質問 |
もぉ 2024/09/30(Mon) 07:04
現在左下の5,6,7が銀歯の被せ物で、5,6が連冠・7が単冠になっています。
二次カリエスで銀歯と歯茎の間のフチが黒くなっていて、特に左下7はそろそろやり直した方が良いと言われていましたが、まだ治療しないまま転職を機に転院しました。
今の歯科医院の先生は、
・上の右上6,7がインプラントとジルコニアなのに対して、下は根っこしかない天然歯だからemaxでは弱くジルコニアにした方が良い。
・単冠で奥から順に3本治療し直した方が良い。連冠だと歯の下で何か起こっても見付けにくいし、除去するのが大変。
…と言う理由で、1本づつジルコニアクラウンにしていく事をすすめられました。
ただ、前に通っていた歯医者さんでは、3本繋げて白い歯にやり直した方が長持ちすると話していました。
5,6,7の3本とも根っこしかない歯なので、確かに素人考えで連冠にした方が強い気もします。それを質問した所、何かあった時のリスクの方が怖いから単冠一択と言われました。
余談ですが、今は抜歯してインプラントになっている左上の6,7も抜く前は2本連冠の予定だったのですが、技巧所がこう作ってきたからと言われて単冠になりました。
そして左上7番は8年位で破折で抜歯、右上6番もその3年後に破折で抜歯になりました。
根しかない歯の被せ直しは、複数の歯を繋げた方が良いのか?1本づつの方が良いのか?悩んでいます。
あとジルコニアの除去は固すぎて大変なのでしょうか(そう言う心配があるのでemaxが良いと思ったけど弱い?見た目を気にしなければ金歯が良いののかもしれませんが…)?
御参考にご意見をお聞き出来れば幸いです。
宜しくお願い致します。 |
回答1 |
Dr.ふなちゃん 2024/10/01(Tue) 10:35
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
連結冠より単冠修復を綺麗に完成度高く行う事はより容易です。形成のできにより連結予定の歯が技工士から連結不可とダメ出しが出る場合はあると思います。(お口の中で理想に近く形成して綺麗に型取りするのは結構大変です)
単冠修復で可能な歯の状態なのであれば誰が行っても難易度そこそこの単冠修復をしてもらう方が良いのではないかと思います。
歯の条件によっては形成の理想から外れて行っても連結冠にしないと持たないという状態になって行く場合もありますが、今はまだそうではない為、歯科医から単冠修復を勧めてもらえたのではないかと思います。
〉あとジルコニアの除去は固すぎて大変なのでしょうか(そう言う心配があるのでemaxが良いと思ったけど弱い?
ジルコニアは選択する種類によりますが、削れば火花がよく出ていますよ。つまり非常に硬く除去は大変なタイプがあります。
e.maxは一番弱いジルコニアよりも柔らかいです。歯と同じぐらいでサクサク削り取れます。
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返信1 |
もぉ 2024/10/03(Thu) 07:53
船橋先生、おはようございます。
ここ数年は残せるか抜くか微妙な歯の再治療ばかりでしたので、少しナーバスになっていたのかもしれません。
仰る通りで連結冠にせざるを得ないという程でもないので、単冠づつで提案されたとも考えられますね。
e.maxではやや弱く金歯では見た目が有り、やはりジルコニアになるのでしょうか。
ジルコニアは人工ダイヤで除去等加工が大変そうな一面、ネットとかを見ると実際切削されている先生もいらっしゃるようでドリルが天然ダイヤとか特殊ならば出来るのかな?と素人考えで思いましたが、難工事ではあるのは事実なのですね。
ただ近年はジルコニアの被せ物が多いですので、私がもっと年を取って今あるジルコニアクラウンをやり直すような時には一体どうなるんだろう(削れないならペンチで抜く?)と感じる事も有ります。
貴重な情報ありがとうございました。
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回答2 |
Dr.ふなちゃん 2024/10/03(Thu) 10:29
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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現在、ジルコニアには多種類の硬さのものが提供されています。e.maxに近似した程度の硬さのジルコニアもありますから、一括りで硬さを比較できません。
硬いタイプは本当に硬いですから削る際は大変になります。
製造時には焼結する前のチョークに似た程度の軟らかい状態のディスクやブロックから削り出し加工します。焼結加工により一定量縮んで硬くなります。ジルコニアの組成割合により最終加工時の硬さは変わります。ブロックからそのまま削り出し加工して焼結しなくて良いジルコニア(最終の硬さから削り出し加工できるほど硬くない)まで出て来ていますから、ジルコニアでも何を使ってもらうのか?で大きく変わりそうですね。
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返信2 |
もぉ 2024/10/04(Fri) 07:11
船橋先生、おはようございます
なるほど今は同じジルコニアでも、硬過ぎないジルコニアも有るんですね。
そういうものが有ると患者としては有難く、そういう技術革新に感心致します。
追加の情報有難う御座いました。
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