質問 |
うままま 2025/01/23(Thu) 04:47
現在、アメリカにてシュアスマイルのアライナー矯正中です。
矯正医より『あなたの上顎の中切歯は厚みがありシャベル型をしています。
より良い矯正結果のためには、辺縁隆線部(上前歯の端の盛り上がって
いる部分)をSmoothing(削ってなだらかにする)した方が良いと思います。』
と言われました。
シャベル型なのは上顎の中切歯2本のみで側切歯はシャベル型ではありません。
そこで質問なのですが、
@辺縁隆線の部分は削っても特に問題ないのでしょうか?
A辺縁流線の部分には神経は通ってますか?削る事で酷い知覚過敏が出たり
しませんか?
Bシャベル型切歯はアジア系にはよく見られるとの事ですが、日本で矯正する
場合にもこの辺縁隆線部分を削る事はよくあるのでしょうか?
前歯はできる限り下げたいと思っているので、もし問題がないのであれば
中切歯の裏側を削って矯正したいです。
ご回答、どうぞよろしくお願い致します。 |
回答1 |
タカタ 2025/01/23(Thu) 10:34
@ 辺縁隆線の部分を削ることに問題はないか?
A: 通常、適切な範囲で削るのであれば問題ありません。
矯正治療において、歯の形状を調整する「スムージング」や「ディスキング」と呼ばれる処置はよく行われます。
削る量はごくわずか(数百ミクロン程度)で、歯の強度や機能に影響を及ぼさない範囲で行われます。
詳細は直接確認してください。
A 辺縁隆線部分に神経が通っているか?削ることで知覚過敏が出る可能性
A
神経について: 辺縁隆線部分(中切歯の裏側の盛り上がり)は、エナメル質と象牙質の領域にあります。神経は象牙質の内側にあるため、通常のスムージングで神経に到達することはありません。
• 知覚過敏について: 削る量が適切であれば、知覚過敏が生じるリスクは非常に低いです。
矯正医が経験豊富であれば、このようなリスクは最小限に抑えられるでしょう。
Bあまり聞かないですがまれに行われていますね
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回答2 |
Dr.ふなちゃん 2025/01/23(Thu) 12:32
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
アジア系は辺縁隆線が非常に発達している方がおられますから、必要な場合は積極的に削ってもらう事はよく行われていると思いますよ。
高田先生の回答の通り、エナメル質には神経は通っていない為十分なエナメル質量を残しながら厚い部分を削り取って口元が出っ張らないような矯正の仕上げにしていくことがあります。
歯並びが悪くなる原因の一つが歯の形の異常だったり特徴による場合が多々ありますから、矯正の仕上げに最適な形に修正してもらったほうが後戻り防止にも有効ですね。
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返信1 |
うままま 2025/01/24(Fri) 05:33
タカタ先生、ご回答いただきありがとうございます。
特に神経や知覚過敏が心配だったのですが、シャベル型の歯の構造的なところを詳しく説明していただいたおかげで、リスクが低いと分かり、安心しました。
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返信2 |
うままま 2025/01/24(Fri) 05:46
ふなちゃん先生、ご回答いただきありがとうございます。
アジア系にはやはり多い形なんですね。
歯の形を最適化する事で、矯正の後戻り防止にもなるのですね!
必要なエナメル質量は残してもらいつつ、歯の裏側を調整して頂こうと思います。
いつもご回答ありがとうございます。
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