歯科大学病院での治療について

相談者: ドール7さん (57歳:女性)
投稿日時:2024-08-19 05:34:59
第1 同病院内の他科受診について

歯科大学病院は、多くの専門科が設置されていますが、補綴科で通院していても同病院内の他科を受診することはできますか? 

補綴科で処置された抜髄虫歯治療抜歯後の予後が悪いため、同病院内の各専門科を受診したいと希望したのですが、補綴科の許可がでないので受診できないと言われてしまい、痛みがひかずに困っています。
このように患者が自由に受診できないのは大学病院では普通なのでしょうか。

第2 義歯粘膜調整時の材質について

上義歯を調整するために、現在の上義歯のピンクの粘膜の上に、白い材質がつけ加えられましたが、直後に固くなり痛くなってきました。
これはどういう材質でしょうか。

ソフトライナーや、ティッシュコンディショナーなのでしょうか。 
これらは時間の経過とともに固くなるものでしょうか。 
また上義歯の上に永遠につけていても問題ないのでしょうか。

第3 歯科大学病院での研修医の役割について

研修医は、一人で患者を治療することはできるのですか? 
指導医が後でみていれば研修医でも患者を治療できるのですか? 
一般的に、指導医がいなくても、一人で患者を治療できるのは、歯科医となって、どれくらいのキャリアを積んだ後ですか?

第4 歯科大学病院の役割について

患者の治療が第一ですか? 
それとも医師を育てることが第一ですか? 



ご教示のほど宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2024-08-19 09:59:22
こんにちは。
大学病院で受けられた治療にご不満があるようですね?

〉1

大学病院はそれぞれ運営母体が異なりますから、(昔の国立大学も全て法人化しています)それぞれの大学病院で決まりが異なっていると思います。
ご不満や御不安があれば、大学病院に設置されている相談窓口でご相談に乗ってもらえるかもしれませんね。

〉2
大抵の義歯粘膜調整剤は、時間の経過と共に硬くなります。
調整する間の予約が取りづらく期間が長くなると、逆に粘膜に強く当たり不調になる場合もありそうです。
お近くの開業医に、義歯治療が上手い歯科医院はないのでしょうか?

〉3
現在、全ての歯科医歯学部卒業後国家試験に合格後、一年間は研修医として研修機関に勤務して臨床に慣れる事が義務付けられています。
それは歯科医師国家試験が難しくなり在学中に臨床を練習する時間が取れなくなった事と、学生実習として在学中に臨床を経験することが社会的に難しくなったからだと思います。

基本的には歯科医師国家試験に合格して歯科医師免許を取得すれば歯科医になりますから、医療行為は可能になります。

〉4
大学の大きな役目は教育、研究、臨床です。
大学病院でも三つの役割が期待されていると思います。

どこに重点配分するか?はそれぞれの教授の考えによると思いますが、大学病院でしっかり臨床をマスターして開業医に出てくれないと後の受け入れ先開業医が困るので、臨床教育をきちんとして欲しい気はしますが、ほぼ自己研鑽になっているところは多そうな気がします。

大学では例え臨床が上手くても研究実績が揃わないと評価が低いから皆他で忙しくしていた記憶があります。

一般開業医を選択されない理由は何でしょうか?
一般開業医は主に臨床ばかりしていますから、臨床の腕は比較すれば高いと思いますよ。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2024-08-19 11:12:47
大学病院は二次医療、三次医療になるので、基本的には一次医療(町の開業医)にかかるべきです。

知識がない患者さんは安心感からか気軽に大学病院にかかりますが、大学病院は開業医で対応が難しい患者さんがかかるべき場所です。
一次医療で出来る人が二次医療に沢山受診してしまうと、二次医療でしか治療出来ない人の待ち時間が長くなり迷惑かけてしまいます。
これは医療を管轄している厚生省も役割分担をはっきりさせています。
 
後、大学病院は研修生の研鑽の場でもあるので極々一般的な疾患は研修生が担当することもありますし、患者さんもそれを認識して受診すべきです。
変な言い方、患者さんで失敗含め色々な経験を積ませてもらい腕を磨きます。
最初から上手な歯科医師など1割もいません。
 
より専門的な医療を受けたければ、それは私費でより良い医療を受けるべきだと思います。
 




タイトル 歯科大学病院での治療について
質問者 ドール7さん
地域 非公開
年齢 57歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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