯科恐怖症になってしまい、根管治療にいけていない状態で大変困っています。 
 
この状態であれば、なるべく先生は1人に絞った方がいいと個人的には思います。
 
たぶん先生が変わるごとに緊張されると思いますし、根管治療の先生は安心できたがクラウンを作る先生が高圧的でまた怖くなった。
なども十分考えられます。
 
一度治療を受けある程度信頼できれば、その先生に施術してもらった方が恐怖症がぶり返すことも少ないでしょうね。
 
おだいじに

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: メメントモリさん
返信日時:2023-07-06 17:03:23
井野先生

早速のお返事ありがとうございます。
また、リンクも貼って頂きありがとうございました。
紹介していただいた専門医は、このリストには載っていませんでした。
アメリカで勉強された専門医の先生とお伺いしたのですが、そのせいなのでしょうか?

さらに怖くなってきました。

このリストに掲載されている大学病院で、紹介状が不要なところもあるようですので、そこに相談しようか?とも考えました。
ただ時間もかかるかと思うので、抜歯になったらどうしよう?
と思い泣きそうです。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2023-07-07 08:07:38
アメリカで勉強された専門医の先生とお伺いしたのですが、そのせいなのでしょうか?

歯内療法専門医といっても、これは国が認めた専門医ではありません。
 
現状、
1、アメリカに留学して歯内療法専門医のライセンスを取り、日本に帰ってこられた専門医
2、歯内療法学会、各スタディーグループ認定の専門医
3、大きな歯科医院の歯内療法担当の専門医
4、歯内療法に自信がある自称専門医の先生
 
と色々です。
 
1つ言えるのは一般歯科の先生より、歯内療法が得意であるとは言えます。


>このリストに掲載されている大学病院で、紹介状が不要なところもあるようですのでそこに相談しようか?とも考えました。
 
根管治療は一般歯科でも対応できるので、開業医でいいのではないでしょうか!?

大学病院は教育機関なので、必ず専門医が治療を担当する訳ではありません。
難易度を見た後に若い先生が担当する場合もありますし、大学によっては結構治療に時間がかかります。


>ただ時間もかかるかと思うので、抜歯になったらどうしよう?
 
このサイトでもたまにおられますが、まずあれもこれも想像しても始まりません。
 
心療内科に行ってからなら、まず心療内科を早目に受診すべきでしょうね。
何も行動しないで迷っている方が時間のロスですよ。
 

厳しい言い方になりますが、現時点で患者さんが最もベストな選択をすることは出来ないと思います。
 
優先順位をつけ、なにが譲れないのか考えるしかないと思いますよ。 
 
おだいじに

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-07-07 11:44:29
根管治療は時間がかかり非常に歯科医にストレスがかかるシビアな治療ですから(その割に保険点数が低すぎて話にならない。)、保険ではしてくれないエリアが出てきているのではないか?と想像しています。(もちろん自分の歯内療法の技量に自信がなく腕がないという場合も多々あります)

そのため、抜髄ではなく再根管治療であれば歯内療法医に治療を紹介するという事が行われる、異常な事態になっているように感じています。

本来、保険医であれば保険診療可能な治療を自費で行う事は出来ないのでは?と皆思っている為、保険適用外薬剤を使うか?他院紹介をするという事が行われているのかもしれません。

もしくは同じ歯科医院内でも自費の歯内療法医と称する歯科医が担当するなど、事業体にとって赤字にならないように患者さんにとって治療失敗リスクが高くなる不利益が生じないように、工夫されているのでは?と思います。

これは、医科でも同じような保険診療の縛りをのがれる自衛策というか工夫というか、そういうものを何某かうまく行い無理がないようにするのは致し方ない事なのだとは思います。(医科も混合診療禁止ですから、保険適用外の治療のみ別の病院で分担することはされています)

根管治療だけ他所の歯科医院で自費で行ってもらい(できれば支台築造迄という説もある)、元の歯科医院に戻れば歯冠修復からは保険診療が可能です。
これを自費で根管治療を受けて、そのまま冠治療まで行ってもらうとすべてが自費治療になり保険診療に戻れません。

少し難しい選択になると思いますが、ご予算もあるのではないか?と思います。

歯冠修復は、まだたいていどこの歯科医院でも行ってくれるでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: メメントモリさん
返信日時:2023-07-07 16:50:18
井野先生

返信ありがとうございます!

歯内療法専門医といってもこれは国が認めた専門医ではありません。
 
現状、

1、アメリカに留学して歯内療法専門医のライセンスを取り、日本に帰ってこられた専門医
2、歯内療法学会、各スタディーグループ認定の専門医
3、大きな歯科医院の歯内療法担当の専門医
4、歯内療法に自信がある自称専門医の先生
 
とそういう事なのですね!よくわかりました。
リストにあった開業医のお医者様が近くにありました。

お医者様が一人ではなく、リストにあったお医者様は忙しくなかなか予約がとれないとのことでしたが、他にも同じく専門医がいるとのことで直近で予約がとれました。
また、心療内科も翌日予約がとれました。

まず、ドキドキしますが相談にいって来ようと思います!
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: メメントモリさん
返信日時:2023-07-07 16:54:18
船橋先生

返信ありがとうございます。

きちんと完治すれば予算はあまり気にしてません。
紹介された専門医は冠はやりませんとの事でした…

問題は怖くて治療できるのか?
ということです。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2023-07-07 21:27:52
怖がりの方には笑気吸入鎮静法をお勧めしています、

行きたい地域の地名と笑気をキーワードに検索すると、何件かヒツトすると思います

その中に根管治療が得意そうな歯科医が見つかると良いですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: メメントモリさん
返信日時:2023-07-08 13:18:09
柴田先生

ありがとうございます!
そんな方法があるんですね!

もう一度確認してみてます! 

ぜんそくがありますが大丈夫でしょうか?

本当に歯の事で鬱になりそうです。
大変助かります。ありがとうございます。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2023-07-12 11:12:11
ぜんそくがありますが大丈夫でしょうか?
 
笑気喘息があると適応外となります。
 
 
個人的な経験では自称歯科恐怖症の方は、殆ど先生との相性で安心感さえ得られれば普通の治療が可能です。
極度の歯科恐怖症の患者さんは静脈内沈静などが必要になります。
  
当院も3年に1人ぐらい前の先生の影響で、自称歯科恐怖症の方が来院されますが、
1、会話
2、痛くない治療
この2つを気を付けるだけで、ある程度普通に治療出来ています。
 
印象的だったのは、開業してすぐぐらいの時「歯科恐怖症(自称)」が来院され、待合室の椅子にも座れず玄関横でいつでも逃げれるように待機していた方がおられましたが、長い付き合いで10年した今は診療中はいびきをかきながら寝ながら治療を受けています(笑)
 
ただ、難しいのが1日30人も40人も見ている先生だとやはり会話する時間も少なく、イラつきがモロに感じてしまうこともあるので余計に不安が増す場合もあると思います。
  
まずは安心を得られる先生に出会えるといいですね。
 
おだいじに




タイトル 自費の根管治療と歯科恐怖症について
質問者 メメントモリさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の専門医
歯科恐怖症
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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