質問 |
ふふふ 2025/03/27(Thu) 14:20
こんにちわ。
かかりつけ医が良く「適合性が…」
と良く口にするのですが。
例えば「適合性が良すぎて、仮付けが外れない」とか
被せ物や詰め物の
適合性が良い。悪い。と言うのは
どういう事で判断しますか?
患者自身が、わかることはあるのでしょうか
宜しくお願い致します。 |
回答1 |
Dr.ふなちゃん 2025/03/27(Thu) 15:14
|
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
|
こんにちは。
適合性はピッタリ隙間なくあっているかどうか?ピッタリあっていると適合性が良いと評価します。仮付けが取れない場合も適合が想像よりよかったねという場合があります。いつもいつもピタリと適合しているのが普通というレベルで診療をしているならばそれ相応の仮着材を使うとか何らかの方法をとるかもしれませんが、たまたまいつもより適合が良かったということもあるでしょうね。
仮着が外れない理由はいくつかありますがその一つに適合が想定より良かった場合というのがあると思います。
患者さん側でわかるのは縁がよくあっているかどうか程度ではないかと思います。実際は内面の適合性までを重視することが多いと思いますけど、内面の適合性は技工士さんがどこまで適合させて作ってくるかとか、模型や印象の歪みの保証がうまくいっているのか?とか、形成面の細かさをどこまで追求したのか?など多数の要因が絡んできますからわかりにくいものと思います。
|
回答2 |
加藤 道夫 2025/03/31(Mon) 10:00
ふふふ さんこんにちわ。
被せ物や詰め物の「適合性が良い。悪い。」を知りたいのですね。
船橋先生がおっしゃるように、先生は分かりますが、患者さんには分かりにくいですね。
適合をよくするためには、先生の技術(歯を綺麗に削る・綺麗に型をとる)がまずは大事です。その次に技工士さんの加工・仕上げの技術により変わってきます。
セメントを付けて無くても外れにくいのは適合が良いことが多いかもしれません。
|
回答3 |
柴田 (評価4.0) 2025/04/01(Tue) 21:10
>被せ物や詰め物の適合性が良い。悪い。と言うのは
どういう事で判断しますか?
詰め物と一括りにしていますが、レジン充填は除いて回答しますね。
被せ物の代表にクラウンがあります。
クラウンの適合性には二つあるいは3つあると思います。
一つ目は内面ですね。削られた歯とクラウンがどれだけぴったりしているかです。クラウンはセメントを使って接着あるいは合着するので、適合が良ければセメントの厚みが薄くなります。セメントは薄い方が良いと思います。
私が知るところの超一流の歯科医は使いませんが、私は適合試験材をクラウンの内面に入れて歯にはめて硬化を待ちます。硬化後クラウンを外して適合試験材(フィットチェッカー等)の厚みや当たりをみて調整をします。
二つめはクラウンの辺縁です。自分が削った歯面をいかに過不足なく作られているかのチェックが必要です、
まずは石膏模型(古いスタイル)にはめたクラウンを顕微鏡下で観察して調整します。
口腔内にセットされたクラウン等は顕微鏡下で観察すると辺縁の適合の良し悪しはよくわかると思います
|
返信1 |
ふふふ 2025/04/01(Tue) 22:51
柴田先生
いつもありがとうございます。
先生がとても丁寧にお仕事されている様子が目に浮かびます。
素人には分かり得ない事ですね。
きっと柴田先生に治療していただいた患者さんの予後はとても良いと思います。
色々詳しく教えていただき
ありがとうございました!
|
返信2 |
ふふふ 2025/04/01(Tue) 22:57
手違いで、先の先生方の
お礼の返信が
後になってしまい申し訳ありません!
船橋先生も加藤先生も
詳しく教えてくださり
ありがとうございました!
通っている先生が
やたら「適合性が…」と言うので気になってしまって。
素人目には、良くわからないとことばかりですね。
それなのに詳しく返信いただき本当に
ありがとうございました
|