回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-08-30 11:01:08
こんにちは。

ガムを噛むと唾液が出ますから、ショ糖が入ったガムを噛むならばキシリトールガムを選択された方が良いでしょう。

詰め物や冠をした歯にとって良いか?は、微妙だと思います。
繰り返し負荷がかかり過ぎると、合着に使ってあるセメントの劣化が進むからです。

露出している歯表面は脱灰再石灰化を繰り返す結晶構造体ですから、唾液かしっかり環流してくれると歯面が強化できる可能性が高くなります。
再石灰化促進物を配合したガムもありますから、ご利用されたら良いと思います。

他方、二次虫歯は修復物と歯質の境に生じるマイクロリーケージ発生から封鎖が崩壊して生じますから、咬まない、使わない方が長持ちします。

ですから、不用に噛む時間を増やすよりも、TCHに気をつけて歯を不要に当てない方が修復した歯は長持ちします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: た−ちゃんさん
返信日時:2023-08-30 22:35:38
ガムで劣化するセメントなら、外れたほうが、いいと言えないでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-08-31 10:33:24
ガムが直接的に劣化の主因になるわけではありません。
繰り返し負荷で小さな隙間ができるのです。

何でも異種材料のつなぎめは弱いですが、特にセメントは修復治療の弱点になっています。
硬さがある材料では隙間を埋め難いですからね。

そこに繰り返し負荷をかけていると、つなぎ目に隙間ができて来てそこから細菌繁殖に適した環境が出来るので、2次虫歯治療時は深刻な治療へと一気に進むのです。

不用に食べ物を口に入れ続けない人になった方が良いと思いますが、常に噛んでいたり糖分の補充をしないと上手く生活できないなどの理由があるのであれば、キシリトールガムキシリトール飴の選択の方が、しょ糖のガムや飴を選択されるよりも歯に優しいですから、歯科医師会歯科の団体からもご利用を推奨していると思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2023-09-01 07:49:49
た−ちゃん さんこんにちは。

ガムを噛むと唾液が出ますから、虫歯予防になるようです。

また、船橋先生がおっしゃるように、ショ糖よりもキシリトールの方が良いと思います。

しかし、個人的には、フッ素入りのガムの方が虫歯予防には良いと思います。
歯医者さんでしか購入できないかもしれませんが・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: た−ちゃんさん
返信日時:2023-09-02 21:59:05
キシリトールガム歯科専用)って、歯にくっつきにくい印象なんですが、私だけですかねえ。
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-09-03 11:43:11
キシリトールは砂糖の代わりの甘味料ですから、砂糖をキシリトールに変えてあるから歯につきにくくなるというわけではなく、メーカー側が様々な材料の配合を変えて、意図して歯につきにくく作っているものがあるのかもしれませんね。

歯につきにくいガムというものも市販されていますよね。




タイトル キシリトールガムの効果について
質問者 た−ちゃんさん
地域 非公開
年齢 54歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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