| 質問 |
ねこなし 2026/05/22(Fri) 22:47
娘(15歳)の歯科治療についてご相談させてください。
先日、矯正治療に伴い上顎の第3番の歯髄が部分的に壊死していることが判明しました。
レントゲンでは根尖病巣は見られず、痛みや違和感などの自覚症状はありません。歯の色は2年ほど前(ワイヤー装着から数か月後)から変色し始め、今は薄いグレーです。色の変化がゆっくりだったため、発見したのは1か月ほど前でした。電気診断では2回に1回反応があり、冷刺激の反応はありませんでした。
年齢が若いため、可能な限り歯の寿命を延ばす治療を希望しております。根管治療に進むにあたり、以下の2案のどちらが長期的に歯を残せる可能性が高いか判断がつかず、アドバイスをいただけますでしょうか。
案@
かかりつけの一般歯科でまず根管治療を行い、詰め物はガッタパーチャ等の再治療可能な材料を使用する。
その後、感染や症状が出た場合に歯内療法専門医で再根管治療を受ける(再治療は1回までを想定)。
案A
初回から歯内療法専門医で根管治療を行い、詰め物はMTAセメント等の再治療が難しい材料を使用する。
また、歯髄が一部生存しているため断髄法(歯髄保存治療)の適用が可能であれば、まずその選択肢を受けさせたいと考えています。
かかりつけでは断髄法が実施できないため、断髄法の適応確認のために最初から歯内療法専門医を受診することになりますが、断髄法が不適用だった場合は、初回に専門医でMTA等を用いた治療を行うと再治療の選択肢が制限される点が懸念です。
つきましては、長期的に歯を残す観点からのご意見(@とAの比較)、断髄法の適応判断基準、再治療のリスクや破折リスクに関する見解を教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。 |
| 回答1 |
井野泰伸 2026/05/23(Sat) 14:16
心配であったら最初から歯内療法専門医か保存専門医に診てもらった方がいいと思いますよ。
初回根管治療からMTAを使うともし治療が上手く行かなければ外科的歯内療法となり
外科処置の前に本来出来る再根管治療を受けれなくなります。
また初回根管治療からMTAセメントを使う専門医もかなり限られるので根管充填材料の種類なども心配であれば聞かれた方がいいと思います。
個人的には15歳であれば年齢に的にもたぶん根尖は完成されていると思うので、根尖さえ完成していればガッタパーチャーを使用しますけどね。
ご自身で色々調べられるより一度専門医の歯科医院で相談してもらった方がいいと思います。
断髄などは色々調べないと適応症かは分からないので、そういった希望も相談されてみてください。
おだいじに
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| 回答2 |
Dr.ふなちゃん 2026/05/23(Sat) 20:18
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。矯正治療によって歯髄が失活してしまった場合、移動量が大きすぎたのに早期に移動させてしまったためという場合もあれば、トルクが不十分で歯根尖が骨内にうまく入っていないという場合なども考えられるかもしれないと思いました。
後者の場合は、トルクの追加という矯正の移動の追加が必要な場合がある場合があると思いました。
CT撮影によりわかる場合があるので、歯内療法を担当する歯科医と矯正医に連携をとってもらうのが良いと思います。
MTAが必要なのか?ガッタパーチャで良いのか?断髄が良いのか?はここではわかりません。矯正医から根管治療を担当する歯科医に紹介状を書いてもらうと良いと思います。専門医から専門医への紹介はしやすいのではないかと思いますが、それも地域事情によると思います。
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| 返信1 |
ねこなし 2026/05/25(Mon) 00:32
井野先生
ご回答ありがとうございます。
専門医はホームページでMTAを謳っているところが多かったため充填はMTAと思っていましたが、初回根管治療はそうではない専門医があるということですね。問い合わせてみたいと思います。
船橋先生
ご回答ありがとうございます。
「トルクが不十分で歯根尖が骨内にうまく入っていないという場合」について、移動する前は歯根尖は骨内にあると思いますが、「トルクが大きすぎて」歯根尖が骨から出てしまうというのではなく、「トルクが不十分で」というところが理解できませんでした。すみませんが解説をお願いできないでしょうか。
この現象はフェネストレーションに相当するのでしょうか。
また、「トルクの追加という矯正の移動の追加が必要な場合がある」とのことですが、追加矯正により歯根尖が骨外から骨内に入ってくる可能性があるということでしょうか。
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| 回答3 |
Dr.ふなちゃん 2026/05/25(Mon) 14:48
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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トルクの追加になるのか、不足になるのかはケースバイケースですが、基本的に歯根の成長に伴って歯槽骨はできますから矯正前は骨内に歯根があるのが基本です。
人為的に移動させることで無理が生じてしまう場合があり、失活したりする場合があります。(偶発症。リスクゼロにできない。)
追加矯正では歯根の位置に問題があればそれを修正することが可能ですから、CT撮影して矯正医に依頼をかける場合があると思いました。
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