質問 |
まさぞう 2025/01/27(Mon) 15:00
1回目、そしてダメで2回目の歯根管治療を受けて、2ヶ月経ちますが痛みが取れません。この場合、歯根管切除術の適用となると思いますが、歯根管切除術は外科専門医にやってもらった方が良いでしょうか?
また、その際に逆歯根管充填をやらないと成功率や寿命が大きく下がると聞きましたがそうなのでしょうか?
2回の根管治療を経て、なかなか治らず精神的にもだいぶ疲れてきています。
よろしくお願い致します。 |
回答1 |
小林 誠 2025/01/27(Mon) 15:36
>歯根管切除術は外科専門医にやってもらった方が良いでしょうか?
歯根尖切除について、歯内療法の専門医と、口腔外科の専門医とでは、成功率に約2倍の差異があるという統計がありますから、可能であれば、前者 = 歯内療法の専門医に診ていただき、施術の是非について相談するのが良いように思います。
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返信1 |
まさぞう 2025/01/27(Mon) 18:12
ご回答、ありがとう御座います。
歯根尖切除においては、歯内療法専門医の方が口腔外科より成功率が高いと言うことでしょうか?
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回答2 |
柴田 (評価4.0) 2025/01/27(Mon) 21:52
こんばんは柴田です。些細なことですが
歯根管切除術、歯根尖切除 → 歯根端切除術
かと思います。
歯根端切除術において歯科用CTとマイクロスコープを併用した方が明らかに成功率が高いと思います。
口腔外科医でマイクロスコープを駆使できる方は少ないと思います。また逆根管充填もしないで切りっぱなしの口腔外科医も多いと思います。ただ北関東の群馬大学の歯科口腔外科は駆使してるようですが。
一つ前の相談を見て疑問があります。
一つ目は「なぜクラウンを外さなかったのか?」です。
二つ目は「本当に歯内療法専門医なの?」です。
歯内療法専門医ならクラウンを外すと思います。カリエスの取り残しや接着不良により再感染防止ができない可能性があるからですね。
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回答3 |
Dr.ふなちゃん 2025/01/28(Tue) 13:12
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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>歯内療法専門医ならクラウンを外すと思います。
過去の質問から、いれたばかりゴールドの冠だったからかもしれませんね。
患者さんの経済的な負担に配慮して自費の冠は外さずに行ったことで歯内療法の難易度が上がることはよくあると思います。
冠を除去すれば治療はやりやすい為、自費の冠を入れる前に根管治療をやり直しておくことをお勧めする事が多いのはその為というのはありますね。
いずれにしても難しい治療は誰が行っても難しいので、歯根端切除術を含めて歯内療法専門医の踏ん張りどころでしょう。
専門医での自費根管治療→歯根端切除術という流れは割とよく聞きますが、冠除去がなされていないならば冠除去して再度自費根管治療という選択がまだ残っているのかもしれませんね。
冠除去したら咬合力が掛からない状態にしておけますから炎症が治まりやすいというメリットもありますが、他の歯でしっかり噛める状態なのか?によって冠除去が難しいという場合もあったりしそうですし、診察しないでコメントは難しいですね。
歯根端切除術も口腔外科医よりも歯内療法専門医にしてもらったほうがよいのではないかと思います。口腔外科医はもっと大掛かりな外科手術でご利用されることになるのでは?と思います。
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返信2 |
まさぞう 2025/01/29(Wed) 13:28
ご回答、ありがとうございます。
根管治療を行った先生は、根管治療専門医登録一覧の資格者をネットで調べたら載っていたので間違いありません。
また、ゴールド冠は治療に支障があるなら取って下さいと言ったのですが、取らないで行いました。理由は分かりません。確かに冠をつけてすぐだったので、その点の考慮はあったかもしれません。でも、それで治療がうまくいかなかったというなら、それはとてもがっかりです。
昨日、再度歯内療法専門医に診てもらったのですが、痛みの原因を探るため染色によるクラック調査で、歯根管が二股に分かれる分かれ目にもしかしたらクラックがあるかもしれないと言われました。私も写真を見ましたがクラックかは微妙な感じです。
そして、クラックなら抜歯と言われてます。
それと、昨日の治療中に、歯根管の先から歯茎に向かって1度目の歯根管治療の時にはみ出した薬が偶然取れ、可能性が低いがこの薬が痛みの原因かもしれないとも言われました。
さらに、歯根管の先の下あたりは、まだ炎症の所見がありこれも痛みの原因かもと言われています。
多数の痛みの原因を言われたのですが、抜くのはもったいないので、とりあえず土台をいれて樹脂で固めてそのまま様子をみることになりました。
また、今回は歯根管の下部にはセメントを入れたと言うことで、3度目の歯根管治療は無いとのことです。
外科的治療に関しても、骨に入っている歯と骨から出ている歯の長さ比を考えると難しいかもしれないとも言われました。
先生は、歯科医になって10年の集大成の根管治療を行ってくれたとの事で、ここが歯科の限界と言われました。
痛みは、相変わらず続いていますが少しでも良くなることを願っています。
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回答4 |
井野泰伸 2025/01/29(Wed) 14:55
私も歯内療法学会の専門医をしていますが、
教科書的にも高価なクラウンが入っている場合は外科の対象とありますし、外科が得意な先生は最初から外科的歯内療法で治療をすることも多々あります。
専門医は全て根管治療からスタートする訳ではないですし、柴田先生の一意見ととらえてもらった方がいいと思いますよ。
>また、今回は歯根管の下部にはセメントを入れたと言うことで、3度目の歯根管治療は無いとのことです。
たぶん先生も出来る限りのことはしてくれていると思いますよ。
残念ながら専門医でも全て治せる訳ではなく一般的な成功率で言えば7〜8割程度の成功率なので当然残せない歯も出てきてしまいます。
出来るかぎりのことをしてもらったのであれば、後は待つしかないと思います。
もし腫れたり歯茎から膿が出てくるようならそれは保存不可能というサインなので治療してくれた先生に相談してみてください。
おだいじに
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返信3 |
まさぞう 2025/01/31(Fri) 12:35
ご回答ありがとう御座いました。
今まで、何本か歯根管治療をして頂いて失敗したことがなかったので、今回はいい勉強になりました。
今後、歯根管治療となった場合は主治医に相談して、違う医院の根管治療専門医に紹介状を書いてもらって処置してもらおうと思います。
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