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タイトル 再矯正開咬 矯正医と一般医の意見が違う 続き
相談者 風の歌
年齢 49 歳
性別 女性
地域 非公開
職業 非公開

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質問 - 風の歌 2023/01/30(Mon) 10:42
返信1 - 風の歌 2023/01/30(Mon) 11:45
回答1 - 船橋 2023/01/31(Tue) 12:06
返信2 - 風の歌 2023/02/02(Thu) 14:28

  過去の質問 1 - 2023/03/19(Sun) 13:20 - 開咬で再矯正、矯正医と一般医の意見が違う


質問 風の歌 2023/01/30(Mon) 10:42

タイトル 再矯正開咬 矯正医と一般医の意見が違う
うっかり解決済みにしてしまいました。
できれば続けさせていただけないでしょうか?
お願いします。


船橋先生

ご回答ありがとうございます。
大変不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした。
名前の漢字が適切でなかったのはすみませんでした。

今後どう治療していくのがよいか迷いが大きく、
適切な表現でないところがあり、申し訳ございません。


>インビザラインのアーチとは、インビザラインで作った新たな歯列の事ですか?スマイルラインがU字型→V字型に削ってなったのですか??

マウスピースの作り直しをしたら、以前は「U字型」だったものが、一回り小さい浅めの「V字型」になっておりました


>COとCRが不一致ということでしょうか?前歯は開咬と先に書いてありますが、噛み合うのですね?

専門家の方にうまく伝わらないかもしれませんが、
前歯は噛み合います。無意識ですが、下顎を少し前にずらす感じです。食事の時は本来の奥歯でのかみ合わせです。
前歯は噛み合わず、出っ歯の状態です。


専門家の貴重なご意見本当にありがとうございます。
先生に疑いながらご回答していただく形になってしまい申し訳ございません。
それにもかかわらず今後のことまで詳しく書いてくださり、感謝しております。
返信1 風の歌 2023/01/30(Mon) 11:45

船橋先生

インビザラインに関してですが、
ゴム使用は毎日20時間以上つけておりました。
毎回チューイーも使用しています。
アライナーのフィット管理は先生もしくは歯科衛生士が確認してくれています(2か月に1度通院)
仮歯の交換・補修の際は先生が確認してアライナーの作り直しはせず、そのまま使用しています。
管理ツールは利用していないのではないかと思います。

インビザラインの契約はコンプリヘンシブだと思います。
80枚ほどありましたので。


インビザライン作り直しの際、女性歯科医?歯科衛生士?が歯を削ったところから不信感でいっぱいになりました。
この時、ゴムは使用しなくてよいと言われ、
いつもなら歯の写真を撮るのですが、撮らなかったです。

その後、話し合いをしましたが、先生と私の話がかみ合わず
カルテ書いてないのではと思うくらいでした。
治療を続けられないと感じ返金処理してもらいました。

非抜歯でできる矯正を探し回りましたがなく、本当に再矯正をしてもよいのか迷っているところです。
回答1 船橋 2023/01/31(Tue) 12:06

船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。

こんにちは。

名前が間違われたり、敬称をつけられなかったり、回答に返信や謝礼の言葉が全く無いなどは対面無しの無料相談ではよくある事ですね。

医療はボランティア精神が非常に要求されますが歯科は意識がある中での治療ややり取りがほぼですから相互信頼とコミュニケーションはとても大切です。

回答者側は実名で顔も出して時間を割いて回答している訳ですから、ある程度敬意を持って質問していただきましたらより多くの歯科医が(回答者登録は沢山いても実際回答しているのは数名に減りましたよね)多彩な見解からより実りのある回答をつけてくれるのではないか?と想像します。
質問される際、多少はお気遣いください。


インビザライン治療は治療を受ける側が8割以上の成功の鍵を握る治療になりますから患者さんの様子を常に観察しながら治療は進行されていきます。素晴らしい治療計画(クリンチェック)が絵に描いた餅になる場合がしばしばある一方で、ワイヤー矯正と同じくらいの出来(高い実現性)に仕上げる事も可能になり、その差の理由は主に患者さん側にあります。それくらい元々自立型の治療法になります。

インビザラインの大きな特徴として、他のアライナー矯正では不可能に近い臼歯の順次的遠心移動が単純な装置だけで可能になる事があげられると思いますが、8番の抜歯により得る後方移動量は非常に条件が良いケースで上顎6oが最大とされています。下顎の実現性はさらに小さくなります。

上顎6o順番に後方移動させるとフルクラスUも治る計算になりますが、例えば7番から4o遠心移動させるには1本だけで16枚必要になります。次に6番、5.4.3と順次的に遠心移動させて犬歯をクラスTにするまでに80枚、必要になります。この段階からやっと前歯の移動が開始されますが、前歯を引く際の注意事項もかなり重要で下手に移動させると単純傾斜になり歯槽骨からはみ出ます。(通常は1本づつ確実に後方移動させるのではなく、実現性が低下しますが同時に2本移動のステージを組み込む事がほとんどになっています)。臼歯の後方移動はワイヤー矯正でも非常に不快で大変な補助装置が必要な事からもわかるようにかなり難易度が高い為、高度な管理テクニックと非常に秀逸なクリンチェック立案能力が必須になります。CTがインビザライン治療をサポートすることはよく知られている為、最新の仕組みを利用できる限定された歯科医にはCT連動のクリンチェックが提供されるように変化して来ています。(逆に言えばCTと連動していないと大変な結果になっている)また、大抵の場合、秀逸な補助ツールを使わなければ30枚程度でアンフィットが酷くなりますから再クリンチェックを繰り返しながら臼歯遠心移動を達成させることがされていると思います。

そのように割と難しい治療になるのですが、昨今インビザラインには大きな問題があり、インビザラインドクターのランク上げが年間症例数だけで決まってそれが技工物の割引率を左右するという販売方式を取っている為、これによりおまとめサービスが多数存在するようになっており、実際に治療する歯科医がクリンチェックを全く理解する事なく(治療計画に責任を取れない)治療を提供するところが非常に増えており、治療にトラブルが生じた際(元々インビザラインは治療予測実現性が100%ではなく半分以下の移動様式まで一つのアライナー内に混在する治療)上手く対応できない歯科医院が増えていることだと思っています。

おかかりの歯科医院ももしかしたら上位ダイヤモンドクラスの歯科医院で集客だけうまくして終わりが見えないタイプの歯科医院だったのかもしれません。まだ返金されただけマシだったかもしれませんが。(インビザラインで集客だけしてSNSや口コミにプラス評価する事で治療費を返しますから実質無料とか安く治療可能と謳って閉院して訴訟に発展しているケースまで出てきています)
どんな治療法も使う側次第で良い治療にもなり悪い治療にもなります。

どうしても非抜歯矯正をお望みという事でしたら非抜歯矯正会という研究グループがありますからそういう歯科医院にご相談に行かれたら良いのかもしれませんね。
通常の矯正治療は元々歯があった周囲組織の連続性が確実な小臼歯を抜歯する事でCTがなかった時代からルーティンワークだけで比較的安全に矯正治療を可能にして来ていますが、非抜歯を望まれますと様々なリスクが跳ね上がり難易度が高くなるかもしれませんね。

ここからは、実際によく診てもらい特に骨量や歯茎のラインの連続性や厚みなどより具体的なケースとして責任を取れる歯科医によく考えてもらう必要があるでしょう。
責任を取れる歯科医とはとりあえず矯正治療に関しては矯正認定医に期待するのが一般的だと思います。歯冠修復やり変えとセットであれば矯正認定医と連携が取れている一般歯科医も治療計画から関わっておく必要があると思います。

インビザラインは海外でも同じ問題を抱えていますが、販売者側の医療倫理意識が低いので(医療者では無い)販売の仕組みに大きな問題があり歯科医も患者さんも新たな悩みを抱えながら上手く使うしかないように思います。まぁ、そんなメーカーだらけですから、歯科医が患者さんにメリット多く防波堤になるしかないと思って臨床をしています。
返信2 風の歌 2023/02/02(Thu) 14:28

船橋先生

ご回答ありがとうございます。
お名前の件、質問の件、配慮が足りずにたいへん申し訳ございませんでした。

それにもかかわらず、専門家にしかわからないようなインビザライン
の特徴やワイヤー矯正との違い、システム的なことたいへん勉強になりました。

契約する前に矯正治療、インビザラインのことをもっと勉強して疑問点をしっかり解決しながら、あれ?と気づくことがきっと大事なのですね。

矯正専門医に診てもらい、現状を確認しつつ、非抜歯矯正がどれほど難易度が高いのかも聞いてみたいと思います。

船橋先生はこれからどうしたらよいのか、道を指し示してくれるので
落ち込みながらも前に進むことができます。
私の今までの疑問点を解決してくださり、本当にありがとうございました。

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