MTAセメントで神経を残せたのではないか?

相談者: 天然水2さん (30歳:女性)
投稿日時:2023-09-11 01:15:56
別の病気と精神的疲労で日常生活に支障が出ていた時期があり(やや寝たきり)、歯のチェックもなかなかできずその期間に4番目の歯が欠けました。
元々歯間に小さな虫歯があったようです。
二次カリエスではありません。)

歯磨きはしていましたが割れてからどの程度経過したのが不明で、
食べ物が除去できずかなり深くまで進行していたようです。

ただし痛みや温冷でしみるなども一切なく、少し削るだろうが埋めるだけで済むかもしれないと思っていましたが根幹治療となってしまいました。


その歯科はなるべく根を残すをモットーとしており、MATセメントも取り扱っています。
MATセメントについてインターネット上で調べると自己症状が無い場合な残せる可能性が高いのと記述がありました。

もちろん実際に削ってみないと分からないだろうとは思いますが、「なるべく根を残したい」というスタンスの患者(痛みや症状一切なし)にMATについて一切説明もなく「かなり深いので抜くしかない」という回答になるものでしょうか?確実に感染していると判断されたからでしょうか?

削った際に露髄が多い場合やはり根幹治療となってしまうのでしょうか?


別の歯も二次カリエスが神経に近く、レントゲンで根幹治療の可能性が高いと指摘されました。

これとは別に二次カリエスで最終的に神経ギリギリで助かった歯がありましたが、レントゲンでは五分五分と診断された際、

「何とか神経を残す方法はありませんか?」

と質問しても

「神経が出でしまうと無い」

とのことでした。
MATセメントが使える可能性については何も説明されませんでした。



お伺いしたいのは、上記歯科医院のようになるべく根を残すというスタイルでも、たとえホームページにMATセメントについて紹介していても、患者にMATセメントを紹介しても無駄になってしまうと判断した場合は即根幹治療になるのでしょうか?

それともMATセメントをやりたくない、または忘れていた可能性はさすがにないですよね?


割れた歯の治療時には私自身MATセメントを知らなかったため、残念だが仕方ないと受け入れざるをえませんでした。
次の診察まで間が空いているため、参考にしたく当サイトで質問投稿させて頂きました。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-09-11 16:38:29
こんにちは。

〉上記歯科医院のようになるべく根を残すというスタイルでも、たとえホームページにMATセメントについて紹介していても、患者にMATセメントを紹介しても無駄になってしまうと判断した場合は即根幹治療になるのでしょうか?

根を残すと、歯髄(神経)を残すでは意味する事が異なります。
今回のご相談は全て歯髄を残したいというご相談ですね?


MTAセメントを使用して歯髄を温存する治療は多分自費になると思います。
薬剤料が高く保険診療では賄えないからです。

MTAを含んだレジン系セメントに比較的安価なもので保険適用薬剤がありますが、効果は一般的にネットで歯科医がよく書いているMTAとは異なる可能性があると思います。

おかかりの歯科医院がどのような薬剤をお使いでMTAセメントの記載をされているのか?についてこちらではわかりませんから直接お尋ねになってみられてはいかがでしょうか?


自費のMTAセメントを用いた場合、その後の修復治療も自費しか選べませんからその費用と種類についてもご相談されておくとよいのではないでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 天然水2さん
返信日時:2023-09-11 16:57:42
こんにちは、ご回答ありがとうございます。

申し訳ありません、コピー&ペースト入力だっため「MTA」を「MAT」と全て誤って記入しておりました。


そうです。
なるべく神経を抜かない、歯髄を残す治療をしており、自費のMTAセメントについても紹介されていました。

「一般的に歯の神経を除去するケースであっても、可能な限り神経を残す処置を行う。」というような記述で紹介されています。

にもかかわらず、高額とはいえこの選択肢を一言も聞かなかったのは何故だろうと疑問に感じています。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2023-09-12 05:50:27
MTAセメントの先発品であり世界中で使われており研究論文の一番多いのはプロルートMTAセメントだと思います

https://assets.dentsplysirona.com/flagship/japan/explore/endodontics/END-Brochure-ProRootMTA-JP.pdf

これにも書いてあるように直接覆髄として使えると思います。


ただ露髄した場合の歯髄の状態の正確な診断は肉眼ではかなり難しいと思います。

もちろん歯髄の保存が絶対に無理という場合は除きます。
歯髄壊死あるいは歯髄壊疽の場合ですね。
これは肉眼でも分かると思います。

となるとMTAの適応症かどうかは拡大鏡マイクロスコープが必要かと思います。


どの世界でもそうなんですが、HPが全て正しいわけではなく、誇張やその歯科医の個人的な意見や理論が載っていることはたくさんあると思います。
もちろんこの歯チャンネルもそうですよ。
回答者の個人的な意見ばかりなので。

あくまでもネットの世界なので。

口コミも正直ヤラセもあるとかないとか聞きますね。




タイトル MTAセメントで神経を残せたのではないか?
質問者 天然水2さん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ MTA
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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