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タイトル 歯髄保存療法は保険でできるのか?
相談者 ハニイちゃん
年齢 53 歳
性別 女性
地域 非公開
職業 非公開

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質問 - ハニイちゃん 2019/02/11(Mon) 00:04
回答1 - 柴田 幸一郎 2019/02/11(Mon) 00:59
返信1 - ハニイちゃん 2019/02/11(Mon) 01:23
回答2 - 柴田 幸一郎 2019/02/11(Mon) 02:11
回答3 - 藤森 隆史 2019/02/11(Mon) 11:53
返信2 - ハニイちゃん 2019/02/11(Mon) 23:27
回答4 - 柴田 幸一郎 2019/02/12(Tue) 01:35
回答5 - 藤森 隆史 2019/02/12(Tue) 09:57
返信3 - ハニイちゃん 2019/02/13(Wed) 12:30
回答6 - 櫻井 善明 2019/02/14(Thu) 12:13
回答7 - 柴田 幸一郎 2019/02/14(Thu) 14:19
回答8 - タカタ 2019/02/14(Thu) 19:24
返信4 - ハニイちゃん 2019/02/14(Thu) 22:18

  過去の質問 1 - 2019/02/08(Fri) 12:06 - 補綴治療が得意な歯科医とは?
  過去の質問 2 - 2019/02/08(Fri) 11:33 - ルートプレーニングは歯科医が行うのか?歯科衛生士…
  過去の質問 他1件


質問 ハニイちゃん 2019/02/11(Mon) 00:04

深い虫歯を抜髄しないで、歯髄をできるだけ保存する方法が「歯髄保存療法」だと理解しています。(勘違いしていましたら、ご指摘下さい。)

その代表的なものが「MTA」や「3mix」や「ドックベストセメント」を使った処置があると思っているのですが、こちらは全て「自費診療」ですよね?

----質問----
(1)保険で行える「歯髄保存療法」はあるのでしょうか?

(2)もし行える場合は、どういう方法があるのでしょうか?

(3)一般的な保険を扱う歯科医が行えるものなのでしょうか?
行える歯科医院は限られるのでしょうか?
(ある特定の専門分野の先生とか。。。)

(4)歯内療法専門医でなく、一般の歯科医が保険の範囲内で行う場合、深い虫歯の場合はどのような処置をすることが多いものなのでしょうか?


お忙しいとは思いますが、ご回答頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。
回答1 柴田 幸一郎 2019/02/11(Mon) 00:59

顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。

>その代表的なものが「MTA」や「3mix」や「ドックベストセメント」を使った処置があると思っているのですが、こちらは全て「自費診療」ですよね?

はい、自費になると思います。

1 あると思います。

2 間接覆髄、直接覆髄、生活歯髄切断療法、歯髄温存療法の四つだと思います。

3 上記の方法は並ぶ順番に頻度が低くなると思います。歯髄温存療法は月二千回ほどしか請求がありませんのでかなりレアだと思います。

4 2以外では抜髄するかそのままレジン充填やインレー修復をして経過不良ならば抜髄するのではないかと思います。
返信1 ハニイちゃん 2019/02/11(Mon) 01:23

柴田先生

早々のご返信ありがとうございます。
柴田先生に追加でお聞きしたいのですが。


>2 間接覆髄、直接覆髄、生活歯髄切断療法、歯髄温存療法の四つだと思います。


---追加質問---
(1)私は、「間接覆髄」と「直接覆髄」は「MTA」の自費のみだと思っていました。
保険内で行える「間接覆髄」、「直接覆髄」、「生活歯髄切断療法」、「歯髄温存療法」とは、どのような薬品を使用して、どのように行うものなのでしょうか?


(2)上記の「間接覆髄」、「直接覆髄」、「生活歯髄切断療法」、「歯髄温存療法」は一般的な歯科医が行えるものなのでしょうか?
それとも歯内療法を専門とする先生でなければできないものなのでしょうか?

(3)柴田先生は歯髄温存療法(AIPC) をマイクロスコープで行っているようですが、防湿はラバーダムを使用されているのですか?
それとも保険範囲の「歯科治療防湿器具」を使用されているのですか?

(4)歯髄温存療法をマイクロスコープで行う場合、防湿が「ラバーダム」と保険範囲の「歯科治療防湿器具」では成功率に差が出ると思いますか?

お忙しいと思いますが、ご回答頂けますととても助かります。
よろしくお願いします。
回答2 柴田 幸一郎 2019/02/11(Mon) 02:11

顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。

1) 以下のリンクの処置のところの最初の方に書いてあると思います。直接覆髄は直PCapと書いてあります。

http://www.koyu-ndu.gr.jp/images/20180401tensu.pdf

使う材料は水酸化カルシウム製剤、グラスアイオノマーセメント、ハイボンドテンポラリーセメントソフト、FCなどだと思います。

歯チャンネル内のリンクは、こちらです。

https://www.ha-channel-88.com/jiten/hukuzui.html

日本歯科保存学会のガイドラインに詳しく書いてあると思います。

http://www.hozon.or.jp/member/publication/guideline/file/guideline_2015.pdf


2) 保険請求された数からすると間接覆髄は頻繁に行われるので多分殆どの歯科医院でできると思います。歯髄温存療法はやる歯科医は極少数派だと思います。他の二つは資格に関わらず、する歯科医としない歯科医に分かれると思います。

3) 歯科治療防湿器具が何を指しているのでしょうか?ロールワッテによる簡易防湿なのかzoo等によるものなのかがはっきりしません。

一つだけ誤解されているようですが、ラバーダムを使ったら自費=保険外になるわけではないと思います。保険でもラバーダムもマイクロもちゃんと使えると思います。

当院ではマイクロは必須ですね。防湿は必要に応じてロールワッテやラバーダムやオーラルガードを使い分けています。

4) 唾液等のコントロールができれば大差ないと思います。健全な歯質を最低でも1ミリできれば2ミリ程度窩洞の全周に確保したいですね。シーリングのキモになる部分だと思って治療しています。
回答3 藤森 隆史 2019/02/11(Mon) 11:53

藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。

保険だと、おそらく水酸化カルシウム製剤を使っての間接覆髄になると思います。上からグラスアイオノマーセメントやレジンでしっかりと封鎖しておいて、定期的(期間は術者によって様々)に掘り出しては、残った虫歯部分を除去し、再び水酸化カルシウム製剤+レジン充填などを行います。この際のレジン充填のやり替えは、6ヶ月経たなければ保険算定(つまり、費用がかかる)出来ないらしいです。
返信2 ハニイちゃん 2019/02/11(Mon) 23:27

柴田先生

ご返信ありがとうございました。
ご教授頂いたHP読みました。。。
難しすぎました。。。(泣)
柴田先生にさらに追加でお聞きしたいのですが。


---追加質問---
(1)保険も2mm以下の場合「直接覆髄」があるのは過去のご相談から、理解しました。
ただし、実施する歯科医はそう多くなく(歯髄炎になるリスクありなので)、「露髄しそう(したら)→即抜髄」と言う歯科医も少なくない、いう理解でよろしいでしょうか?

(2)保険では「間接覆髄」が多いんですね。
これは2mm以上あり、比較的歯髄が残せそうな場合に使うということでしょうか?
これは歯内療法を専門とする歯科医ではなく、ごく一般の歯科医でも予後はいいものなのでしょか?
マイクロスコープはあった方がいい処置なのでしょうか?
なくてもあまり関係しない処置のでしょうか?

(3)歯科治療防湿器具は「zoo」を想定していました。
先生は「当院ではマイクロは必須ですね。防湿は必要に応じてロールワッテやラバーダムやオーラルガードを使い分けています。」
とのご返信でしたが、「zoo」はあまり防湿器具としての性能が「ロールワッテやラバーダムやオーラルガードより劣るのでしょうか?(先生がzooをご使用にならない理由とは?)

(4)>唾液等のコントロールができれば大差ないと思います。
これは結局は処置する先生の技量による所が多きということでしょうか?

※柴田先生へ
>ラバーダムを使ったら自費=保険外になるわけではないと思います。保険でもラバーダムもマイクロもちゃんと使えると思います。

とのことですが、ラバーダムは平成20年の保険改定で保険適応ではなくなったので、ラバーダム使用→自由診療になる、のではないでしょうか?(ラバーダムは保険請求できない)



藤森先生
ご返信ありがとうごございました。

----藤森先生に追加でお聞きしたいのですが-----

>定期的(期間は術者によって様々)に掘り出しては、残った虫歯部分を除去し、再び水酸化カルシウム製剤+レジン充填などを行います。この際のレジン充填のやり替えは、6ヶ月経たなければ保険算定(つまり、費用がかかる)出来ないらしいです。

難しくてちょっと理解が難しいのですが。。。
「間接覆髄」に長い期間がかかるという事でしょうか?
削って、再び水酸化カルシウム製剤+レジン充填して、即型取りして、被せるという手順ではない、ということでしょうか?
回答4 柴田 幸一郎 2019/02/12(Tue) 01:35

顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。

1 そうだと思います。また直接覆髄や歯髄温存療法後に短期間で抜髄に移行するとペナルティーとして本来の抜髄の点数から直接覆髄の点数や歯髄温存療法の点数を差し引かれると思います。

http://www.koyu-ndu.gr.jp/images/20180401tensu.pdf

抜髄の欄に書いてあります。
歯髄温存療法後3月以内 188点減算 直PCap 後1月以内 150点減算

よほどきちんと診査診断してきちんと処置を行わないと二日働いても一日分にしか収入にならないという状況だと思います。

2
>なくてもあまり関係しない処置のでしょうか?

やはり診査診断が大事だと思います。

3 ただ単に高いからです。

4 やる歯科医の絶対数はかなり少ないのでなんとも言えません。

「ラバーダムは○○に含まれる」という取り扱いだと思います。保険の他の点数に含まれているという解釈です。

https://www.ha-channel-88.com/jiten/rubber-dam.html

以下のリンクの64ページに次のような文があります。

「第1節に掲げられていない処置のうちラバーダム防湿法及び簡単な処置の費用は基本診療料 に含まれ算定できないが、」

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000196442.pdf
回答5 藤森 隆史 2019/02/12(Tue) 09:57

藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。

すみません。むし歯が深くって、一度に除去すると抜髄となるケースを念頭にしています。そのような場合には何度かに分けて治療を行う必要があります。この場合の手順が保険内で可能かどうかを考えてみましたが、工夫次第のようです。
返信3 ハニイちゃん 2019/02/13(Wed) 12:30

柴田先生
藤森先生

ご返信ありがとうございました。

追加で質問させて下さい。

---追加----
(1)大臼歯の根治治療にはラバーダムが理想的だが、
「鼻呼吸ができない人や、長く口を開けていられない人には使用できない」と聞いたことがあるのですが、その場合の防湿はどうされるのでしょうか?

(2)ラバーダムの金具の締め付け?で歯茎が痛くなると聞いたことがあるのですが、本当でしょうか?

(3)ZOOの製品説明に「ZOOを口腔内にセットすると、吸引装置の付いたラバーダムを装着したような状態を作れます。」 とあったのですが、ZOOの防湿効果は高いと思われますか?
それともラバーダムの方がよいと思われますか?

よろしくお願いします。
回答6 櫻井 善明 2019/02/14(Thu) 12:13

ネクスト・デンタル(文京区・湯島)の櫻井です。

>(1)大臼歯の根治治療にはラバーダムが理想的だが、
「鼻呼吸ができない人や、長く口を開けていられない人には使用できない」と聞いたことがあるのですが、その場合の防湿はどうされるのでしょうか?

個人的にはバイトブロックの併用やラバーダムのかけ方次第でどうとでもできるように思います。


>(2)ラバーダムの金具の締め付け?で歯茎が痛くなると聞いたことがあるのですが、本当でしょうか?

多少あるかもしれません。
これも表面麻酔の応用などで解決できると思います。


>(3)ZOOの製品説明に「ZOOを口腔内にセットすると、吸引装置の付いたラバーダムを装着したような状態を作れます。」 とあったのですが、ZOOの防湿効果は高いと思われますか?

「どうしようもない場合」には「やらないよりはマシ」だとは思います。
しかし、個人的には「どうしようもない場合」に遭遇したことがありませんので、購入の予定すらありません。


>それともラバーダムの方がよいと思われますか?

当然、ラバーダムの方が防湿効果は高いと思います。
回答7 柴田 幸一郎 2019/02/14(Thu) 14:19

顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。

1 あまり困ったことはありません。しいて言えばバイトブロックをはめる側に歯がないとかんでもらいにくいですね。

2 ラバーダムクランプの爪の部分が歯肉にくい込むこ時はきちんとサイズを合わせると傷みにくいと思います。専門医だとクランプを削ってほぼ使い捨てにするという話は聞いたことがあります。

当院ではありませんが根管治療の際は必ず麻酔をする歯科医院もあると思います。

3 櫻井先生の回答の通りかと思います。ただ当院は保険医療機関なので採算性を考えてオーラルガードを使うことがあります。下顎の大臼歯は基本的にラバーダムですが。
回答8 タカタ 2019/02/14(Thu) 19:24

高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。

>(1)大臼歯の根治治療にはラバーダムが理想的だが、
「鼻呼吸ができない人や、長く口を開けていられない人には使用できない」と聞いたことがあるのですが、その場合の防湿はどうされるのでしょうか?


他の先生方が答えておられるように ラバーダムをかけることはどうにでもできます。
でも、どうしてもそれを行わない場合には、とにかく一生懸命唾液を排除するしかないと思います。


>(2)ラバーダムの金具の締め付け?で歯茎が痛くなると聞いたことがあるのですが、本当でしょうか?

本来、ラバーダムを行う前に歯の方を採取して、石膏で作られた歯型に合わせてラバーダムの金具(クランプ)を削って調整して用意しておきます。
それであれば歯茎に食い込みにくいのですが、「そこまでする?」と言われるレベルの話です。
多くの歯科医院では食い込むと思います。
2日程度は歯茎が痛くなることがあります。


>(3)ZOOの製品説明に「ZOOを口腔内にセットすると、吸引装置の付いたラバーダムを装着したような状態を作れます。」 とあったのですが、ZOOの防湿効果は高いと思われますか?
それともラバーダムの方がよいと思われますか?

ZOOの防湿効果は悪くないですが、舌を動かしたり、咳き込んだり、くしゃみをしたら唾液をまき散らしてしまうので、ラバーダムに比較すると劣ります
返信4 ハニイちゃん 2019/02/14(Thu) 22:18

櫻井先生
柴田先生
タカタ先生

お忙しい中、ご回答ありがとうございました。

ラバーダムをすると歯茎が痛いというのは麻酔をかけたりするんですね。

やはりラバーダムが一番の防湿効果があるのですね。

ZOOの防湿効果は器機そのものの性能というよりも舌を動かしたり、咳き込んだり、くしゃみをしたりと。。。人的要因によるんですね。

大変勉強になりました、ありがとうございました。

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