質問 |
まみむ 2024/03/18(Mon) 23:40
私は、上下左右の4,5番が横に並んで生えています。
下の両方の親知らずは横向きに生えている状態です。上の親知らずはまっすぐ生えています。
なぜ成人した今、矯正を考えるようになったかと言うと、右上4,5番が接している部分が虫歯になっていることに気が付かず(無症状でした)4番の虫歯が神経まで到達していたからです。このままではダメだと考え、これ以上虫歯を悪化させまいと歯並びを治そうと思い立った訳です。
矯正する前に今ある虫歯を治すと思います。
下の親知らずは完全に抜歯対象だろうと考えています。上は分かりませんが…
また、4,5番の歯のどちらか一方も抜くことになると考えています。
しかし問題は根管治療をした右上4番です。
根っこの治療した歯は他の歯より脆くなっていると聞きます。
その状態で矯正をすると、余計に負担がかかるのではないかと心配しています。
右上4番が虫歯になる前に少しだけかかりつけの歯科医に矯正した場合の抜歯対象の歯はどれか聞いてみたところ、「外から見えるのは右上4番で、中に入り込んでる歯が5番の歯だから、抜くのは5番の歯とかになりそうだね」と言う回答でした。
今の右上4番は矯正に耐えうるのでしょうか…
しかしお恥ずかしながら、右上5番も怪しいのです。虫歯っぽいんです。
極度の歯科恐怖症?なので根管治療をしたときも泣きながら通いましたし、治療が終わって以来一度も行けてません。今回の矯正治療はかなりの私なりの勇気ある決断なのです。
まずは虫歯治療をしなければ話は始まりませんが、もしも!右上5番も神経がやられていたらと考えると右上4番も5番も脆い歯予備軍になるので矯正治療は無理でしょうか?
根管治療をした場合でも矯正は可能でしょうか??
こればかりはかかりつけの歯科医に聞くしかないんでしょうが、一般的な見解もお伺いしたいのでよろしくお願いします。 |
回答1 |
Dr.ふなちゃん 2024/03/19(Tue) 00:23
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。小児期の歯科治療が好きな人は滅多にいませんが、成人するにつれ治療の必要性を理解できるようになり色々我慢ができるようになられる方が一般的だと思います。
今回、歯並びが悪い事が原因となり虫歯が深く進行するまで気付かなかったと後悔され矯正治療まで受けようと考えられるようになられたのは大変立派な進歩だと思います。
ぜひ、綺麗な歯並びになるまで頑張ってください。
〉根管治療をした場合でも矯正は可能でしょうか??
一般的に根管治療が矯正治療の妨げになる事はありませんが、根尖病巣があったり、不十分な根管治療のまま矯正治療を開始しますと治療中に症状が悪化したり歯根吸収のリスクが生じる為、先に必要であればきちんと再根管治療をして矯正治療に入ることが推奨されると思います。
また、横向きの親知らずは、矯正の妨げになるようであれば先に抜歯する必要が生じるかもしれませんが、小臼歯抜歯により充分な移動スペースを得られる場合であれば矯正治療が終わって治療後の歯列の長期安定の為に矯正治療後に抜歯とする場合もしばしばあると思います。
成人後の矯正治療では、歯のガタつきが大きい場合などでは小臼歯抜歯は逃れられない場合がしばしばありますが、どちらの小臼歯を抜歯するか?はケースにより選択できる場合もあると思います。全く虫歯がなくとても健康な小臼歯を抜くよりも根管治療をしてある小臼歯を抜く事もあります。抜歯部位選択により治療にかかる期間がかなり異なってくる場合もありそうですから、実際にどの歯を抜くか?についてはおかかりになった矯正担当医とよくご相談いただき決めていただく事になると思います。
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回答2 |
山田 豊和 2024/03/19(Tue) 09:37
こんにちは。
根管治療をした右上4番が矯正治療に耐えられるか心配になっているようですね。
あくまでも推測にはなりますが・・・
>下の両方の親知らずは横向きに生えている状態です。上の親知らずはまっすぐ生えています。
矯正治療を始める前に個人的には親知らずの抜歯はしておいた方がいいと考えています。
>しかし問題は根管治療をした右上4番です。
根っこの治療した歯は他の歯より脆くなっていると聞きます。
その状態で矯正をすると、余計に負担がかかるのではないかと心配しています。
負担はかかりますが正しく治療がなされていたらとりあえず心配ないと思います。
>右上4番も5番も脆い歯予備軍になるので矯正治療は無理でしょうか?
治療が正しくできていれば矯正治療は可能だと思います、ただ無髄歯は将来的(50・60代以降)に歯根破折のリスクは上がってきます。
これは無髄歯の宿命なので仕方ありません。
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回答3 |
藤森 隆史 2024/03/20(Wed) 13:41
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藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
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横向き親知らずを抜く前に下顎7番遠心歯根の状態をよく精査してもらってください。
状況によっては、7番抜歯して親知らずの近心移動+整直の案もありますから。
4番・5番の件、通常は根管治療した歯を抜くことが多いと思います。
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