質問 |
mammy 2024/07/24(Wed) 18:35
最近、ほほ同時期に夫と私の奥歯の被せものが取れて別の歯科に掛かりました。
夫は掛かり付け歯科で、薬が充分でないので根管治療してから被せることに。
私の方の歯科では、症状が特に出てなければそのまま被せると言われました。
私も以前、レントゲンで薬が充分でないこと指摘され、治療することになったら根管治療すると言われていたので方針が変わったのかと戸惑っています。新たにセラミックを被せるので良くない状態のまま被せることも少し不安です。
このような場合、根管治療してから被せる、症状が無いならそのまま被せる、どちらが今の主流になりますか?歯の状態により違ってくると思いますが、同程度の歯の状態ということで歯科医により治療の違いがあるかどうか教えてください。 |
回答1 |
山田 豊和 2024/07/25(Thu) 09:26
こんにちは。
症状がなくても打診痛があるかもしれません、またレントゲン的に根尖病巣があれば再根管治療をした方がいいと個人的には考えています。
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回答2 |
Dr.ふなちゃん 2024/07/25(Thu) 09:53
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
再根管治療は難易度が高くなりますから(抜髄治療時は根管は直前まで歯髄で満たされていますが、再根管治療時はすでに人工物に置換されており、根管壁もすでに拡大されたり変な方向に癖づけられていたりして抜髄時より治療が厄介になっている事が多い)、歯科医によって再根管治療の勝算の見込みが変わると思います。
また、一般の方にとっては同じように感じるケースであっても、専門的に見ればかなり異なるケースという事はしばしばあります。
各ケースにはバリエーションがかなりありますから、実際のところどれくらい再根管治療の必要性があるかについて、それぞれが、レントゲン検査やCT検査により充分な説明を受けてみてください。
高額な自費治療を行う際は必ず自分で再根管治療をやり直ししなければ気がすまないという歯科医もおられると思います。他人が行ったりかなりの時間経過した治療は信頼できないと考える歯科医もいるからです。
他方で、症状が安定していて冠だけやり直ししたらしばらくは問題なく使用してもらえると診断できれば過去された治療をあえてやり直ししないという歯科医もいると思います。寝た子をつついて起こさないという考え方です。
〉新たにセラミックを被せるので良くない状態のまま被せることも少し不安です。
冠だけの再治療は簡単な為、何度かやり直しは可能になりますね。
他方、再根管治療は2回か3回行われたら次は抜根に至る事が多いと思います。
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回答3 |
滝野 正義(評価3.5) 2024/07/27(Sat) 22:49
mammyさん、こんにちは。
>このような場合、根管治療してから被せる、症状が無いならそのまま被せる、どちらが今の主流になりますか?
現在の主流、時代の流行り廃りというよりは、歯科医師個々の考え方や技量の違いが大きいのではないかと思います。
根管治療は、日本の保険治療ではほぼ評価されていませんが、とても技術や知識と根気が要求される治療だからです。
しっかりとした根管治療を行える歯科医師はそう多くはないだろうと想像しますから、症状がないのであればあえて手を付けずリスクを取らないという場合もあるだろうと思います。また、保険治療として根管治療を行おうとすればできることの限度もありますし、明らかな病変として病名がつかなければ保険適応されないと思います。
ご不安であれば、根管治療については歯内療法専門医をあたる方法もあるかと思います。
ご参考にされてください。お大事にしてください。
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回答4 |
柴田 (評価4.0) 2024/07/28(Sun) 00:48
>このような場合、根管治療してから被せる、症状が無いならそのまま被せる、どちらが今の主流になりますか?
どちらが主流かは分かりません。しかしながらきちんと再根管治療ができる歯科医は多くないかもしれませんね。
>歯の状態により違ってくると思いますが、同程度の歯の状態ということで歯科医により治療の違いがあるかどうか教えてください。
その歯科医が
根管治療が得意かどうか
根管治療に重きを置いているかどうか
根管治療の不採算性をどう考えるか
によって判断が分かれると思います。
コアを外す場合は判断材料が増えますので再根管治療に着手するかどうかを判断しやすくなると思います。
二次カリエスがあるかどうか、上部根管の状態などですね。
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返信1 |
mammy 2024/07/31(Wed) 14:06
4名の先生から回答頂き、色々聞けて大変参考になりました。
今、通っている先生は歯内療法専門医で根管治療は自由診療で力を入れているので、その先生の判断を信じることにしました。
ありがとうございました。
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