質問 |
とも8888 2025/03/31(Mon) 15:18
下顎後退症というものに該当するのかわかりませんが、下あごが上あごよりかなり奥にあり、奥歯で噛むと下の前歯は完全に上の前歯の奥にあります。
(上の前歯の出っ歯が気になったことはありません)
顎がないということはないので下顎後退症とはまた違うのかもしれませんがよくわかりません。
(一応写真添付しました)
もともと下あごが小さく、かみ合わせも良くなかったとは思いますが、最近(ここ半年くらい?)下あごの後退がさらに進んでいる気がします。
(頬杖をついたりなどの癖は特にないので原因はわかりません)
下顎後退症をざっと調べたところ、生まれつきとか子どものころになってそれが定着するような感じを受けたのですが、加齢とともにさらに後退していくこともあるのでしょうか?
先日詰め物が外れて歯科で診てもらったときも下あごが後ろ過ぎるためか医師に「え?」と驚かれました。
(定期的に歯科で診てもらっていましたが、かみ合わせは診てもらってことがなく、長年、衛生士さんがクリーニングして終了で医師はノータッチでした)
なお、20年前くらいに一般歯科で矯正を相談したことがありますが、その時は下あごの後退について特に指摘はされませんでした。
(矯正期間が5年かかると言われ、不安になったので治療自体は断念)
そこでお尋ねしたいのは以下の4点です。
(どれか一つだけでもお答えいただけると幸いです)
1.先生方の経験上、加齢とともに下あごが後退していく症例はわりとありますか?
2.重症の場合でも第一選択は矯正治療でOKですか?
3.矯正治療をする場合、矯正を実施している歯科ならどこでもいいでしょうか?それとも専門的なところがありますか?
4.専門的なところを探したい場合は何と検索すればいいでしょうか?
アドバイス等、よろしくお願いします。
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回答1 |
Dr.ふなちゃん 2025/04/02(Wed) 14:30
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
下顎が後退しているか?はわかりませんが、おとがいに緊張があると感じますね。またほうれい線も御年齢の割に深いように感じます。
そういうことから歯並びに問題がある可能性が高いかも?と考えることはできると思います。
>1
歯は噛み合わせていないと延びる(挺出)傾向がありますから不良修復やすり減りやすい材料と硬い材料の混合で噛み合わせにも関わる治療を繰り返し行っておられますと(保険診療)だんだん歯が延びてその結果下顎が回転傾向になるということはあるかもしれませんね。
またほうれい線が深い方は口角挙上筋を小児期からずっと上手く使ってこられていない場合が多々あると思います(表情筋をうまく使うのが苦手)から頬粘膜から歯列に圧がずっとかかってしまうため臼歯の舌側傾斜により狭窄アーチやシザースバイトになっている方も多くおられると思います。そうなると正常咬合よりも顔が伸びたり下顎が後退する方向で回転します。
逆に歯軋りや食いしばりが酷くてとか、歯自体を失っていく方は下顎は受け口方向へ回転します。
>2、3
何の重症でしょうか?まずはお近くの歯科医院でどういう事に問題があるのか?診断を受けられてはいかがでしょうか?
若い方で虫歯の治療履歴が全くないかCR程度であればいきなり矯正歯科を受診されても良いと思いますが、ある程度のご年齢になられていて補綴などの大きめの修復がすでになされているご年齢になられますと、複合的な治療の提案が必要になる場合が多くなると思いますから、一般歯科と矯正両方されている歯科医院が非常に多く増えてきていますからそういう歯科医院で良いのではないかと思います。矯正専門医との連携も多くの歯科医院が行なっているものと想像します。
>4
ご自身で診断し治療法を考えるのは検査資料もないわけですから無理ですから、とりあえずお近くの矯正治療もしていそうな歯科医院でご相談されてみてはいかがでしょう?
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返信1 |
とも8888 2025/04/03(Thu) 14:14
「重症」というのは下アゴの後退が「重症」という意味以外に何か別の意味に取れますか?
小学生くらいの普通の国語力があればどう考えても今回の質問における「重症」の意味が理解できると思うのですが…。
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回答2 |
Dr.ふなちゃん 2025/04/04(Fri) 11:20
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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そうですね。下顎の後退の度合いがどの程度の問題なのか?を気にされてというのはわかりましたが、上下の歯をしっかり噛み締めての撮影なのか?撮影の条件を必要なものにする事を歯科では行っています。
一般的に正常歯列の場合、上の臼歯の咬頭と下の溝が理想的な位置でしっかり噛み込んで合致している事が望ましいのですが、小児期または成人間も無くにきちんと矯正治療を受けていない方の場合、そうなっていない場合はしばしばあり咬頭がすり減ってしまう場合が多くあると思います。そうなると顎の位置は安定しがたくなりますし、山と山や傾斜部と傾斜部が当たっていますとその分お顔は長くなり下顎が後ろに行く方向へ回転します。
審美的な矯正治療ではなく噛み合わせまで治す本格的な矯正歯科治療ではまずそういう奥歯の位置の修正をしっかり行うことに注力しますから治療経過が長くなってくる場合はしばしばあります。また修復物がすでに入っていましたら理想的な位置関係を作り上げる事が困難になりますから修復物のやり替えも必要になってきたりします。そういう事でお悩みになっている内容を本格矯正も行っている歯科医院を受診された際にしっかりご相談いただくのが良いと思います。
矯正を行っている歯科医院では精密検査で模型を作ってくれたり、デジタルデータで3Dモデルを見せてくれますから納得しやすい説明を受けていただけるものと思います。
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