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タイトル オーラルクロマの結果と、実際の口臭の関係
相談者 らでぃっしゅ
年齢 27 歳
性別 女性
地域 非公開
職業 非公開

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質問 - らでぃっしゅ 2015/04/12(Sun) 09:47
回答1 - 樋口 均也 2015/04/13(Mon) 00:50
返信1 - らでぃっしゅ 2015/04/13(Mon) 08:46
回答2 - 樋口 均也 2015/04/18(Sat) 02:16
返信2 - らでぃっしゅ 2015/04/22(Wed) 22:44
回答3 - 樋口 均也 2015/04/28(Tue) 00:44

  過去の質問 1 - 2015/04/11(Sat) 23:06 - 抜歯後に歯茎の腫れが続き入れ歯が合わず歯茎だけの…


質問 らでぃっしゅ 2015/04/12(Sun) 09:47

こんにちは。
オーラルクロマと口臭の関係で、ご質問させてください。

約1ヶ月半前から、口臭外来へ通院している者です。

約1ヶ月半前のオーラルクロマの測定では
硫化水素が約500、メチルメルカプタンが約110、ジメチルサルファイドは閾値以下でした。

医院での指導のおかげもあり、
・1か月前の測定では、全ての数値で閾値以下
・1週間前の測定では、硫化水素とメチルメルカプタンが閾値以下、ジメチルサルファイドが約10と
ジメチルサルファイドだけ、わずかに閾値を上回っていた程度でした。

歯科医からは、唾液の臭いがわずかにするが
不快なレベルではないと言われ、少しほっとしていました。

ですが周囲からは、まだ臭いがあると指摘されてしまいます。
生理的口臭のように、一時的なものではなく、常に臭いがあるようです。
(職場で臭いについて話している声が聞こえた、
家族はどんな臭いかまでは言わないが、臭いがあることは認めていた)

オーラルクロマで数値が低い場合でも
他人を不快にするレベルの口臭が常時、発生してしまうことはあるのでしょうか。

測定結果のうち、数値が低い結果が1回だけなら、その時たまたま低かった、とも思えるのですが
2回とも数値が低く、歯科医からも安定して下がっていると言われているのに、まだ臭いを指摘されてしまうので
正直、なぜ?と困惑しています。

これ以上はもう良くならないのかなと、不安も過ります。
絶対に改善させたいのですが…。

通院している歯科医にも問い合わせている最中ですが
セカンドオピニオンも含めて、口臭の分野に強い先生方からの
ご意見も頂戴できたらと思っております。

よろしくお願い致します。
回答1 樋口 均也 2015/04/13(Mon) 00:50

ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。

こんにちは。

オーラルクロマは3種類の硫黄化合物の濃度を調べる機械です。ここで理解しておいていただきたいことは硫黄化合物の濃度と口臭の強さに関連はありますが、全く一緒というわけではないという点です。

口臭の原因物質は硫黄化合物だけではありません。オーラルクロマの数値が閾値以下であっても、硫黄以外の口臭原因物質が発生しているかもしれません。
返信1 らでぃっしゅ 2015/04/13(Mon) 08:46

樋口先生
ご回答ありがとうございます。
分かりやすく解説いただき、理解できました。

確かに硫黄化合物の量を計る機械なので
硫黄化合物以外の物質は計測されないですものね。

口臭の原因物質の代表的なものは硫黄化合物だと
伺ったことがあるのですが
硫黄化合物以外が口臭の原因となっているとしたら
どういった原因が考えられるのでしょうか。

それを把握して解決しないと、
改善には繋がらないということですよね。
回答2 樋口 均也 2015/04/18(Sat) 02:16

ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。

こんにちは。

口臭の原因物質には硫黄化合物以外にも窒素化合物、インドール、スカトール、脂肪酸、ケトン体、カダベリンなどなど、さまざまなものがあります。
返信2 らでぃっしゅ 2015/04/22(Wed) 22:44

樋口先生

度々のご回答ありがとうございます。

窒素化合物、インドール、スカトール、脂肪酸、ケトン体、カデベリンなど…
様々な原因物資があるのですね。

自分でも少し調べてみましたが、

◯インドール、スカトール
=尿のような臭い。歯周病も原因となり得る。口腔内の細菌が酵素を分解する時に発生。

◯ケトン体
=脂肪を燃焼する際に発生。ケトン臭はダイエット臭とも呼ばれる。糖尿病の可能性もある。口臭だけでなく尿も臭うことがある。

◯カデベリン
=動物の腐敗臭。肉や魚が腐ったときに発生。

簡単な内容ですが、以上を把握することができました。
(窒素化合物、脂肪酸については
調べきれていません)

それらを踏まえて、下記ご質問がございます。

・インドール、スカトール、カデベリンは口腔由来の臭気物資となるのでしょうか?
どのようにすれば、臭気の発生は防げるのでしょうか?

・ケトン体は口腔の環境ではなく、体質や生活を改善する必要がある、ということでしょうか?

・上記の物資は、オーラルクロマでは検出不可でも、ハリメーター等の機械であれば検出されるのでしょうか?


自分で調べられれば良いのですが
どうしても限界があり、再度ご質問させていただきました。

ご多忙の中しつこいようで申し訳ありませんが、あと少し、お力をお貸しいただけましたら幸いです。
回答3 樋口 均也 2015/04/28(Tue) 00:44

ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。

こんにちは。

口臭の原因物質は多種多様です。それぞれの原因物質に対する対策を考えて、それぞれ実行することは実際上不可能です。原因物質は食物残渣、血液、浸出液、剥離粘膜上皮などが分解されて生じます。これらが口腔内に増えないように口の中を清潔にすることが口臭の発生を抑制する一つの対策です。

粘膜や唾液の状態が正常であることも必要です。口臭に対する認識の仕方やストレスなどの心理・社会的要因も関与することが多くあります。これらのコンディションを整えることも重要です。

オーラルクロマもハリメーターも揮発性硫黄化合靴の濃度を計測する機械です。窒素化合物、インドール、スカトール、脂肪酸、ケトン体、カダベリンなどを調べることはできません。比較的多くの口臭原因物質を調べることができる機械にはBBチェッカーがあります。

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