質問 |
す 2024/08/03(Sat) 21:21
80歳すぎの家族についてご相談です。
歯の根本の骨が吸収されて減っている部分があります。
受信した歯科からは、当初、歯周炎による骨の吸収が広がらないよう、歯を抜くことを検討するように言われましたが、
不整脈により血液をサラサラにする薬と、骨粗相症の治療薬を飲んでいることから、
それらを踏まえて抜歯は見送ることになりました。
今回、ご質問したいのは、
1. 上記のケースで、歯茎の深い部分もクリーニングするには
レーザーが有効という認識で良いか?
あるいは他によい方法があるか?
2. 高齢者でも、レーザーによるクリーニングは可能か?
私がレーザーでクリーニングを経験したところ、一時的に歯茎がはれる感じがします。
体への負担や、血液サラサラの薬との関連も気になります。
どうぞよろしくお願い致します。 |
回答1 |
Dr.ふなちゃん 2024/08/03(Sat) 23:31
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。レーザーにも色々な種類がありますから、おかかりの歯科医院でご相談されると良いと思います。
抜歯の場合は大きな穴が一度に開くため投薬内容により抜歯をやめておくという事は割とあると思いますが、レーザーの場合は照射野は非常に限局されますから、何度か分けて無理がない範囲内で行ってもらえるのではないか?と思います。
ご本人の投薬内容や体調について詳しく知っているかかりつけ医にご相談されると良いのではないでしょうか?
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回答2 |
柴田 (評価4.0) 2024/08/05(Mon) 07:46
血液サラサラにする薬単独の場合や骨粗鬆症の薬を単独で服用している場合、最近の知見では休薬しないで抜くことを推奨されていたと思います。
血液サラサラにする薬を服用していても止血が可能な場合が多いという理由だったと思います。
また骨粗鬆症薬を服用している方が抜歯対象の歯を保存したときの顎骨壊死のリスクと抜歯したときの顎骨壊死のリスクを天秤にかけて比較して、休薬しないで抜くことを推奨されていたと思います。
ただ2剤服用の場合に関する知識が足りていません
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回答3 |
Dr.ふなちゃん 2024/08/05(Mon) 14:41
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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学会からの情報は一般的な傾向ですから、実際にはそれぞれの歯科医が内科に情報提供を求めて血液検査の数字を見ながら対応を依頼したりしているはずね。
ですから抜歯の場合は、必ずおかかりの歯科医にご相談いただくのが良いと思います。
外来受診される方の中には抜いてしまったり観血処置をすると通法では止血しない方もたまに混じって来られます。
病院歯科で管理してもらいながらの抜歯や観血処置が必要になる場合もありますから、おかかりの歯科医院には必ず服薬内容を伝えていただき(お薬手帳が便利)歯科から内科に連携が取られる方が良いと思います。
レーザーによる歯石除去や根面デブライメントも様子を見ながら行う事になると思いますから、服薬情報は必ずお伝えください。
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返信1 |
す 2024/08/05(Mon) 22:10
ご助言、誠にありがとうございます。
高齢の家族の場合、私自身のことよりも気を使うことがあり、皆様からご助言いただけると、ノウハウ面で助かるだけでなく、気持ちの面でも非常に助かります。
みなさま、お忙しい中、ありがとうございます。
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