質問 |
青空下 2019/11/12(Tue) 19:38
初めて投稿させていただきます。
10代の頃に虫歯ができ、歯医者に通っていたのですが、
治療中の痛みと先生の怖さから途中で治療放棄してしまい、
その後12年経ち、恥ずかしながら、かなり酷い状態を自覚し、
覚悟を決めて、今年春から別の歯科医院に通い始めました。
そして、先月2本抜歯をしました。
(その他残根状態の歯があと1本あります・左上4番)
抜歯したのは、10代の頃に乳歯に銀歯を被せられ、その後外れ残根状態になった「右下5番」
そして、やはり残根状態であった「右下7番」(永久歯)です。
右下5番については、5番の永久歯が埋伏しているため、抜歯の翌週に
右下3・4と6の表側にワイヤーを掛け、6外側から歯肉内側(埋伏歯の一部)にゴムを掛けて、
引っ張り上げる矯正をしています。
右下7番については、左上8番が噛み合わせに参加していないということから、
虫歯があるのですが、抜いて歯牙移植をしましょうと言われました。
ただ成功率を訊くと、険しい顔をされ「50%ぐらい。移植しても定着できずに脱落するかもしれない」と言われ、
その場合は、インプラントか部分入れ歯になると言われました。
ブリッジについても訊いたのですが、歯の位置が低く、厚みを確保できないためブリッジは
できないとのことでした。
また、左上4番については、抜歯後にブリッジ(通常のものか裏側から貼り付けるタイプ?)との
見通しなのですが、ここで一つ疑問がございます。
成功率50%という回答は、正直自分としては高いリスクに感じます。(左上8番を失うことも含め)
また、左上3と5を削ることに対しても、少なからず抵抗があります。
(今まで放置しておいて、何を今更…自業自得じゃないかと言われれば、
全くもって返す言葉もなく、自分でもそこは痛感しておりますが)
そこで質問なのですが、矯正などで、右下8番を7番の位置に持ってくる。
左上4を抜歯後に、左上5番以降を4番の位置にずらすということは可能なのでしょうか?
また、治療を受けている先生は、顎咬合学会認定医ではあるのですが、矯正の専門医ではありません。
それによる歯牙移植や矯正の治療方針、予後の違いなどはあるのでしょうか。
長文乱文大変申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。 |
回答1 |
小林 誠 2019/11/12(Tue) 21:43
青空下 さん、こんにちは。
>抜歯したのは、10代の頃に乳歯に銀歯を被せられ、その後外れ残根状態になった「右下5番」
「右下5番」ではなく、「右下E」のように推測します。
>成功率50%という回答は、正直自分としては高いリスクに感じます。
どうでしょうね、石橋を叩いて、低めの数値を挙げたのかもしれません。
お掛かりの施設での成績なのかもしれませんし、状況が良くないのかもしれません。
>左上8番を失うこと
「噛み合わせに参加していない」8番=親知らずなのでしたら、問題ありません。
寧ろ、抜歯した方が望ましい場合が殆どです。
>左上3と5を削ることに対しても、少なからず抵抗があります。
そう感じるのであれば、ブリッジを回避し、最初からインプラント治療を選択するのも一法かもしれません。
ただ、途中で治療放棄した履歴がある方には、勧め難い部分もあります。
>矯正などで、右下8番を7番の位置に持ってくる。
>左上4を抜歯後に、左上5番以降を4番の位置にずらすということは可能なのでしょうか?
数字の上では可能かと思いますが、あくまでも実際の状態を診査したうえでの判断が必須でしょう。
>それによる歯牙移植や矯正の治療方針、予後の違いなどはあるのでしょうか。
治療方針については所属学会というよりも、個人差に依るでしょう。
予後に関しては、術前の状態、プランニングや施術、青空下 さんの継続したメンテナンスへの参画などに依るでしょう。
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回答2 |
藤森 隆史 2019/11/13(Wed) 08:54
通常、8番を手前7番の位置に移動してくるのも一案にはなります。ただし、下は上よりも難易度が高くなる場合が多いように思います。
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回答3 |
小牧令二 2019/11/13(Wed) 10:34
青空下さん、こんにちは
移植の成功率が50%ということですが、一般的には移植の成功率は80%と言われていますので、状況がかなり悪いのかと思われます。
矯正に関しては、理論的には可能ですが、治療期間が数年に及ぶ可能性がありますので、あまり現実的な選択肢ではないように思います。
治療中の患者さんの苦痛も大きいため、私のところでは、患者さん自身の強い希望があった場合のみ行っています。
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