親知らずを抜歯したが後遺症があることを知り後悔している

相談者: Misha3さん (19歳:男性)
投稿日時:2023-09-18 09:36:35
左下の親知らず智歯周囲炎になったので、4本とも抜歯することになりました。
左の2本はすでに抜き、右の抜歯を控えています。

4本とも真っ直ぐに生えており、なるべく抜きたくなかったので、何軒か歯医者をまわりました。
しかし、どこも口を揃えて言うには、今後も炎症を繰り返すだろうから早めに抜いたほうがいいとのことでした。

実際、数ヶ月前に同じ歯で同じ問題を起こしており、もともと口腔内衛生も良好でそこの改善もしようがないから、というのが根拠らしいです。


今回、歯肉弁切除で応急処置をしたので、それで終わりで良いのではと相談したところ、歯肉弁はとってもまた生えてくると言われ、抜いたら顔が変形するかもという心配も否定されました。

歯医者が言うのだからそうなんだろうと思い、特に自分で調べもせずに抜歯に踏み切りました。


片方を抜いたあとでにわかに不安になり、色々調べてみたところ、歯肉弁と顔のことは嘘だったことがわかり、それだけでなく歯槽骨の薄弱化や顔面構造の退縮により、睡眠時無呼吸症候群などの合併症があることが分かりました。

実際に抜歯を行った大学病院の同意書にもこのような後遺症の可能性は書いてありませんでした。
いま実際、顔の左半分が貧相で老けたような気がし、それが気のせいだとしても、左側の口の中、周り、そして頬のあたりが心地悪く、空っぽでしぼんだような感覚があります。

もともと4本とも健康に生えるスペースがあった分悔しいです。
今頃32本そろった健康な口、顔で過ごし、今後の人生もそのように過ごせていたかもしれないと思うと、安易に抜歯を勧め、十分な分析と情報提供をしなかった歯医者が恨めしく、もっと慎重になって自分で十分に調べなかった自分が許せません。


親知らず抜歯をする際には、患者に最大限の情報提供をし、なるべく保存の可能性を残して軽率に抜歯に至らないようにしてほしいです。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-09-18 11:18:16
こんにちは。


歯科医の中にも色々な事を考えて医学的共通認識のように記載してしまう場合が多々ありますが、何軒も歯科医院を回られ、大学病院の説明時にも説明がなかったのであれば、歯科の共通認識に至っていない可能性が高いでしょう。
医学的共通認識であれば事前に情報提供されていたでしょう。


親知らずがなくてもきちんと噛めますから左右しっかり噛んでいただき咬む筋肉をしっかり使ってください。

歯科医師会は8020運動を長く行なっており、達成率はかなり高くなって来ましたから8024は目指していただきたです。
8028を達成できれば表彰してくれるかもしれません。


成長期に歯が長くなると長期トラブルが生じやすいタイプになりますから歯冠長は短めでしっかりした歯槽骨ボリュームがある方が良いと思います。

炎症を繰り返すとよくありませんからお手入れし難い最奥歯は抜いてもらう方が良いというのが一般的な考えでしょう。


個別ケースとして複数名の歯科医に抜歯を推奨されて選択に至られているようですから今回の選択でよかったのではないでしょうか?
医学常識になっていない一般向けの稀な話を個人のケースに当てはめて悩まれなくてもよいのかもしれませんね。




タイトル 親知らずを抜歯したが後遺症があることを知り後悔している
質問者 Misha3さん
地域 東京23区
年齢 19歳
性別 男性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ 親知らずの抜歯
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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