質問 |
ふふふ 2025/03/27(Thu) 14:40
いつもお世話になっております。
自分に合う歯医者さん選びをずっとしています。
そこで素朴な疑問なのですが、
先生方が治療の際
裸眼もしくは眼鏡の方。
治療中は常に拡大鏡をかけている方
がいらっしゃいます。
私も早くから老眼になり、近視もあるので
鏡で歯や歯茎を見ていても細かいとこが見えず、不具合を先生に伝えられないことが多々あります。
近所の歯医者さんはおそらく70歳は超えてる方なんですが、眼鏡だけで治療しています。
そこまで歳をとっておられなくても、明らかに老眼世代の先生でも、裸眼かコンタクト?で根管治療から全てこなしています。
拡大鏡も使いこなせなければ
意味は無いと思いますが、
裸眼でも経験と感覚で治療はこなせるのでしょうか |
回答1 |
Dr.ふなちゃん 2025/03/27(Thu) 15:03
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
70歳を超えても現役で頑張って治療をされているのは凄いですね。
歯科医の視力に関してはいくら以上なければ診療をしてはいけないなどの取り決めはないため、遠視の人、近視の人、老眼の人など色々な歯科医がいると思います。
裸眼でも細かいところまで見える歯科医もいるでしょうし、眼鏡や拡大鏡を使わないと見えない歯科医もいるでしょうし、色々おられますけど、本人が不自由を感じるならば何らかの補助器具を使って不自由なくストレス少なく治療をしているのが一般的だと思います。
昨今はレーシックや眼内レンズなど様々な眼科的な治療法がありますが、補助的な器具を使われる方が多いのではないかと思います。裸眼で何でも見えるのが一番楽だと思いますが、歯科の場合感染防御(まず自分が患者からうつされないことや病気にならないことが一番大切です。)の必要性から感染防御用や粉塵防御用に伊達メガネをかけている歯科医も多いと思います。
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回答2 |
井野泰伸 2025/03/28(Fri) 09:20
私は顕微鏡で治療を主にしていますが、はっきり言えば目が良い30代でも奥歯は手の感覚だけで治療しているので、隣の歯を削ったり、削り過ぎたりという問題は出てしまいますが、これは保険・自費ではなく世界的に歯科治療はそういったものだと思います。
個人的な推測ですが、顕微鏡を使って治療していても隣の歯を削らないなどはかなり高い技術になるので、できる先生もかなり限られてくると思います。
私は50歳となりましたが裸眼で治療するのは、麻酔をしたりシミ止めを塗ったり、ラバーダムをかけたりという操作だけで、診断や切削治療には必ず顕微鏡を使います。
それぐらい口の中は見にくい場所だと思っています。
これはその辺りのことをどこまで考えているかにもよりますが、一般的にいえば見えていない治療が主だと思います。
http://eedental.jp/ee_diary/2019/05/post-1912.html
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返信1 |
ふふふ 2025/03/28(Fri) 09:52
ふなちゃん先生
井野先生
お忙しい中ありがとうございました。
そういえばレーシックもありますね!
私は多くの治療をしてきました。
治療後、隣の歯が傷ついていたり、かけていたり、保険外の白いものが黒く汚れていたり、根の処置の失敗だったり…。
根の治療は運と思っていますが
素人の私が見ても明らかに
「見てないんじゃないか?」
と思うことがあります。
私は虫歯を作った自分も悪いし、そんな歯医者を選んだことにも失敗だったと諦めています。
井野先生の用な方に治療してもらえたら、幸せですね。
ありがとうございました
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回答3 |
Dr.ふなちゃん 2025/03/28(Fri) 10:52
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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井野先生は全ての治療が自費治療ですから、最初からそういう歯科医院を選択されて受けられると満足度高い治療の確立は高まると思いますよ。保険医をすっかり辞めて自費専門でされている歯科医院で他の保険医でも可能な治療を何年も提供し続けて来られている歯科医院というのは、質か接遇か何か特別な差別化ができていなければ患者さんから高いのにわざわざ選んでいただけないわけですからご期待にお答えしてもらえる確立が上がると期待されて良いと思います。
保険診療の安価な治療費を使いながらその範囲を一部だけ超える程度で歯科医院を選択されておられますと幸運を願うしかなくなるでしょうし、幸運に出会える確率は少し低くなりますね。
歯科は異常に保険の配分が低い状態がずっと続いていて、物価も人件費も高騰中の今も保険点数は低いままですから、今後ますます保険の治療には期待し難いエリアが増えてくるものと容易に想像できます。特に人件費と優秀な人材の確保がしやすいかどうかはエリアによって多いに異なりますが、保険の点数は全国一律ですからね。
また根管治療ですけど術野にしている根管内はシャープペンの芯や裁縫の針より細くさらに曲がっていて、最も大切な先っぽは誰も目視不可能なので皆何らかの感覚頼りにするか、機器に頼るしかないですよ。お口の中は全ての部位を直視直達できる部位ではありませんから感覚と知識はとても大切になります。あとは歯科医のネバリ強さも大切になることもあります。常日頃非常に細かい作業をされて凄い作品を作られておられる方ならばご理解いただきやすいのですが、細かい作業を根を詰めてするのは苦手でそういうことはしない事にしているという方には、歯科医の仕事の困難さはわかってもらえないと思いますね。しかも上手い作品を継続して作りだし続けられる人ってごく僅かだったりするのは想像できませんか?
そういう誰がみても完璧で隙のない治療をするには人数も1日数人の治療が限界でしょう。無理をし続けていたら身体を壊して早死にしますから、無理な人数を治療せずに継続して長く治療し続けていただけるような環境を整えてあげたいですよね。一人当たりの治療費が他より多いに高くないと無理ですね。
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