質問 |
白いBlanco 2023/11/06(Mon) 09:28
C3程のう蝕があり、神経も生きている場合、MTAを用いた覆髄治療より抜髄の方が良い場合はあるでしょうか?また、その理由は何でしょうか?
と言うのも、先日、抜髄をしたのですが、その後MTA治療の存在を知り、覆髄と言う選択肢もあったのかな?と思った次第です。
よろしくお願いします。 |
回答1 |
山田 豊和 2023/11/06(Mon) 09:57
おはようございます。
覆髄をするか抜髄をするかですが歯髄炎を起こしていれば抜髄となり歯髄が健全であれば覆髄となります、軽い歯髄炎なら覆髄して経過観察もありかなと思います。
また歯の崩壊がひどく覆髄しただけでは支台として使えない場合やむなく抜髄してコアを築造して被せるという事もあります。
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回答2 |
Dr.ふなちゃん 2023/11/06(Mon) 10:33
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
基本的には歯の神経は出来るだけ残した方が良いですが、C3では残せない場合が多くなります。
治療中に歯髄が深刻なダメージを受けますから、元々痛みが無くても残した後歯髄が壊疽してしまう場合があります。
その境界を見極める為には、かなりの神経と観察眼を必要としますからラバーダムをきちんとしてマイクロで歯髄の状態を目視して行わないと後から痛んで酷い思いをする確率が増えます。
虫歯を完全に取り切らずアルカリ性の薬剤だったり、殺菌効果のあるセメントを貼付して第三象牙質ができるのを待つという保険治療もあります。
いずれも上手くいかない可能性がありますが上手くいかなかった場合はどうにもならないぐらい痛んだり、後の根管治療が大変になったりしますから、あっさり抜髄を選んでおくという選択もよくされます。
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回答3 |
藤森 隆史 2023/11/06(Mon) 13:50
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藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
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覆髄の場合、予後判定に長い期間を要することがあります。
治療内容によって、各専門医が変わるような米国式歯科医療には適さないかもしれません。
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回答4 |
藤森 隆史 2023/11/06(Mon) 13:50
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藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
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覆髄の場合、予後判定に長い期間を要することがあります。
治療内容によって、各専門医が変わるような米国式歯科医療には適さないかもしれません。
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回答5 |
柴田 (評価4.0) 2023/11/06(Mon) 21:25
>C3程のう蝕があり、神経も生きている場合、MTAを用いた覆髄治療より抜髄の方が良い場合はあるでしょうか?また、その理由は何でしょうか?
ありますね、費用面です。
費用面では保険診療の抜髄の方が激安ですね、多分。
MTAを使った時点で保険では無理で、その後の充填か補綴まで全て自費診療になると思います。
個人的には無症状あるいはわずかな症状であれば歯髄温存療法一択
なので。
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返信1 |
白いBlanco 2023/11/08(Wed) 09:42
先生方、ご回答ありがとうございます。
根管治療に至らぬよう、日々のケアに努めます。
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