質問 |
マゴ 2023/12/20(Wed) 06:59
いつも相談に乗って頂きありがとうございます。
右上7は欠損、6も破折しており抜歯間近です。
左上7.6.5.4番の治療にあたり
かかりつけ医では、「金合金のほうがレジンより剥がれたりしづらく二次カリエスになりづらい。右が使えないため左側で噛むことになるから、耐久性のある金合金がよい」と金合金を勧められました。
セカンドオピニオン先の医師には、「レジンは接着するけど、金合金はセメントで付けるので、レジンのほうが二次カリエスになりづらい。金でなくレジンでよいのではないか」と言われました。
どちらの意見をとるか迷っています。
金だとアンレーになり、削る量が多いのが嫌ですが、
よく使う奥歯では耐久性があるからレジンより良いのでしょうか?
それとも、保険のレジンだと2年以内の詰め直しができないことがネックなのであり、
自費のレジンでこまめに治すのがベストと考えたら良いのでしょうか?
(しかしレジンつめなおしの際に歯を削るから、そちらの方が結局は削る量が多くなったりしますか?)
ご意見頂けたらありがたいです。よろしくお願いいたしますm(_ _)m |
回答1 |
加藤 道夫 2023/12/20(Wed) 07:54
マゴ さんこんにちは。
右上6番は破折しており抜歯間近なのですね。
1度TCHをチェックしてみてはいかがでしょうか?
https://www.ha-channel-88.com/jiten/tch.html
左上7.6.5.4番の治療にあたり
先生や技工士の腕
によって変わってくると思います。
例えば
先生がう蝕検知液を使用し、虫歯をきっちり取り除いて治療している。
マイクロスコープや拡大鏡を使用してきっちり治療をしている
技工士さんが丁寧に金合金を仕上げてくる
これによって変わってくると思います。
どちらが良いかはその先生の臨床の結果がその先生の治療の仕方で答えがあるのではないかとも思います。
ですから、治療をしてもらう先生と相談するのがベストだと思います。
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回答2 |
Dr.ふなちゃん 2023/12/20(Wed) 15:33
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
〉保険のレジンだと2年以内の詰め直しができないことがネックなのであり、
レジン充填の保険に2年の縛りはないと思います。
再治療が必要になれば都度保険適用で可能でしょう。
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返信1 |
マゴ 2023/12/20(Wed) 18:05
加藤先生
ご回答ありがとうございます。
治療した歯が多いために噛み合わせが悪くなりTCHの自覚は確かにあります。
ふなちゃん先生
いつもご回答ありがとうございます。
かかりつけ医が、金で治療する前段階として仮充填したレジンが数ヶ月で剥離しているというので、治療方針が決まるまでとりあえず再充填お願いしたところ、
「2年以内は保険で同じ歯を治療できないんだよ!」と声を荒げたのですが、レジンは2年ルールの適用外なのですか?
びっくりしています。
セカンドオピニオン先は、「う蝕検知液を使用し、スプーンエキスカベーター使用し、レジン充填」
かかりつけ医は「マイクロスコープとラバーダムを使用し、キュイーンとドリルで削って金歯アンレー」
ですが、どちらがよいと思われますか?
そもそもかかりつけ医の言った2年ルールが本当でないなら、
かかりつけ医はやめたほうが良いのでしょうか。。
ご意見頂けたらありがたいです。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m
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回答3 |
Dr.ふなちゃん 2023/12/20(Wed) 22:20
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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冠でなければ歯面がまだ残るのでそこが虫歯になる事はありますから補管の対象外です。
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返信2 |
マゴ 2023/12/21(Thu) 08:51
ふなちゃん先生
重ねてのご回答ありがとうございます。
直接法のレジンは2年ルールの縛りなしということですね。
ありがとうございます。
「う蝕検知液を使用し、スプーンエキスカベーター使用し、レジン充填」
の治療と、
「マイクロスコープとラバーダムを使用し、キュイーンとドリルで削って金歯アンレー」
の治療について、引き続き迷っています。
ご意見頂けたらありがたいです。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m
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回答4 |
Dr.ふなちゃん 2023/12/21(Thu) 11:23
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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〉「う蝕検知液を使用し、スプーンエキスカベーター使用し、レジン充填」
の治療と、
「マイクロスコープとラバーダムを使用し、キュイーンとドリルで削って金歯アンレー」
どちらを選ぶか?はご本人が決めてください。
とりあえず、前者はごく普通の虫歯治療です。口の中で盛ったり充填する為のレジンは物性的に咬合維持に役立ちません。削れていく宿命の材料だからです。
噛み合わせを変化させない必要があるならばジルコニアかメタル修復になるでしょう。ハイブリッドセラミックもまだ6番までならばというレベルになっていますよね。(保険適用でという事はそれだけのエビデンスを国が認めたという事になります)
基本的にマイクロスコープはいつ何の為に使うのか?ラバーダムも同じです。要らない時にわざわざ使わなくても…と思う歯科医は多そうです。
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返信3 |
マゴ 2023/12/21(Thu) 23:23
Dr.ふなちゃん先生
重ねてのご回答ありがとうございます。
前者は普通の虫歯治療、後者は咬合維持を考慮した治療なのですね。
第二臼歯なので、かかりつけ医はそれも考慮してくれているのだと
すごくよく理解でき、納得できました。
マイクロスコープ、ラバーダムのことも、必要に応じて使うのなら意味があるのですね。
本当にいつもありがとうございます。
今後もお世話になる際はよろしくお願いいたしますm(_ _)m
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