質問 |
なこ. 2024/02/12(Mon) 18:19
こんにちは。
数年前ワイヤータイプの歯列矯正を行いました。
矯正終了してブラケットを若手の先生か歯科助手さんか女性の方が外して
鏡を見せてくれた際に2番の歯の表面に横一文字の傷ができていました。
横に3ミリほど、爪で歯の表面を触ると傷に爪が引っかかる少し深さのある傷です。
(ほかの歯はそういったことなくこの歯のみです)
その場で伝え院長先生がやってきて確認され、
「削るほどでは無い」と仰りそのままとなりました。
ただ、最近また気になり始め、ネットで調べてみたところ
ブラケットを外す際に傷ができることがあるが
一般的に再石灰化(エナメル質の再生)が可能な範囲であると出てきます。
私の調べ方の問題か、私と同じような傷の話(リスクなど)は見つけられませんでした。
私の例のような傷は通常できてしまうものなのでしょうか?
また、どうしてできた傷だと考えられますでしょうか?
写真が上手く撮れず文章のみのご相談となり恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。 |
回答1 |
Dr.ふなちゃん 2024/02/12(Mon) 18:31
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
一般的には知らされていませんが、昨今の接着力はかなり大きくなるものもありますから上手く外さないとエナメル質が欠けたりヒビが入る場合もあります。
外し方に慣れていないといけない為、慣れない歯科医や歯科衛生士が行いますと外傷を生じる場合もあります。
とはいえ、歯科医が確認し、患者さんに削る必要がないと説明し納得されたのがかなり以前の事のようですから、その後の処置を追加する際に費用がかかるかもしれません。
処置には歯科医の検査と診断が必要ですから、再受診されご相談されるか?別の歯科医院にご相談に行かれる必要があるでしょう。
歯科治療はメリットはたくさん書いてありますが、リスクも必ずあります。
リスクを減らす為にそれぞれの医療スタッフが研鑽していますし、材料の選択も行っていますが、常にゼロリスクは無理ですから、何かあればよくご相談してみて下さい。
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返信1 |
なこ. 2024/02/13(Tue) 20:35
早速のご回答をありがとうございます。
当時はサラッと流されてしまいショックもあって詳しく踏み込めませんでしたが、
やはり担当された方のミスゆえなのですね。
当時の「削る必要が無い」とのことなのですが、
私の例のような傷に対する追加の処置としては
一般的に削って整える?ことになるのでしょうか。
お手数をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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回答2 |
Dr.ふなちゃん 2024/02/14(Wed) 01:25
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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削るメリットが大きければ削ってどうこうするでしょうが、削るメリットが無ければ削らず放置もあるでしょう。
歯を削ると元に戻らず削った部位を失なうからです。
歯科医が診て削らなくて良いと説明したのであればそのままの方がメリットが高いと判断されたのではないかと思います。
処置はうまくするように努力はされるでしょうが、常に上手く行くときばかりではないでしょうから、現状からメリットデメリットを考えて説明されたものと思います。
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回答3 |
井野泰伸 2024/02/14(Wed) 13:55
こんにちは、
>ブラケットを外す際に傷ができることがあるが一般的に再石灰化(エナメル質の再生)が可能な範囲であると出てきます。
上記の情報は歯科医師の私からしてもホントに!?と思います。
経験上、矯正後のブラケットオフは少なからずエナメル質は削られます。
昨日同じような患者さんで診させてもらった人はエナメル質が削られ象牙質まで露出していました。(さすがにこれは削り過ぎだと思います)
基本的に私は成人矯正否定派ですが、矯正の先生はメリットの話が多くリスクの話が少ないと思います。
また歯を出来るだけ削らずにブラケットを外すとなると確実に顕微鏡での拡大は必要ですが、矯正の先生で顕微鏡でそのような施術を行う先生も殆ど聞いたことがありません。
ただし、エナメル質内に切削をとどめていれば殆ど大きな問題は起こらないのも事実です。
>やはり担当された方のミスゆえなのですね。
ミスとは言えず、現時点において、矯正後歯を無傷で処理することは
ほぼ不可能だと個人的には思います。
凄く偉そうな言い方になりますが、
矯正の先生の削らないと顕微鏡で施術をしている先生の削らないは大きな違いがあります。
矯正の先生の削らないは顕微鏡で見ると明らかに削っているに分類されます。
ですので、私からするとワイヤー矯正治療の際のリスクの1つにブラケットオフ時には歯を多少削らざるを得ないがあると思っています。
凸凹が気になれば多少段差を研磨して整えてもらえばいいと思いますよ。
おだいじに
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回答4 |
タカタ 2024/02/15(Thu) 16:49
>私の例のような傷は通常できてしまうものなのでしょうか?
また、どうしてできた傷だと考えられますでしょうか?
矯正治療のブラケットを歯に接着する際にレジンというプラスチックの材料を用いて接着するのですが、これが、よくくっつくので剥がすのに一苦労するんです。
通常、ブラケットをパキっと外した後で”レジンは削れるが歯は削れない”器具を用いてレジンだけを削り取るのですが、これ、結構慎重な作業を要求されます。
で、ちょっと雑に扱ったりすると歯が削れてしまったり、歯の表面に傷ができちゃったりします。
ほとんどの場合は研磨で対応できるのですが、それで対応できない悲しいパターンもあります。
傷をつけないように慎重に剥がさなければいけないということになります。
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