質問 |
たちつてと 2024/05/26(Sun) 14:28
こんにちは、現在矯正中で、1年半経過しています。
当初少しの犬歯のねじりと真っ直ぐではないことが気になって矯正しようと思ってました。
*噛み合わせ全く問題なく、見た目気になる理由でした。
主治医に相談し抜歯とIPRなし、後ろの歯を後ろに移動させて、犬歯にスペース作ってから、ローテーションと移動させるという治療方案でした。
約半年前に犬歯のローテーション段階に入り、その当時鼻両サイド骨を押すと酷い痛みを感じて、主治医に相談したら、異動させてる最中だから無視で大丈夫との見解でした。
しかし、1ヶ月半前ある日から常温のお水を飲んだり、喋ったり笑ったりするだけで右犬歯酷い知覚過敏ありました。主治医にワイヤーを外してもらい、その後2週間近く一旦知覚過敏治りましたと思ったが、また鼻の両サイド骨の激痛と知覚過敏に(暖かい飲み物)なりました。主治医に相談しレントゲンを撮り、矯正で神経やられた可能性があるので、神経抜きましょうと提案されました。その病院CT機械がない為CT撮れませんでした。*現状冷たい飲み物だけしみます。
どうしても鼻横骨の激しい痛みに耐えず、気になって他院でCT取ってもらいました。
CT結果を見ると他院の先生は歯がボーンハウジングからかなり出ているとの見解でした。添付CTをご参考ください。
ご教示して頂きたいですが、
@現状右犬歯の神経を抜くべきでしょうか。
Aどの歯は現在フェネストネーション見受けられますか。
Bフェネストネーション現時点から改善可能性ありますか。どの方法ありますか。
Cこれ以上矯正中断した方がいいでしょうか。
Dこれから優先順位としてどういう処置したほうがいいでしょうか。
正直矯正はすごく後悔です。治療前にこのような後遺症知りましたら、矯正慎重に考えました。
主治医先生以外の先生のご意見を頂きたいです。
宜しくお願い致します。
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回答1 |
Dr.ふなちゃん 2024/05/27(Mon) 07:43
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
大臼歯を後方に送って前歯の移動スペースを作る治療では、前歯移動中の後方に送った大臼歯の保定はかなり難しいので装置は複雑化しやすくなると考えられていると思います。単純な装置だけで行うならば積極的にIPRを使って貰えば簡単になると思います。
とりあえず、歯が痛かった為他の歯科医院で検査を受けてCT撮影をしてもらいフェネストレーションからの痛みではないか?と言われていると矯正医にご相談されてはいかがでしょうか?
矯正医から治療の中断の提案があるのかもしれませんし、ブラケットポジションの変更があるのかもしれませんし、IPR追加の提案があるのかもしれませんし、このまま矯正治療中の問題ない痛みとして継続されるのかもしれませんし、何らかの新たな情報に基づく判断があるはずですよね。
その際CTは元データを提供してもらうのが良いと思います。元データのボリュームはかなりありますからCDに焼いてもらうので有料になる事が多いように思います。
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返信1 |
たちつてと 2024/05/27(Mon) 21:39
船橋先生
忙しい中丁寧にご返信頂きありがとうございます。
追加質問させて頂きます。
@矯正中にフェネストネーション現象一旦出ますと、修正不可でしょうか。
Aこれから根をコントロールすることによって、表出した歯根は元に戻すことできますか。
もしくは、すでに歯根がボーンハウジングから出たミリ数によりますか。
B隙間閉じてない状態で、矯正一旦止める場合、自然に歯根は矯正する前状態に戻る可能性がありますか。
C一旦矯正止める場合、何かリスクを考えられますか。
ご教示頂けますか。
宜しくお願い致します。
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回答2 |
Dr.ふなちゃん 2024/05/28(Tue) 02:29
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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〉@
可能でしょう
〉A
戻せるでしょう
ただ、歯髄が死ぬと歯髄を元には戻せません。
〉B
矯正装置の力で歯根が骨からはみ出ているならばその力を無くせば元に戻る可能性があると思います。一番良いのは上手くはみ出ない方向に矯正してもらうことだと思います。
〉C
今までの努力が無駄になる為CTの情報をいただいて追加し、主治医に上手く対応してもらうとよいのではないでしょうか?
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返信2 |
たちつてと 2024/05/28(Tue) 09:49
船橋先生
忙しい中ご回答頂きありがとうございます。
添付2枚CTの黄色矢印の2つ犬歯の歯根は矯正前のCTデータと比べて、矯正前ボーンハウジングから出てなく、矯正によりで歯根先端外向きとボーンハウジングから出ること分かります。
@これらの犬歯は現在知覚過敏と歯根の痛み著しい為、何の処置もしないまま、歯髄壊死するのリスクが高いでしょうか。自然に歯髄壊死する迄期間大体どれぐらいでしょうか。
A歯根をボーンハウジングに戻す処置も歯髄壊死させる確率高いでしょうか。
B治療前後のCTを比べれば、何ミリボーンハウジングから出たのは計算できるでしょうか。
C別の病院にセカンドオピニオンを聞きたいの場合、主治医に元CTデータと最新CTデータ要求すると、提供する義務ありますか。
断れた場合、どうすればいいでしょうか。
度々申し訳ございませんが、ご教示頂けますか。
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回答3 |
Dr.ふなちゃん 2024/05/28(Tue) 11:41
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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矯正治療を行う歯科医院にはCTがまだない歯科医院がかなりあると思います。CTが一般的ではない時代から矯正治療は沢山行われて来たから必ずしも必要ないと考える歯科医がまだ沢山いるからです。
今回はCTがない歯科医院で矯正治療を受けられていてたまたま患者さんの不安から他院でCTを撮影してもらうといますから、せっかく得られた情報を今おかかりの矯正医に共有していただき上手く対応してもらえるのが一番良いのではないかと思います。
簡単なのはブラケットの付け替えだと思います。
〉@
予測は難しいです。どれくらい力がかかっているか?わからないです。
〉A
とりあえず戻せば良いと思います。無理のない範囲で無理のない範囲の力で歯を動かしてもらえると良いのではないでしょうか?
〉B
全く同じ断層面で切るのは難しいでしょうが、大体の事はわかるでしょう。ただ、だから何?という感じで、無理のない方向に単にブラケットを付け替えてもらえば良いのではないか?と思います。
〉C
別の病院にセカンドオピニオンを聞きに行ってみても意味があるのか?と思います。CTのデータをもらって今の矯正医に見てもらってはいかがでしょうか?
上手く対応してくれそうになかったらそれにより不信感が高まりその歯科医に治療を依頼し続ける事をやめたくなったら治療中断して清算し、新たな歯科医院に転院することになるのか?そのまま治療をやめる事になるのかな?と思います。
歯科の場合、セカンドオピニオンを聞いてみたところで、元の歯科医がその意見をどう治療に反映してくれるか?技術的な問題がありますから難しいですよね。
おかかりの歯科医院では得られないCT情報を別の歯科医院から得られたわけですから、せっかく得られた情報を今の歯科医院と共有されたら良いのではないか?と思いますが?
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