| 質問 |
ピピコ 2026/01/23(Fri) 21:34
よろしくお願いいたします。
昔、
歯科医院にて
上顎前歯4本の神経を抜く治療
左右一番二番
上顎右奥歯7番の治療をし
説明なく神経を抜かれ
前歯左右一番
上顎右7番を差し歯にしました。
前歯の治療からするか
奥歯から治療したいかを聞かれたので
前歯からと言い
前歯が終わり
奥歯の神経を抜いた後の消毒の際
「前歯は根が1本だから消毒は一回でいいんだけど
奥歯は根が3本だから3回消毒しないとダメなんだよ!
と根の中に詰めていた?粘土みたいな物を見せられながら言われました」
数年後
10年も経たないうちに
簡単だと言っていた前歯4本
奥歯に膿が溜まりました
薬が入ってなかったようです
充填?がされていないと言っていました。
こんな事って普通あり得るのでしょうか? |
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井野泰伸 2026/01/24(Sat) 09:07
こんにちは、歯内療法専門医をしていますが、
>こんな事って普通あり得るのでしょうか?
治療に不信感が出てしまいますが、極たまにあることですね。
一般的に言われるのは、日本の根管治療の成功率は50%前後と言われるので2本治療すれば1本は膿んでしまいます。
それを回避するには簡単に神経を取らないことになりますので、今後は神経は守られた方がいいと思います。
また膿んだ理由というのは薬(ガッタパーチャー・ゴム)の入り方ではなく、細菌感染によるものです。
口の中は細菌だらけであり、この細菌が根管(神経管)に入り込むとそこで増殖をして膿んできます。
ただ、文献上はきちんと根の先までガッタパーチャーが入っていた方が膿みにくいとはなっています。
神経の治療は手探りで行い、歯科医師の技量がモロに出る治療なので4本中4本に病変があるようなら、今後その先生の治療は避けた方がいいような気もします^^;
再根管治療は初回根管治療より成功率が落ちますし、たぶん次が最後の治療となるので、先生選びは慎重にされた方がいいと思いますよ。
おだいじに
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| 回答2 |
Dr.ふなちゃん 2026/01/24(Sat) 09:52
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
根っこの治療は歯科医であれば誰でもできますし、神経を抜いて作った穴に薬を詰めておくいわゆる抜髄治療も歯学部を卒後すぐから、以前は学生実習(臨床研修)でも、行うような単純な治療です。
ただし、その抜髄治療の長期的な予後を追っていくと大変難しい治療ということになります。
短期的に見れば簡単で単純な治療だけれど、長期的に見ればとても難しい治療ですから、若いうちに安易に神経を抜くような治療に進まない事が望まれます。
そのため、虫歯を作らないように小さな頃からずっと歯磨きをしっかりしたり、定期的に歯科医院に通院して専門家によるチェックとクリーニングを受けておき、自分で気づかないくらいの小さなうちにしっかりと虫歯治療を受けておくことが推奨されています。
また、歯並びが悪いからといって矯正治療を受けることなく抜髄治療に進んでセラミックや人工物で歯並びをよく見せる為の便宜抜髄を選択しないことが推奨されると思います。(とはいえ、見た目改善目的の矯正治療は保険適用外治療となりますから保険診療の範囲内では選択することはできません)。
一般的な歯科治療の予後調査は10年までのものが多く、20年の経過を追ってなされるものは非常に少ないため、10年問題なく持てば良いという程度のものとお考えいただいておくと、再治療が必要な時期が来たのだとお考えいただくことができると思います。
問題を生じておられるならば、再治療を受けられる野が良いですね。保険適用で可能です。
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| 返信1 |
ピピコ 2026/01/24(Sat) 18:38
先生方、ありがとうございます。
ベテランの50代位の歯科医師でした。
技量は、歯科医師になりたての先生、
ベテランと言うのは関係ないのでしょうか?
また、歯根嚢胞の歯根端切除は
普通の歯科医院(口腔外科)では
治療に時間がかかり
してもらえないのでしょうか?
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| 回答3 |
Dr.ふなちゃん 2026/01/26(Mon) 10:47
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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ベテランも全くのなりたてでなければ早さは異なってくるでしょうが、仕上がりはあまり変わらないですね。
これはどの技術職にも当てはまると思います。慣れれば早くなりますが、上手く完璧に仕上げることにこだわるかは別物になりますからね。
ということで、昨今は自費での根管治療(歯内療法)が人気になってきています。
保険治療と自費治療では収益が全く異なってくるので、現実的な頑張り甲斐があるので、上手くなっていくための努力と研鑽と知識のブラッシュアップを欠かさない歯科医が多くなってくるからでしょうね。ただ、自費治療では 1本の根管治療だけで数万円はしますし、自費で根管治療を受けるとその後の治療(支台築造や冠治療)がすべて同じ歯科医院では自費治療になるため総額がかなり高くなってしまいますから選択できる方は限定されてしまうでしょう。
歯根嚢胞の歯根端切除術も普通の口腔外科で行ってくれますし、一般歯科でも行ってくれるでしょう。保険診療で歯内療法と同じように可能になっています。
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| 回答4 |
井野泰伸 2026/01/27(Tue) 18:25
>ベテランの50代位の歯科医師でした。
>技量は、歯科医師になりたての先生、ベテランと言うのは関係ないのでしょうか?
年齢が高いから上手ということはまずないですね。
正直手先の器用な人だったら、卒業5年目ぐらいでトップクラスの技術を得ることもできますし、仕事をいやいや惰性でやっていれば何年やっても上手にはなりません。
特に根管治療は0.1mm以下の単位の仕事になるので、器用・不器用がモロに出ていまいますし、一般的にに歯科医師誰しも苦手意識のある分野の治療です。
>また、歯根嚢胞の歯根端切除は普通の歯科医院(口腔外科)では
治療に時間がかかりしてもらえないのでしょうか?
やってもらえると思いますが、根の先を切って膿の袋ごと出す昔ながらの歯根端切除より、歯内療法専門医が顕微鏡下で行う外科的歯内療法の方が成功率は30%以上高いので、専門的な知識をもった人間が行う術式なのかにもよって歯が残る・残らないの差は出てしまいます。
歯を残したのであれば、保存分野が得意な先生を探された方がいいと思いますよ。
おだいじに
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| 返信2 |
ピピコ 2026/01/27(Tue) 21:13
治療を受ける側の患者からしたら
歯医者は治療を受ける場所
悪い所を治してくれる場所なので
歯科医師の技量は治療を受けてみないとわからない
ので選ぶのが難しいです。
先生方、
ありがとうございました。
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