質問 |
maimaron 2024/02/19(Mon) 16:03
お世話になります。
子供の歯についてご回答いただきたく投稿させていただきます。
5歳2ヶ月娘です。
乳歯Aのうち1本、1年前に虫歯で根管治療済みです。
治療後すぐにフィステルができ、
再治療を2回しました。
先週また以前ほど大きくないものの
フィステルができ、
気がつかないうちに歯ブラシで潰れたのか
なくなっていました。
かかりつけ医の先生はとても信頼できる方で、
抜歯になる可能性についても伺っているのですが
まだ5歳ということもあり不安です。
永久歯に影響するのが怖いのですが、
抜歯した方が良いでしょうか。
した場合、まだ5歳なので、保隙装置のつけ外しが
保育園でできるのか不安です。
つけていない時間が長いと、
永久歯の生える位置がおかしくなるのでしょうか。
前歯の保隙装置はどのようなもので、
見た目やつけ外しができるのかそのあたりも不安です。
よろしくお願い申し上げます。 |
回答1 |
Dr.ふなちゃん 2024/02/19(Mon) 21:54
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。主治医はどう言っていますか?
抜歯時期について判断する為はレントゲン撮影が必要だと思います。
乳歯Aはもっとも磨きやすく見えやすい歯ですが、虫歯にしてしまったのは困りましたね。
5歳2ヶ月でも生まれた時の体重や成長の速さで抜いてもすぐ後続永久歯が生えてくるお子さんもおられますし、いつまでも生えないお子さんもおられます。
多くの場合左右の同名歯は同じ早さで抜けたり生え変わりますから、患歯の反対側の歯と比較しながら根管治療済みの歯も抜歯時期を考えたりすると思います。
レントゲン写真を持っている主治医に相談されるのが良いと思います。
前歯が痛かったりなければ前で物をかじり取る事をしなくなったりして顎の成長方向に影響を与える筋肉が上手く育たない為歯並びに問題を生じたりしますが、歯並びは矯正治療でいずれ治す事もできます。
何も問題がなく健康ない歯で色々なものをしっかり噛める健康なお子さんより条件が悪くなっているのはすでに致し方ないので、おかかりの歯科医とよくご相談しながら必要な治療を受けて行く事になるのでしょう。
前歯に保隙装置を入れる事はないでしょう。
前歯が生えている歯槽部をしっかり成長させることが必要な時期ですからね。
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回答2 |
山田 豊和 2024/02/20(Tue) 09:27
おはようございます。
上顎Aにフィステルができて治らないようですね。
実際に診察したわけではないので推測にはなりますが永久歯が萌出中なのでそれなりに歯根吸収してきていると思います。
永久歯がほんのそこまで生えてきていて歯根吸収が進んでいる場合はフィステルは治らないことが多いです、この時は抜歯を選ぶと思います。
歯根吸収がわずかで歯根長があればフィステルは治るので通法の根管治療を行います、ただし根管充填は吸収性のある根充剤を使います。
乳歯のフィステル http://yamadashika.jugem.jp/?cid=107
>永久歯に影響するのが怖いのですが、
年齢から考えると後継永久歯の歯冠はすでに完成しているので永久歯の形成には影響ありません、ご安心ください。
>抜歯した方が良いでしょうか。
歯根が吸収されて短くなっていれば抜歯も考えていいと思います。
>まだ5歳なので、保隙装置のつけ外しが
通常前歯の保隙装置は作りません。
>永久歯の生える位置がおかしくなるのでしょうか。
永久歯の萌出が少し遅れるかもしれませんが萌出位置は正常なところに生えてくると思います。
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回答3 |
森川 2024/02/21(Wed) 09:44
山田先生が書かれているように、永久歯の形成への影響は無視できると考えますので、症状が落ち着いているのなら放置(経過観察)と判断する場合もあるでしょうし、抜歯が適当と判断する場合もあります。状況次第なので実際に診察している担当医でないとわからないですかね。
あと保隙装置に関しては船橋先生、山田先生も書かれているように、5歳で上顎前歯という状況では使わないのが一般的かと思います。
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