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タイトル 夏休み・飛行機・虫歯・歯科治療中
相談者 田中 泰彦
年齢 48 歳
性別 男性
地域 紹介ページへ
職業 歯科医師

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質問 - 田中 泰彦 2011/07/24(Sun) 18:43
回答1 - 柴田 (評価4.0) 2011/07/24(Sun) 21:44
回答2 - 田中 泰彦 2011/07/25(Mon) 13:59


質問 田中 泰彦 2011/07/24(Sun) 18:43

皆様こんにちは。
回答者の田中でございます。
いつも多くのご閲覧・ご投稿ありがとうございます。


夏も半ばにさしかかり、夏休みを利用して飛行機にお乗りになる方も多いと思われます。
(蛇足ですがぼくは飛行機はニガテです・・・)



ネットなどで検索していると、虫歯の治療や歯内療法(根管治療)中などで歯の中に空洞が存在していると気圧の変化で痛みが出るといった記事に行き当たる事があります。



ただこれは旅客機においては「可能性としてはあり得る」という範囲であり、根の中に入れる薬剤を気泡の出来ないような物にして、仮封をきちっとしていればそう滅多やたらには起こりません。

あるいは何も考えずそのまま治療中の歯のまま乗っても、普通は何も変わりません。



本格的に注意を要するのは、曲芸のような急上昇・急降下をしたりする時ですが、旅客機では緊急措置以外ではそんな事はありませんね。



逆に航空会社にお勤めの方々などは、職場によっては特殊な環境でのフライトをする場合が考えられますので、これと似たようなお話はお聞きになった事もあるかも知れません。

実際に整備士の方等は、検査機器を積んだ旅客機で急上昇・急旋回・急降下などでデータを取ったりしますので、会社からもそういった指導があるようです。



ここからは私の経験からですが。。。

確かに飛行機の上昇下降による気圧の変化で何がしかの歯科疾患が痛み出す事はあります。

ただ虫歯を治したばかりのはずでも、歯(というより歯髄)に治療によっての何らかの刺激が加わっているわけですので、まだ歯髄は充血していたり興奮状態にある場合があると思います。

なので治療後も、治療それ自体は問題なく行われていたとしても痛みが出てしまう場合があります。
しかし実際にどのくらいの頻度で起こるかというとかなり少ないと思われます。

今のところこれと思われるケースは1件のみありました。




しかしこれを読み、無用に怖くなってしまっても困ります。


例えば既に症状が発現しているのに何も処置しないで飛行機に乗る事の方が痛みが発生する可能性はやはり高いと思います。




治療中・未処置に限らず、残念ながら飛行機に搭乗中に歯の激しいお痛みが出てしまった場合。
空港には大抵の場合歯科があります。
あるいは空港でお近くの歯科医院をお聞きになってみるとよいでしょう。

このようなロケーションにある歯科では、そういった場面への対処に慣れている場合が多いと思われます。

大きな町に移動してからどこかよさそうな歯科医院をお探しになるよりもこちらの方が対応は早いのではないでしょうか。



今何かの症状があって歯科に通院されている方は、念のため頭に入れておいていただきたい雑学という趣で読んでいただければと思います。
回答1 柴田 (評価4.0) 2011/07/24(Sun) 21:44

顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。

ちょっとネットで調べてみました。

0.8気圧ぐらいだそうで、山で行くと2000メートル級だそうです。中央高速の最高点は1000メートル以上あったような気がします。

ロープウェイで上がれるところで高そうな所は

http://www.chuo-alps.com/ropeway/study/index.html

駒ヶ岳千畳敷 2611.5メートルだそうです。
回答2 田中 泰彦 2011/07/25(Mon) 13:59

横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。

そのくらいの気圧になるとという意味ではなく、急激にそのくらいの気圧の変化があった場合はという事だと思います。

ただなる時はそんなに変化せずとも痛みが出てしまう場合もあるのも実際ですが、頻度は少ないように思います。

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