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タイトル 抜髄すると、歯はもろくなる一方ですか?
相談者 ちびケアラ
年齢 35 歳
性別 女性
地域 非公開
職業 非公開

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質問 - ちびケアラ 2019/02/11(Mon) 01:27
回答1 - 宮下 裕志 2019/02/11(Mon) 08:43
返信1 - ちびケアラ 2019/02/11(Mon) 10:53
回答2 - 宮下 裕志 2019/02/11(Mon) 17:46
返信2 - ちびケアラ 2019/02/11(Mon) 19:40
回答3 - 宮下 裕志 2019/02/12(Tue) 22:11
返信3 - ちびケアラ 2019/02/12(Tue) 23:35

  過去の質問 1 - 2019/04/16(Tue) 16:33 - 右下7番のC2の虫歯に保護剤を二度入れましたが、…
  過去の質問 2 - 2019/03/28(Thu) 09:33 - 1年前のレントゲンで診断し治療前にも撮りなおさない
  過去の質問 他11件


質問 ちびケアラ 2019/02/11(Mon) 01:27

お世話になります。何度目かの投稿で、申し訳ありません。宜しくお願い致します。

現状は、以下の通りになります。

@2018年12月から、右下の歯に誘発痛(痛みというより、しみる)発症し、現在まで症状変わらず。

A2019年1月から、現在にかけては、誘発痛の原因と診断された右下7番に、3回、同じ保護剤を入れ、仮の蓋(一番しみにくい素材)をしている。
※ちなみに、右下7番はC2の深めの虫歯。
※隣の、右下6番も、一年ほど前に保護剤を入れていて、現在症状は出ていない可能性?と、主治医より指摘あり。(右下6番もC2の深めの虫歯)

Bすでに、セカンドオピニオン目的で、転院を検討中。

長くなりましたが、以上が現状であります。

●質問は、右下7番が抜髄になった場合、今後、どういった経過を辿ることになるかということです。

●また、本当に右下7番の症状なのか?が、主治医もすこし自信がないようで不安です。確実に、原因の歯が分かる方法はありますか?

どうぞ、宜しくお願い致します。
回答1 宮下 裕志 2019/02/11(Mon) 08:43

東京国際歯科六本木(港区六本木)の宮下です。

ちびケアラ さん

おはようございます。

>何度目かの投稿で
以前の投稿はお読みしておりません、すみません。

>@2018年12月から、右下の歯に誘発痛(痛みというより、しみる)発症し、現在まで症状変わらず。

何が刺激となって誘発痛(しみる)が発症していますでしょうか?


>A2019年1月から、現在にかけては、誘発痛の原因と診断された右下7番に、3回、同じ保護剤を入れ、仮の蓋(一番しみにくい素材)をしている。

今から30年くらい前までは信じられていましたが、
歯髄の保護剤というものは実は存在しません。
1982年頃に行われた研究で(Cox et al. 1982)、それはリーケージや細菌性要素の存在を意味します。

まずは、原因となっている歯がどの歯なのか、
歯ではない場合もありますから、それを診断する必要があります。
ここが出来ていないで治療を行うと、今までのように、何度も同じ歯を治療することに
なりかねません。


>●質問は、右下7番が抜髄になった場合、今後、どういった経過を辿ることになるかということです。

感染させないように治療できれば、普通に何十年も使えます。
図は2008年に抜髄治療した歯の10年後です。
定期的に確認していますが、特に問題なく経過しています。

画像1DSC_0187ss.jpg
返信1 ちびケアラ 2019/02/11(Mon) 10:53

宮下先生、お忙しい中 回答ありがとうございます。

まずは、質問に答えさせて頂きます。

>何が刺激となって誘発痛(しみる)が発症していますでしょうか?

特に冷たいもの、また熱いものを摂取するときに数秒発症します。また、自発痛とまではいきませんが、ほとんど常時、ごくごく軽度の鈍痛?違和感?があり、右下7番はさけて飲食しています。

>今から30年くらい前までは信じられていましたが、
歯髄の保護剤というものは実は存在しません。

では、主治医は、患者に分かりやすくするために『保護剤』という言葉を用いたのでしょうか?

>感染させないように治療できれば、普通に何十年も使えます。
図は2008年に抜髄治療した歯の10年後です。
定期的に確認していますが、特に問題なく経過しています。

そうなのですね。驚きました。
主治医からは、『35歳(私の年齢です)で抜髄すると、歯がもろくなるから、慎重に見極めないと。あなたの場合まだ抜髄までの症状がないから、分からない』と言われてしまった状態です。

宜しくお願い致します。
回答2 宮下 裕志 2019/02/11(Mon) 17:46

東京国際歯科六本木(港区六本木)の宮下です。

ちびケアラ さん

ご回答ありがとうございます。

>特に冷たいもの、また熱いものを摂取するときに数秒発症します。

誘発痛に関してはわかりました。

>自発痛とまではいきませんが、ほとんど常時、ごくごく軽度の鈍痛?違和感?があり、右下7番はさけて飲食しています。

文面からするとこれが自発痛と呼ばれるもののように感じます。
この2つ、誘発痛と自発痛が同じ原因で起こっている場合は抜髄が必要です。
異なる原因の場合は、それぞれに対する治療が必要です。
それを診査してはっきりさせることが重要です。


>患者に分かりやすくするために『保護剤』という言葉を用いたのでしょうか?

それはわかりませんが、
今でも例えば「ネオダイン」と呼ばれるようなセメントを歯髄の近くに置いて
歯髄を保護できると信じている先生はいらっしゃるかと思います。
(そういう行為に対して私は、保護できない材料なのですけど、と言っています)


>あなたの場合まだ抜髄までの症状がないから、分からない』と言われてしまった状態です。

「ほとんど常時、ごくごく軽度の鈍痛?違和感?があり」が伝わっていないかもしれませんね。これは非常に難しい診断となりますし、鑑別診断のために様々な検査が必要になります。
もしもその歯の歴史的問診や検査が十分でなければ診断は確定できません。
返信2 ちびケアラ 2019/02/11(Mon) 19:40

宮下先生、お忙しい中、回答ありがとうございます。

とても詳しく教えて頂き、感謝しております。

>「ほとんど常時、ごくごく軽度の鈍痛?違和感?があり」が伝わっていないかもしれませんね。これは非常に難しい診断となりますし、鑑別診断のために様々な検査が必要になります。
もしもその歯の歴史的問診や検査が十分でなければ診断は確定できません。

上手く表現出来ておらず、自分でも、もどかしく感じます。
現在、原因と診断されている右下7番の歯は、主治医の目視での診察と、レントゲンだけであります。
様々な検査とは、例えばCTなどでしょうか?

もし宜しければご教授願います。

質問ばかりで申し訳ありません。
回答3 宮下 裕志 2019/02/12(Tue) 22:11

東京国際歯科六本木(港区六本木)の宮下です。

ちびケアラ さん

こんばんは
ご質問ありがとうございます。

>上手く表現出来ておらず、自分でも、もどかしく感じます。

患者さんが「痛み」や「違和感」を表現するのは、大変難しいことですし、
本来は歯科医が、それを上手くお聞きすることが重要ですので気にされる必要はありません。
我々歯科医が聴くということを軽く考えているから(時間がないとかの言い訳をしますが)、
起こることで、患者さんの問題ではありません。
多くの場合、ほんの一部の情報の中から、さっと診断してしまう傾向にあるのです。


>主治医の目視での診察と、レントゲンだけであります。
様々な検査とは、例えばCTなどでしょうか?

痛みの特徴から考えて、
歯髄の問題か、歯肉の問題か、あるいは筋痛でしょうが、
まずはいくつ問題があるかを挙げていく必要があります。
多くの場合、複数の問題があります。
さらに、歯が原因である場合、
それが保存できそうな歯髄か、そうでないかの診断も必要です。
歯髄の診断にはレントゲンやCTは全く意味がありません。
やはり、その歯の歴史に対する問診と痛みや違和感の変化をお聴きする時間が
必要ですね。したがって、その知識が歯科医には必要です。
そして、歯髄検査、ラバーダムを行っての同様の検査、
麻酔して同様に検査等、時間がかかります。
右下7とは限りませんので、右下6とか、他の歯の疑いも排除できる順番で
診査、検査が必要です。
ここにお書きしたから、その通りやってもらえれば、同じ診断になるわけでもなく、
歯科医の知識がなければ、同じ結論には至りません。
生活歯の痛みの診断は、ものすごく難易度が高いのですが、
多くの歯科医院では、「様子見」になっていて、診断されていません。
その良い点は、「様子見」している間に、はっきりと悪い歯が感染してしまい、
原因がはっきりとするようになるのですが、
逆に悪い点は、抜髄ではなく、感染根管治療になってしまい、成功率が下がります。

本来は、救える歯髄は救い、救えない歯髄は早めに取る!が理想ですが、
色々な理由でそれがうまくいっていないのでしょうね。
日本人の1人の口腔内で神経を取った歯は平均6本と報告されています。
多すぎですよね。
世界の平均は3本です。しかもスウェーデンの平均はなんと1本です。
まず、歯科医院へのかかり方が異なりますし、ご自身の口腔内への興味が全く異なると思いますので、この違いが出ているのだろうと思いますが、診断も1つの理由ではないかと思います。

ご参考までに。
返信3 ちびケアラ 2019/02/12(Tue) 23:35

宮下先生、お忙しい中、大変ご丁寧に答えて下さり、本当にありがとうございます。

まず、お伝えしたいのは、歯科医の先生・患者・また日本以外の国など、それぞれの視点が異なることは、当たり前なのだと改めて教えて頂いた思いです。

それぞれが、それぞれの立場・状況にあるわけですから、お互いの考えに
100%共感するのは困難ですよね。そのことを忘れ、自身の考えを押し付けていたかもしれません。

今回、宮下先生に様々な助言を頂き、様々な角度からの治療があること、また、歯科医の先生によっても診断・治療が異なることを気づかされました。

その上で、今回は転院し、歯科医に、より分かりやすく症状を伝える努力をしようと思えました。

たくさんの助言や、海外の歯科医院の状況など、新鮮な情報をありがとうございました。

これから、治療・日々の予防、がんばります。

ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

ありがとうございました。

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